2024.05.20
5月18日、19日の両日に、世界陸連(WA)混成ツアー・ゴールドのハイポ・ミーティングがオーストリア・ゲツィスで開催され、男子十種競技では東京五輪金メダルのD.ワーナー(カナダ)が8678点で優勝した。女子七種競技では東京五輪銀メダルのA.フェッター(オランダ)が今季世界最高の6642点で制している。
男子優勝のワーナーは、ブダペスト世界選手権で銀メダルを獲得して以来の十種競技競技に臨み、100m10秒20、走幅跳7m80、砲丸投14m55、走高跳2m03、400m47秒46で1日目を終えた。この日はオレゴン世界選手権の銅メダリスト・S.エハンマー(スイス)がトップで折り返した。
2日目のワーナーは110mハードル13秒45、円盤投46m41と得点を重ねエハンマーを逆転。その後も棒高跳4m80、やり投57m53、1500m4分36秒94とハイパフォーマンスを続けた。2位は22歳のS.ローゼン(オランダ)で8517点。エハンマーは1500mに出場せず途中棄権だった。
女子優勝のフェッターは1日目を2位で折り返し、得意のやり投で57m91を投げて首位に立つと、そのままトップを譲らなかった。2位にはオレゴン世界選手権6位のA.カリン(スイス)が6506点で続いた。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.29
-
2025.06.17
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.30
【高校生FOCUS】男子棒高跳・井上直哉(阿南光高)「全国3冠取りたい」と意気込むボウルターは柔道黒帯
FOCUS! 高校生INTERVIEW 井上直哉 Inoue Naoya 阿南光高3徳島 注目の高校アスリートに焦点を当てる高校生FOCUS。今回はインターハイ徳島県大会男子棒高跳で5m21の県高校新記録をマークし、続く […]
2025.06.30
【学生長距離Close-upインタビュー】急成長を続ける大東大・大濱逞真 「自信を持ってエースと言えるように」
学生長距離Close-upインタビュー 大濱逞真 Ohama Takuma 大東大2年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。49回目は、大東大の大 […]
2025.06.30
64年東京五輪5000m銅のデリンジャー氏が死去 91歳 米国代表やオレゴン大コーチも務める
6月27日、米国の元長距離選手で、後にコーチとしても活躍したビル・デリンジャー氏が逝去した。91歳だった。 デリンジャー氏は5000mで3大会連続してオリンピックに出場(1956年メルボルン、1960年ローマ、1964年 […]
2025.06.30
100mトンプソンが世界歴代6位の9秒75!! シェリー・アンも最後の国内選手権で3位/ジャマイカ選手権
東京世界選手権の代表選考会となるジャマイカ選手権が6月26日から29日にキングストンで開催された。 男子100mはK.トンプソンが世界歴代6位、今季世界最高の9秒75(+0.8)で優勝した。トンプソンは現在23歳。これま […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会