HOME 国内、高校

2024.04.13

女子800mは高校生・久保凛が田中希実に先着して優勝!「自己新や高校記録を狙っていきたい」/金栗記念
女子800mは高校生・久保凛が田中希実に先着して優勝!「自己新や高校記録を狙っていきたい」/金栗記念

24年金栗記念女子800mで優勝した久保凛

◇金栗記念選抜陸上中長距離大会2024(4月13日/熊本・えがお健康スタジアム)

日本グランプリシリーズ開幕戦の金栗記念が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛高2大阪)が田中希実(New Balance)を抑えて、2分05秒35で優勝を飾った。

広告の下にコンテンツが続きます

スタートから勢いよく飛び出すと、オープンレーンに入るところでトップに立ちレースの主導権を握った久保。400m地点で後方からポジションを上げた田中が久保をかわして残り300mでスパートを仕掛けて引き離しにかかったが、久保これに食らいついた。

久保はホームストレートでギアを入れ替え、ラスト50mで田中を逆転するとそのままリードを拡大してフィニッシュ。3月29日に出したばかりの自己記録(2分05秒13)に迫るセカンドベストで日本グランプリ初勝利を手にした。

世界選手権代表の田中を抑える殊勲の優勝に、「最初からリズムの良い走りで200mを通過でき、最後もしっかり粘ることができた」と久保。「たくさん試合に出て、自己記録の更新や高校記録(2分02秒57)を狙っていきたい」と、シーズン早々からの好走に笑顔を見せた。

◇金栗記念選抜陸上中長距離大会2024(4月13日/熊本・えがお健康スタジアム) 日本グランプリシリーズ開幕戦の金栗記念が行われ、女子800mは久保凛(東大阪大敬愛高2大阪)が田中希実(New Balance)を抑えて、2分05秒35で優勝を飾った。 スタートから勢いよく飛び出すと、オープンレーンに入るところでトップに立ちレースの主導権を握った久保。400m地点で後方からポジションを上げた田中が久保をかわして残り300mでスパートを仕掛けて引き離しにかかったが、久保これに食らいついた。 久保はホームストレートでギアを入れ替え、ラスト50mで田中を逆転するとそのままリードを拡大してフィニッシュ。3月29日に出したばかりの自己記録(2分05秒13)に迫るセカンドベストで日本グランプリ初勝利を手にした。 世界選手権代表の田中を抑える殊勲の優勝に、「最初からリズムの良い走りで200mを通過でき、最後もしっかり粘ることができた」と久保。「たくさん試合に出て、自己記録の更新や高校記録(2分02秒57)を狙っていきたい」と、シーズン早々からの好走に笑顔を見せた。

女子800m高2歴代5傑をチェック!

2.05.03 川田朱夏(東大阪大敬愛・大阪) 2016. 8. 1 2.05.30 徳田由美子(埼玉栄・埼玉)   1990. 9.28 2.05.35 久保凛(東大阪大敬愛・大阪)  2024. 4.13 2.05.36 塩見綾乃(京都文教・京都)   2016. 8. 1 2.05.69 竹澤涼子(鶴崎工・大分)    1996.10.16 2.05.79 橋本歩(日高・和歌山)     2000. 6.17

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.31

過去最高2位の東北福祉大「100%以上の力を発揮」大東大はアクシデントも「冷静に対応できた」 各チームに課題と収穫/富士山女子駅伝

◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]

NEWS 逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝

2025.12.31

逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝

◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]

NEWS 箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか

2025.12.31

箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか

2026年1月2、3日に開催される第102回箱根駅伝のスタートまであと2日。12月29日には各チームの区間エントリーも発表された。 今回も登録された21チーム336人全員にアンケートを実施。その回答を元に出身地を都道府県 […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」

2025.12.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第64回「駅伝とチームマネジメント~棄権を今後の糧に~」 年の瀬が迫り、その先には箱根駅伝が待 […]

NEWS 今季の最終決戦を制するのは青学大、駒大、國學院大、中大、早大!? 創価大、帝京大などの5強崩しなるか/箱根駅伝

2025.12.30

今季の最終決戦を制するのは青学大、駒大、國學院大、中大、早大!? 創価大、帝京大などの5強崩しなるか/箱根駅伝

第102回箱根駅伝は2026年1月2日に往路、3日に復路の全10区間217.1kmで行われる。 前回大会でシード権を獲得した10校と、予選会を突破した10校とオープン参加の関東学生連合チームを合わせた21チームが出場。今 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top