◇第108回日本選手権(6月27日~30日/新潟・デンカビッグスワンスタジアム)4日目
パリ五輪代表選考会を兼ねた日本選手権の4日目に行われた女子走幅跳は、秦澄美鈴(住友電工)が6m56(+1.4)を跳んで4連覇を達成。パリ五輪参加標準記録(6m86)を突破していたため、パリ五輪代表に内定した。22年オレゴン、23年ブダペストと世界選手権2大会連続出場だが、初のオリンピックをつかんだ。
雨が降り続くなか、1回目は6m17(+0.9)、2回目6m37(+0.8)、3回目に6m41(+1.2)と徐々に記録を伸ばしていくも「前半試技は起きていたかな?というくらいでした」と苦笑いする。
それでも最終6回目に6m56(+1.4)と記録を伸ばして優勝。ここまで「ケガではなかったですが、調子が少し崩れていたのもあり、練習が100%積めていた状態ではなかったので、できる範囲で試合をこなしながら練習をできる範囲でこなしてきました」と言う。
過去2回の世界選手権は予選落ちに終わっており、「出場が決まったのはうれしいですが、まだ結果を残せたわけじゃない。出場が決まって良かったとは思い切れない」。まずは3度目の“世界”で、「自分の気持ちをコントロールして、自分の跳躍をしたい」。
あと1ヵ月で、秦らしいジャンプを見せるための準備に入る。
【動画】優勝でパリ五輪決定!女子走幅跳・秦澄美鈴の跳躍をチェック
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.17
2025.11.16
橋岡優輝が家族での初教室「楽しみながら陸上に触れて」
-
2025.11.14
-
2025.11.13
-
2025.11.15
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.19
「大阪から世界へ」OSAKA夢プログラム報告会が開催!ハンマー投・福田翔大「北京、ロスとさらに多くの代表を」
公益財団法人大阪陸上競技協会が展開する選手サポートプログラム「OSAKA夢プログラム」の第Ⅲ期報告会が11月18日、大阪市内のホテルで開催された。 東京世界選手権に出場した男子ハンマー投の福田翔大(住友電工)、女子100 […]
2025.11.18
国内外のレースでトップアスリートたちが好記録を樹⽴! On「Cloudboom Strike」日本長距離界のホープ・篠原倖太朗がその魅力を語る
スイスのスポーツブランド「On(オン)」が昨夏に発売したマラソンレースに特化したレーシングシューズ「Cloudboom Strike(クラウドブーム ストライク)」の人気が止まらない。 抜群の履き心地、通気性、サポート力 […]
2025.11.18
中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V
中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目大会最年少優勝を果たした。この記録はU18世界歴代4位タイ、U2 […]
2025.11.17
クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒
一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025