2024.05.28
福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。
島根県大会は5月24日~26日の3日間、浜山公園陸上競技場で行われ、各種目で好勝負が演じられた。
女子100mハードルでは別所みゆ(大社3)が向かい風1.0mの条件をものともせず、13秒83で快勝。同校の先輩・長﨑さゆりが2018年に樹立した大会記録(14秒02)を塗り替え、島根県大会で初めて13秒台をマークした。別所は400mハードルでも62秒59、アンカーを務めた4×400mリレーも3分55秒82で制し、3冠を手にしている。
大社勢は女子走高跳で江角菜子(3年)が自己記録を2cm上回る1m70で優勝を果たしたほか、安田円佳(3年)が砲丸投(11秒43)、やり投(35m05)と2種目を制覇。学校対抗でも198点を獲得して圧勝した。
女子スプリントは永岡璃紗(開星2)と畑心海(開星3)が躍動し、100m(+1.2)は永岡が12秒02、畑が12秒11で1位、2位を占めた。最終日の200m(+1.0)も永岡が24秒51、畑が24秒74と2種目連続でワンツーフィニッシュを決め、2人を起用した4×100mリレーは47秒12と従来の大会記録を0.21秒も更新する好タイムで連覇を飾った。
男子は400mの筧光希也(開星3)が48秒32の大会新記録で優勝。100m、200mもチームメイトの枝木蓮(開星3)が10秒62(+0.5)、21秒46(+1.1)で1位に輝いた。両リレーはいずれも枝木が2走、筧が4走に入り、それぞれ41秒72、3分20秒48で制している。
フィールドでは大社が他を圧倒し、棒高跳で1位、2位、3位とメダルを独占。砲丸投、ハンマー投では金沢夢輝(3年)が14m23、54m27でそれぞれ快勝し、総合争いでも173点を積み重ね連覇を果たした。
このほか、円盤投で安達盛志郎(松江工3)が41m15で優勝。1500mは岩崎輝翔(平田3)が3分54秒37で圧勝となった。
中国大会は6月13日から4日間、鳥取市のヤマタスポーツパーク競技場で行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.07
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.12.13
箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」
箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]
2025.12.13
連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]
2025.12.13
ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中
12月10日に米国・ユタ州でブリガム・ヤング大で行われた同大学招待競技会室内女子60mで、ロス瑚花アディア(ユタ州立大)が7秒48で4位に入った。従来のユタ州立大記録38年ぶりの更新となる。 ロスは東京・駒沢中から城西高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025