HOME 国内、海外、五輪

2024.04.10

世界陸連がパリ五輪金メダリストに報奨金!! 競技団体では初の試み 28年ロス五輪は3位まで拡充予定
世界陸連がパリ五輪金メダリストに報奨金!! 競技団体では初の試み 28年ロス五輪は3位まで拡充予定

世界陸連(WA)は4月10日、今夏に行われるパリ五輪の金メダリストに報奨金5万ドル(約760万円)を送ることを発表した。世界陸連によると、国際競技団体が五輪メダリストに金銭での報酬を贈与するのは初という。

世界陸連のセバスチャン・コー会長は「五輪金メダリストへの賞金の導入は、世界陸連と陸上競技全体にとって極めて重要な瞬間であり、アスリートに力を与え、世界の功績を称えるという我々の取り組みを強調している」とコメント。報奨金の財源については、国際オリンピック委員会(IOC)からの分配金から賄われるという。

コー会長は「WAが受け取った資金を選手たちに還元するのは2015年から始めた取り組みで、まずはWAの加盟国へ支払ってきた。今後はアスリート個人にも資金を提供できるようになり、28年のロサンゼルス五輪では銀メダリスト、銅メダリストにも報奨金を送る予定になっている」と発表した。

広告の下にコンテンツが続きます
世界陸連(WA)は4月10日、今夏に行われるパリ五輪の金メダリストに報奨金5万ドル(約760万円)を送ることを発表した。世界陸連によると、国際競技団体が五輪メダリストに金銭での報酬を贈与するのは初という。 世界陸連のセバスチャン・コー会長は「五輪金メダリストへの賞金の導入は、世界陸連と陸上競技全体にとって極めて重要な瞬間であり、アスリートに力を与え、世界の功績を称えるという我々の取り組みを強調している」とコメント。報奨金の財源については、国際オリンピック委員会(IOC)からの分配金から賄われるという。 コー会長は「WAが受け取った資金を選手たちに還元するのは2015年から始めた取り組みで、まずはWAの加盟国へ支払ってきた。今後はアスリート個人にも資金を提供できるようになり、28年のロサンゼルス五輪では銀メダリスト、銅メダリストにも報奨金を送る予定になっている」と発表した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.18

400m・中島佑気ジョセフ「たくさんの人に力をもらった」高野超え6位入賞で「見えた景色」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62をマークして6位入賞を果たした。 1991年東京大会の高野 […]

NEWS 鵜澤飛羽200mファイナル届かず「全力は出した。それでダメなら負けを認めるしかない」/東京世界陸上

2025.09.18

鵜澤飛羽200mファイナル届かず「全力は出した。それでダメなら負けを認めるしかない」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子200m準決勝1組に出場した鵜澤飛羽(JAL)は20秒23(-0.1)の6着。2003年パリ大会の末續慎吾、2 […]

NEWS マクローリン・レヴロン47秒78!!降りしきる雨のなか女子400m世界歴代2位、大会新の激走/東京世界陸上

2025.09.18

マクローリン・レヴロン47秒78!!降りしきる雨のなか女子400m世界歴代2位、大会新の激走/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、女子400mはシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が世界歴代2位、大会新の47秒78でこの種目初優勝を飾った。 […]

NEWS 中島佑気ジョセフ400m6位 3レース連続の44秒台で日本選手過去最高位/東京世界陸上

2025.09.18

中島佑気ジョセフ400m6位 3レース連続の44秒台で日本選手過去最高位/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝に出場した中島佑気ジョセフ(富士通)は44秒62で6位となり、1991年東京大会で高野進が7位だっ […]

NEWS 中島佑気ジョセフ400m44秒62 高野進を超える歴史的6位入賞を果たす/東京世界陸上

2025.09.18

中島佑気ジョセフ400m44秒62 高野進を超える歴史的6位入賞を果たす/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝1組の中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62で6位に入った。 日本人選手が世界陸上で決勝を走ったの […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top