HOME 大学

2024.04.14

大学院生の本田怜が100mH13秒13の学生新記録 昨年の関東インカレ女王が12年ぶり更新
大学院生の本田怜が100mH13秒13の学生新記録 昨年の関東インカレ女王が12年ぶり更新

本田怜(23年関東インカレ)

第60回四大学対校大会オープン女子100mハードルで本田怜(順大院1年)が13秒13(+2.0)の学生新記録をマークした。これまでの学生記録は2012年に紫村仁美(早大/現・リタジャパン)がマークした13秒15。

本田は茨城県出身。牛久高時代には2019年インターハイに出場したものの準決勝落ち。高校時代の自己ベストは13秒86だったが、大学2年時に13秒75、3年時には13秒44まで短縮した。4年生で迎えた昨年4月の日本学生個人選手権では、準決勝で当時の学生歴代4位タイとなる13秒22をマークすると、決勝は2位。関東インカレ1部では追い風参考ながら13秒13(+2.5)で駆け抜け、学生主要大会初のタイトルを手にした。

今季は、3月下旬の順大競技会100mで自己記録を0.15秒更新する11秒84(+0.4)をマークしている。4月からは大学院に進学。絶好の条件のなか、100mハードル今季初戦で12年ぶりに学生記録を塗り替えた。

第60回四大学対校大会オープン女子100mハードルで本田怜(順大院1年)が13秒13(+2.0)の学生新記録をマークした。これまでの学生記録は2012年に紫村仁美(早大/現・リタジャパン)がマークした13秒15。 本田は茨城県出身。牛久高時代には2019年インターハイに出場したものの準決勝落ち。高校時代の自己ベストは13秒86だったが、大学2年時に13秒75、3年時には13秒44まで短縮した。4年生で迎えた昨年4月の日本学生個人選手権では、準決勝で当時の学生歴代4位タイとなる13秒22をマークすると、決勝は2位。関東インカレ1部では追い風参考ながら13秒13(+2.5)で駆け抜け、学生主要大会初のタイトルを手にした。 今季は、3月下旬の順大競技会100mで自己記録を0.15秒更新する11秒84(+0.4)をマークしている。4月からは大学院に進学。絶好の条件のなか、100mハードル今季初戦で12年ぶりに学生記録を塗り替えた。

女子100mH 学生歴代10傑

13.13 2.0 本田怜(順大院1) 2024. 4.14 13.15 1.7 紫村仁美(早大4) 2012. 4.29 13.18 1.4 田中佑美(立命大3) 2019. 8.17 13.20 0.3 田中きよの(駿河台大3) 2022. 6.10 13.22 0.7 相馬絵里子(筑波大4) 2013.10. 9 13.23 1.8 芝田愛花(環太平洋大3) 2021. 9.19 13.25 1.4 伊藤彩香(福岡大3) 2023. 4.21 13.26 1.9 城下麗奈(青学大4) 2009. 6.26 13.26 1.8 玉置菜々子(国士大3) 2021. 9.19 13.27 0.4 伊藤愛里(関大4) 2011. 5.12

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

NEWS 100mH寺田明日香 恩師の訃報に「熱意と愛情を少しでも次の世代へ引き継げるように」

2025.04.30

100mH寺田明日香 恩師の訃報に「熱意と愛情を少しでも次の世代へ引き継げるように」

福島千里や寺田明日香ら女子短距離を中心に数々の名選手を育成した中村宏之氏が4月29日に79歳で他界したことを受け、寺田が自身のSNSを更新して思いを綴った。 寺田は北海道・恵庭北高時代に中村氏の指導を受け、100mハード […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top