◇第103回関東インカレ(5月9~12日/東京・国立競技場)1日目
関東インカレの1日目が行われ、男子1部400m準決勝で豊田兼(慶大)が45秒57をマークして1着で決勝に進んだ。この記録は学生歴代10位となる。
今年、慶大の主将を務める豊田。前回2位で「悔しい思いをしたので」と、110mハードルを棄権して400mに注力した。
予選を「ものすごく楽に走って」46秒36で通過すると、「45秒5を出したい」と迎えた準決勝は、「最初から100mのところでタイムを上げられたらと思っていて、想定通りのプランでいけました」。
序盤から一気に前に出ると、「最後までブレることなくゴールインできました」と振り返る。タイムについても目標達成で「すごく満足です」と笑顔を見せる。
すでに400mハードルでパリ五輪参加標準記録(48秒70)を突破済みで、13秒29を持つ110mハードルでも五輪出場を狙う。「400mハードルの練習をしているなかで走力はついていると思っていたので、周回(フラット)のタイムを可視化できたのはヨンパーにつながる」と手応えをつかんだ。
明日の決勝では「1本だけなので45秒前半を狙っていきたい」と語った。決勝は2日目の15時15分にスタートする。
男子400mの学生歴代10傑をチェック!
45.03 山村貴彦(日大3) 2000. 9. 9 45.04 中島佑気ジョセフ(東洋大4) 2023. 8.22 45.16 金丸祐三(法大4) 2009. 5. 9 45.18 山口有希(東海大2) 2003.10.29 45.35 ウォルシュ・ジュリアン(東洋大2) 2016. 6.25 45.44 森田真治(同大4) 1999. 5.13 45.48 北川貴理(順大3) 2017. 6.23 45.50 佐藤光浩(仙台大M2) 2003. 6. 7 45.54 今泉堅貴(筑波大4) 2023. 6. 4 45.57 豊田兼(慶大4) 2024. 5. 9RECOMMENDED おすすめの記事
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