HOME 国内、大学

2024.04.07

羽生拓矢が10000m27分49秒78のセカンドベスト!國學院大・青木瑠郁も28分02秒00と快走/世田谷競技会
羽生拓矢が10000m27分49秒78のセカンドベスト!國學院大・青木瑠郁も28分02秒00と快走/世田谷競技会

世田谷競技会で好走した羽生拓矢と青木瑠郁

第1回世田谷競技会が4月6日に行われ、男子10000mの2組に出場した羽生拓矢(トヨタ紡織)が27分48秒78のセカンドベストで日本人トップの2着に入った。

羽生は昨年10月以来のトラックレース。22年11月の八王子ロングディスタンスで自己記録を大幅に更新する27分27秒49の日本歴代4位(当時)をマークし、年明けのニューイヤー駅伝でも区間賞を獲得するなど、大きく躍進した。ただ、23年トラックシーズンを前に故障すると試合から遠ざかり、9月に復帰したものの12月の日本選手権10000mは欠場していた。

2月の日本選手権クロカン(10位)を経て臨んだレースでは、前半からアモス・ベットとリチャード・エティーリ(ともに東京国際大)が作るペースに乗り、8000mを過ぎてからは先頭に立つ積極的な走りを披露。最後はベットにかわされたものの、余裕を持って自身2度目となる27分台でフィニッシュし、復活を印象づけた。

広告の下にコンテンツが続きます

また、8500m付近まで羽生に食らいついた青木瑠郁(國學院大)も、従来の自己記録(28分32秒90)を大きく更新する28分02秒00(3着)をマーク。3月の日本学生ハーフ優勝に続き、好調ぶりをアピールしている。

このほか、國學院大勢は5000m最終組で後村光星が13分47秒46の自己新で日本人トップの2着。13分49秒18の野中恒亨、13分52秒34の原秀寿といずれも自己新で上位を占めた。

男子3000mは、この春に中大を卒業した中野翔太(Honda)が7分55秒43でトップだった。

第1回世田谷競技会が4月6日に行われ、男子10000mの2組に出場した羽生拓矢(トヨタ紡織)が27分48秒78のセカンドベストで日本人トップの2着に入った。 羽生は昨年10月以来のトラックレース。22年11月の八王子ロングディスタンスで自己記録を大幅に更新する27分27秒49の日本歴代4位(当時)をマークし、年明けのニューイヤー駅伝でも区間賞を獲得するなど、大きく躍進した。ただ、23年トラックシーズンを前に故障すると試合から遠ざかり、9月に復帰したものの12月の日本選手権10000mは欠場していた。 2月の日本選手権クロカン(10位)を経て臨んだレースでは、前半からアモス・ベットとリチャード・エティーリ(ともに東京国際大)が作るペースに乗り、8000mを過ぎてからは先頭に立つ積極的な走りを披露。最後はベットにかわされたものの、余裕を持って自身2度目となる27分台でフィニッシュし、復活を印象づけた。 また、8500m付近まで羽生に食らいついた青木瑠郁(國學院大)も、従来の自己記録(28分32秒90)を大きく更新する28分02秒00(3着)をマーク。3月の日本学生ハーフ優勝に続き、好調ぶりをアピールしている。 このほか、國學院大勢は5000m最終組で後村光星が13分47秒46の自己新で日本人トップの2着。13分49秒18の野中恒亨、13分52秒34の原秀寿といずれも自己新で上位を占めた。 男子3000mは、この春に中大を卒業した中野翔太(Honda)が7分55秒43でトップだった。

【画像】10000mで2度目の27分台をマークした羽生拓矢

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.05

細谷恭平が悲願の初Vなるか!?伝統の福岡国際マラソン 2時間9分でロス五輪MGCへ

◇福岡国際マラソン2025(12月7日/福岡市・平和台陸上競技場発着) MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソン2025が12月7日に行われる。来年の名古屋アジア大会代表選考会を兼ねているだけでなく、28年 […]

NEWS ナイキから高いサポート性に優れたランニングシューズ「ナイキ ストラクチャー プラス」が登場!

2025.12.05

ナイキから高いサポート性に優れたランニングシューズ「ナイキ ストラクチャー プラス」が登場!

ナイキは、快適さと楽しさを併せ持ったスタビリティシューズであるナイキ ストラクチャー プラスを発売することを発表した。 ナイキではロードランニングシューズをシンプルな3つのカテゴリー(ペガサス、ボメロ、ストラクチャー)に […]

NEWS パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

2025.12.04

パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]

NEWS 飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

2025.12.04

飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]

NEWS 世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

2025.12.04

世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

日本陸連は12月4日、米国・タラハシーで開催される世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日)のU20日本代表を発表した。 11月30日の京都陸協記録会内で行われた選考会の上位選手を中心に選考され、男子は今季のイン […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top