HOME 国内、海外

2024.06.03

賞金総額15億円!! 世界陸連が新たな世界一決定戦を創設!26年9月にブダペストで第1回大会開催
賞金総額15億円!! 世界陸連が新たな世界一決定戦を創設!26年9月にブダペストで第1回大会開催

世界陸連は26年に世界陸上アルティメット選手権をブダペストで実施することを発表した

世界陸連は6月3日、新たな選手権「世界陸上アルティメット選手権」を立ち上げることを発表した。

新たに立ち上がった大会は、「世界選手権王者」「五輪王者」「ダイヤモンドリーグ覇者」「年間最優秀選手」が対戦し、究極のチャンピオンを決める画期的なイベントとして実施。

陸上競技では史上最高額となる総額1000万ドル(約15億5千万円)の賞金が設定され、各種目の優勝者には15万ドル(約2350万円)が贈られることが発表された。

広告の下にコンテンツが続きます

この大会は世界選手権が開催されない偶数年に実施。第1回大会は2026年9月11日から13日の3日間、ハンガリー・ブダペストで行われ、夏の陸上シーズンを締めくくる一大イベントとなる。

世界陸連は5月31日に、陸上競技をより魅力的なものとするために、新たなかたちでの競技会の実施を目指すことを発表しており、今大会は「スリリングでスピーディーな陸上競技になる」としている。3日間の午前、午後セッションはいずれも3時間未満のタイムテーブルを設定。午後セッションに決勝を行うという。

各種目の出場選手は8人から16人を想定しており、選手選考は主に世界ランキングに基づいて実施される。

世界陸連のセバスチャン・コー会長は「最高の選手だけが出場し、準決勝と決勝が行われる。アルティメット・チャンピオンになるには、すぐに実力を出さなければならないというプレッシャーが掛かる試合になるだろう」と語り、「陸上競技界の大スターばかりが出場する大会は世界的なイベントになる」と話している。

また、高額な賞金が設定されたことについて、世界陸連は「アスリートへの報酬を増やすことは、陸上競技の認知度を高めるという世界陸連の取り組みの一環。大会に出場するすべてのアスリートに報酬が支払われ、選手たち自身の価値を高めることになるだろう」としている。

世界陸連は6月3日、新たな選手権「世界陸上アルティメット選手権」を立ち上げることを発表した。 新たに立ち上がった大会は、「世界選手権王者」「五輪王者」「ダイヤモンドリーグ覇者」「年間最優秀選手」が対戦し、究極のチャンピオンを決める画期的なイベントとして実施。 陸上競技では史上最高額となる総額1000万ドル(約15億5千万円)の賞金が設定され、各種目の優勝者には15万ドル(約2350万円)が贈られることが発表された。 この大会は世界選手権が開催されない偶数年に実施。第1回大会は2026年9月11日から13日の3日間、ハンガリー・ブダペストで行われ、夏の陸上シーズンを締めくくる一大イベントとなる。 世界陸連は5月31日に、陸上競技をより魅力的なものとするために、新たなかたちでの競技会の実施を目指すことを発表しており、今大会は「スリリングでスピーディーな陸上競技になる」としている。3日間の午前、午後セッションはいずれも3時間未満のタイムテーブルを設定。午後セッションに決勝を行うという。 各種目の出場選手は8人から16人を想定しており、選手選考は主に世界ランキングに基づいて実施される。 世界陸連のセバスチャン・コー会長は「最高の選手だけが出場し、準決勝と決勝が行われる。アルティメット・チャンピオンになるには、すぐに実力を出さなければならないというプレッシャーが掛かる試合になるだろう」と語り、「陸上競技界の大スターばかりが出場する大会は世界的なイベントになる」と話している。 また、高額な賞金が設定されたことについて、世界陸連は「アスリートへの報酬を増やすことは、陸上競技の認知度を高めるという世界陸連の取り組みの一環。大会に出場するすべてのアスリートに報酬が支払われ、選手たち自身の価値を高めることになるだろう」としている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.17

クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]

NEWS 長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

2025.11.17

長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]

NEWS 男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

2025.11.17

男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの第4戦「クロス・インターナショナル・デ・ソリア」が11月16日、スペイン北部のソリアで開催され、男子(8km)はM.キプサング(ケニア)が23分10秒で優勝した。 キプサ […]

NEWS 女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得

2025.11.17

女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得

女子砲丸投の五輪・世界選手権金メダリストの鞏立姣(中国)が現役を引退することがわかった。 鞏立姣は東京五輪で金メダルを獲得している36歳。世界選手権では2017年ロンドン、19年ドーハ大会で2連覇している。 18歳で初出 […]

NEWS 佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

2025.11.16

佐久長聖2時間4分57秒で27連覇 長野東1時間8分10秒でV17 地区代表は2年連続で長野日大&新潟一/北信越高校駅伝

北信越高校駅伝が11月16日、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムを発着とする駅伝周回コースで行われ、男子(7区間42.195Km)は佐久長聖(長野)が2時間4分57秒で27連覇を決めた。女子(5区間21.0975Km) […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top