東京2025世界陸上財団は5月31日に開いた評議員会で、新たな理事に日本陸連の田﨑博道専務理事と、東京都の古屋留美生活文化スポーツ局長を選任したと発表した。風間明氏(日本陸連副会長)と、横山英樹氏(前東京都生活文化スポーツ局長)の退任意向を受けたもの。
2023年6月から専務理事を務める田﨑氏は、静岡県出身の67歳で慶大卒。1976年には日本選手権の100mで優勝した実績がある。選任理由について、「陸上競技や大会運営等に関して運営の中心的な役割のほか、大会運営組織の組織運営や業務執行等について適切に関与することが期待でき、理事として適任である」とされている。
56歳の古屋氏は都のスポーツ振興を所管し、東京2025世界陸上・東京2025デフリンピックを担当。2021年東京五輪の文化プログラムなどを担っており、「建設局次長や生活文化スポーツ局理事(文化振興担当)として組織管理や執行統制に関わるなど、組織マネジメントに関しての豊富な知識・経験を有している」と選任理由が挙げられた。
財団は日本陸連会長の尾縣貢氏が会長を務めており、男子走高跳の戸邉直人(JAL)やアテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさんらが理事に名を連ねている。
世界選手権の東京での開催は1991年以来2度目で、国内では2007年大阪に続き17年ぶり3度目。2025年9月13日から21日の日程で国立競技場で開かれる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.24
女子はレムンゴルが2連覇達成 男子はサミュエルがV/全米学生クロカン
2025.11.24
七種競技女王・ホール NFLスター選手と婚約発表 マクローリン・レヴロンらも祝福
2025.11.24
バットクレッティ 今季初V 男子はキプサングがツアー3勝目/WAクロカンツアー
-
2025.11.24
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.24
女子はレムンゴルが2連覇達成 男子はサミュエルがV/全米学生クロカン
11月22日、米国ミズーリ州コロンビアで全米学生クロスカントリー選手権が行われ、女子(6km)はD.レムンゴル(アラバマ大/ケニア)が18分25秒4で連覇を飾った。 レムンゴルはケニア出身の23歳。23年秋にアラバマ大に […]
2025.11.24
七種競技女王・ホール NFLスター選手と婚約発表 マクローリン・レヴロンらも祝福
女子七種競技東京世界選手権金メダリストのA.ホール(米国)が婚約を自身のSNSで発表した。お相手はNFL選手でニューヨーク・ジャイアンツ所属のダリアス・スレイトンさん。「初めて出会った場所で、永遠を誓う」というテキストと […]
2025.11.24
バットクレッティ 今季初V 男子はキプサングがツアー3勝目/WAクロカンツアー
11月23日、世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールド第6戦のアタプエルカ国際クロスがスペイン・アタプエルカで行われ、女子(6.821km)はパリ五輪・東京世界選手権10000m銀メダリストのN.バットクレッティ […]
2025.11.24
円盤投・湯上剛輝が2大会ぶり世界一「やっと取れた」デフリンピック新の58m93
聴覚障害者のスポーツ国際大会、デフリンピックの陸上競技が行われ、男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)が金メダルを獲得した。 64m48の日本記録を持ち、今年の東京世界選手権にも出場した湯上。「理想の展開としては1回目にし […]
2025.11.24
3区で五島莉乃と廣中璃梨佳が熱走!東京世界陸上はじめ「日本代表」たちが力走/クイーンズ駅伝
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、「日本代表」 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025