HOME 国内、大学

2024.05.09

豊田兼 400m準決勝で45秒57!!学生歴代10位「最後までブレずに走れた」400mHでパリ五輪標準突破済み/関東IC
豊田兼 400m準決勝で45秒57!!学生歴代10位「最後までブレずに走れた」400mHでパリ五輪標準突破済み/関東IC

男子400mで学生歴代10位の45秒57をマークした豊田兼(慶大)

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)1日目

関東インカレの1日目が行われ、男子1部400m準決勝で豊田兼(慶大)が45秒57をマークして1着で決勝に進んだ。この記録は学生歴代10位となる。

今年、慶大の主将を務める豊田。前回2位で「悔しい思いをしたので」と、110mハードルを棄権して400mに注力した。

広告の下にコンテンツが続きます

予選を「ものすごく楽に走って」46秒36で通過すると、「45秒5を出したい」と迎えた準決勝は、「最初から100mのところでタイムを上げられたらと思っていて、想定通りのプランでいけました」。

序盤から一気に前に出ると、「最後までブレることなくゴールインできました」と振り返る。タイムについても目標達成で「すごく満足です」と笑顔を見せる。

すでに400mハードルでパリ五輪参加標準記録(48秒70)を突破済みで、13秒29を持つ110mハードルでも五輪出場を狙う。「400mハードルの練習をしているなかで走力はついていると思っていたので、周回(フラット)のタイムを可視化できたのはヨンパーにつながる」と手応えをつかんだ。

広告の下にコンテンツが続きます

明日の決勝では「1本だけなので45秒前半を狙っていきたい」と語った。決勝は2日目の15時15分にスタートする。

◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)1日目 関東インカレの1日目が行われ、男子1部400m準決勝で豊田兼(慶大)が45秒57をマークして1着で決勝に進んだ。この記録は学生歴代10位となる。 今年、慶大の主将を務める豊田。前回2位で「悔しい思いをしたので」と、110mハードルを棄権して400mに注力した。 予選を「ものすごく楽に走って」46秒36で通過すると、「45秒5を出したい」と迎えた準決勝は、「最初から100mのところでタイムを上げられたらと思っていて、想定通りのプランでいけました」。 序盤から一気に前に出ると、「最後までブレることなくゴールインできました」と振り返る。タイムについても目標達成で「すごく満足です」と笑顔を見せる。 すでに400mハードルでパリ五輪参加標準記録(48秒70)を突破済みで、13秒29を持つ110mハードルでも五輪出場を狙う。「400mハードルの練習をしているなかで走力はついていると思っていたので、周回(フラット)のタイムを可視化できたのはヨンパーにつながる」と手応えをつかんだ。 明日の決勝では「1本だけなので45秒前半を狙っていきたい」と語った。決勝は2日目の15時15分にスタートする。

男子400mの学生歴代10傑をチェック!

45.03 山村貴彦(日大3) 2000. 9. 9 45.04 中島佑気ジョセフ(東洋大4) 2023. 8.22 45.16 金丸祐三(法大4) 2009. 5. 9 45.18 山口有希(東海大2) 2003.10.29 45.35 ウォルシュ・ジュリアン(東洋大2) 2016. 6.25 45.44 森田真治(同大4) 1999. 5.13 45.48 北川貴理(順大3) 2017. 6.23 45.50 佐藤光浩(仙台大M2) 2003. 6. 7 45.54 今泉堅貴(筑波大4) 2023. 6. 4 45.57 豊田兼(慶大4) 2024. 5. 9

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.26

ゲティチ1時間3分08秒で世界記録にあと16秒 男子はケジェルチャ58分02秒、アルムグレンが欧州記録/バレンシアハーフ

バレンシアハーフマラソンが10月26日、スペインの同地で行われ、女子ではA.ゲティチ(ケニア)が1時間3分08秒で2連覇した。 この記録は世界歴代2位の自己記録(1時間3分04秒)に続く、歴代パフォーマンス3位。ゲティチ […]

NEWS 走高跳・仲野春花が現役引退「自分と競技と向き合えた」17、18年日本選手権V、低迷期支えたジャンパー

2025.10.26

走高跳・仲野春花が現役引退「自分と競技と向き合えた」17、18年日本選手権V、低迷期支えたジャンパー

女子走高跳の仲野春花(ニッパツ)が今季限りでの引退を表明した。 仲野は福岡県出身の29歳。母(牧子さん)は100mハードルで日本トップ選手だった。その影響もあり小1から陸上を始めた。 行橋中京中から中村学園女高へ進むと、 […]

NEWS ハーフマラソン競歩は東洋大・逢坂草太朗1時間23分33秒で制覇 女子は永井優会が優勝/高畠競歩

2025.10.26

ハーフマラソン競歩は東洋大・逢坂草太朗1時間23分33秒で制覇 女子は永井優会が優勝/高畠競歩

◇第62回全日本競歩高畠大会(10月26日/山形・高畠まほろば競歩/1周1.0kmの周回) 来年秋に開催される名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会が行われ、ハーフマラソン競歩は男子が逢坂草太朗( […]

NEWS 最多出場校・福岡大が8位で11年ぶりシード!目標達成へ最後まで「熱いレース」やり遂げる/全日本大学女子駅伝

2025.10.26

最多出場校・福岡大が8位で11年ぶりシード!目標達成へ最後まで「熱いレース」やり遂げる/全日本大学女子駅伝

◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、城西大が2時間3分28秒で25年ぶり3度目の優勝を飾った。 白熱のシード争い。そ […]

NEWS 前回女王・立命大は5位「前半から出し切れなかった」98年からのトップ5継続/全日本大学女子駅伝

2025.10.26

前回女王・立命大は5位「前半から出し切れなかった」98年からのトップ5継続/全日本大学女子駅伝

◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、城西大が2時間3分28秒で25年ぶり3度目の優勝を飾った。 連覇を狙った立命大は […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top