HOME 高校

2024.05.29

昨年全国4位の5000m競歩・西山こと乃が貫禄V!女子短距離は西京が躍動 男子棒高跳は松井が4m65で連覇/IH山口県大会
昨年全国4位の5000m競歩・西山こと乃が貫禄V!女子短距離は西京が躍動 男子棒高跳は松井が4m65で連覇/IH山口県大会

西山こと乃(萩高)/23年インターハイ

福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

山口県大会は、5月25日~27日の3日間、山口市の維新みらいふスタジアムで開催された。男子では、中村遥斗(萩商工3)が100m(10秒65/-0.1)と200m(21秒41/+0.3)の2冠を達成。110mハードルを15秒14(+0.5)で制した小野友暉(萩3)は、1走を務めた4×100mリレーも41秒38の大会新で制して2種目優勝した。

棒高跳では松井大和(南陽工3)が4m65の好記録で連覇。大会の男子最優秀選手に選ばれた。また砲丸投では土居慶士郎(宇部工3)も13m43で連覇を飾っている。

広告の下にコンテンツが続きます

女子では5000m競歩に昨年のインターハイ4位入賞の西山こと乃(萩3)が出場し、23分52秒66で完勝。大会記録を20秒以上も更新して女子最優秀選手にも選ばれた。

棒高跳にただ1人出場した山本明佳(南陽工3)は3m51を成功し、自身が持つ県高校記録9cm更新。その他にも山口七愛(下関商3)が走幅跳を5m27(+1.1)で連覇し、三段跳(10m77/-0.3)も制して2冠に輝いている。

スプリントは西京勢が躍動。100mハードルを14秒45(+0.4)で制した烏田歩美(3年)、400m(60秒26)と400mハードル(66秒10)で2冠した清水陽愛(3年)は、ともにリレーにも出場した。4×100mは烏田が1走を務めて49秒23でV。マイルリレーは3走を烏田、4走を清水とバトンをつなぎ、光との同タイム着差あり(0.001秒差)決戦を制し、それぞれ3種目Vを達成している。

学校対抗総合はトラック種目を中心に入賞を重ねた西京が2年連続の男女優勝。男子は102.5点、女子は122点を積み上げた。

中国大会は6月13日から4日間、鳥取市のヤマタスポーツパーク競技場で行われる。

福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 山口県大会は、5月25日~27日の3日間、山口市の維新みらいふスタジアムで開催された。男子では、中村遥斗(萩商工3)が100m(10秒65/-0.1)と200m(21秒41/+0.3)の2冠を達成。110mハードルを15秒14(+0.5)で制した小野友暉(萩3)は、1走を務めた4×100mリレーも41秒38の大会新で制して2種目優勝した。 棒高跳では松井大和(南陽工3)が4m65の好記録で連覇。大会の男子最優秀選手に選ばれた。また砲丸投では土居慶士郎(宇部工3)も13m43で連覇を飾っている。 女子では5000m競歩に昨年のインターハイ4位入賞の西山こと乃(萩3)が出場し、23分52秒66で完勝。大会記録を20秒以上も更新して女子最優秀選手にも選ばれた。 棒高跳にただ1人出場した山本明佳(南陽工3)は3m51を成功し、自身が持つ県高校記録9cm更新。その他にも山口七愛(下関商3)が走幅跳を5m27(+1.1)で連覇し、三段跳(10m77/-0.3)も制して2冠に輝いている。 スプリントは西京勢が躍動。100mハードルを14秒45(+0.4)で制した烏田歩美(3年)、400m(60秒26)と400mハードル(66秒10)で2冠した清水陽愛(3年)は、ともにリレーにも出場した。4×100mは烏田が1走を務めて49秒23でV。マイルリレーは3走を烏田、4走を清水とバトンをつなぎ、光との同タイム着差あり(0.001秒差)決戦を制し、それぞれ3種目Vを達成している。 学校対抗総合はトラック種目を中心に入賞を重ねた西京が2年連続の男女優勝。男子は102.5点、女子は122点を積み上げた。 中国大会は6月13日から4日間、鳥取市のヤマタスポーツパーク競技場で行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.07

編集部コラム「追いかけっこ」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ

2025.11.07

メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ

11月7日、実業団のメモリードは、27年3月をもって実業団陸上部としての活動を終了すると発表した。今後は「チーム単位での支援」から「個人アスリート支援」へと方針を転換し、陸上競技に限らず幅広いスポーツ分野の選手を対象に支 […]

NEWS 110mH学生世界一の阿部竜希がエターナルホスピタリティG内定!「勇往邁進の精神で」棒高跳・柄澤、短距離・木梨もアスナビ就職

2025.11.07

110mH学生世界一の阿部竜希がエターナルホスピタリティG内定!「勇往邁進の精神で」棒高跳・柄澤、短距離・木梨もアスナビ就職

公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)が実施するアスリート支援ナビゲーション「アスナビ」を活用し、陸上3選手の就職・内定が決まった。 男子110mハードルで13秒12(学生歴代3位、日本歴代4位)を持つ阿部竜希(順 […]

NEWS 日本陸連・有森裕子会長に岡山市市民栄誉賞「本市の名を高めることに特に顕著な功績」五輪2大会メダル

2025.11.07

日本陸連・有森裕子会長に岡山市市民栄誉賞「本市の名を高めることに特に顕著な功績」五輪2大会メダル

岡山市は11月7日、女子マラソンで五輪2大会連続メダリストの日本陸連・有森裕子会長に、岡山市市民栄誉賞を授与し同日授与式が執り行われた。 有森会長は岡山県岡山市出身の58歳。女子マラソンにおいて、1992年バルセロナ五輪 […]

NEWS 神奈川県高校駅伝で誤誘導により4校記録無効 嘆願書提出の三浦学苑が関東大会に異例のオープン参加 高体連が認める

2025.11.07

神奈川県高校駅伝で誤誘導により4校記録無効 嘆願書提出の三浦学苑が関東大会に異例のオープン参加 高体連が認める

11月3日の神奈川県高校駅伝(横浜市のフィールド小机・日産スタジアム付設ハーフマラソンコース)で誤誘導による4校が記録無効となり、記録無効となった4校のうち三浦学苑について、高体連が関東高校駅伝(11月22日/埼玉・熊谷 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top