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2024.06.03

800m高校記録保持者・落合晃は大会新V 比叡山が男子両リレーで大会記録更新 2年生・保田美羽3冠/IH滋賀県大会
800m高校記録保持者・落合晃は大会新V 比叡山が男子両リレーで大会記録更新 2年生・保田美羽3冠/IH滋賀県大会

23年IH近畿大会に出場した増山煌冨

7月から8月にかけて行われる福岡インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

滋賀県大会は5月30日~6月1日の3日間、彦根総合スポーツ公園競技場で行われた。

男子800mでは5月に1分46秒54の高校記録を打ち立てた落合晃(滋賀学園3)が実力を発揮。昨年、自身が更新した大会新記録を0.68秒更新する1分49秒43でトップに立った。また、落合のペースに乗って2位・菅原爽(草津東3)も1分52秒67の自己ベストで続いた。

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男子リレー種目では比叡山が2種目で大会新記録を樹立した。4×100mリレーでは準決勝を大会新記録の40秒59をマークすると、決勝でも41秒17の快走を見せて優勝。最終種目の4×400mリレーでは、大会記録を5年ぶりに0.04秒更新する3分15秒08で制している。

4×100mリレーで1走を務めた増山煌冨(3年)は、100m(10秒62/+0.4)と200m(21秒58/+0.7)でも1位となり、3冠を達成している。

女子は2年生の津本瑛夏(草津東)が大活躍を見せた。400mを55秒20の大会新記録で制すると、200mでも24秒97(+0.3)で2種目を制覇。両種目では、氏原楓(彦根翔西館2)がともに2位に食い込んだ。

女子100mを12秒23(+0.1)で制した保田美羽(近江2)は、走幅跳(5m78/+0.1)でも快勝。三段跳では11m20(+1.4)で2位と健闘。保田は4×100mリレーでも2走を務め、チームの優勝に貢献している。

男子総合は、トラック種目で得点を積み上げた比叡山が160点でトップに。女子総合は草津東が181.5点で優勝した。

近畿大会は6月13日から4日間、大阪・ヤンマースタジアム長居、ヤンマーフィールド長居で行われる。

7月から8月にかけて行われる福岡インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 滋賀県大会は5月30日~6月1日の3日間、彦根総合スポーツ公園競技場で行われた。 男子800mでは5月に1分46秒54の高校記録を打ち立てた落合晃(滋賀学園3)が実力を発揮。昨年、自身が更新した大会新記録を0.68秒更新する1分49秒43でトップに立った。また、落合のペースに乗って2位・菅原爽(草津東3)も1分52秒67の自己ベストで続いた。 男子リレー種目では比叡山が2種目で大会新記録を樹立した。4×100mリレーでは準決勝を大会新記録の40秒59をマークすると、決勝でも41秒17の快走を見せて優勝。最終種目の4×400mリレーでは、大会記録を5年ぶりに0.04秒更新する3分15秒08で制している。 4×100mリレーで1走を務めた増山煌冨(3年)は、100m(10秒62/+0.4)と200m(21秒58/+0.7)でも1位となり、3冠を達成している。 女子は2年生の津本瑛夏(草津東)が大活躍を見せた。400mを55秒20の大会新記録で制すると、200mでも24秒97(+0.3)で2種目を制覇。両種目では、氏原楓(彦根翔西館2)がともに2位に食い込んだ。 女子100mを12秒23(+0.1)で制した保田美羽(近江2)は、走幅跳(5m78/+0.1)でも快勝。三段跳では11m20(+1.4)で2位と健闘。保田は4×100mリレーでも2走を務め、チームの優勝に貢献している。 男子総合は、トラック種目で得点を積み上げた比叡山が160点でトップに。女子総合は草津東が181.5点で優勝した。 近畿大会は6月13日から4日間、大阪・ヤンマースタジアム長居、ヤンマーフィールド長居で行われる。

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