第1回世田谷競技会が4月6日に行われ、男子10000mの2組に出場した羽生拓矢(トヨタ紡織)が27分48秒78のセカンドベストで日本人トップの2着に入った。
羽生は昨年10月以来のトラックレース。22年11月の八王子ロングディスタンスで自己記録を大幅に更新する27分27秒49の日本歴代4位(当時)をマークし、年明けのニューイヤー駅伝でも区間賞を獲得するなど、大きく躍進した。ただ、23年トラックシーズンを前に故障すると試合から遠ざかり、9月に復帰したものの12月の日本選手権10000mは欠場していた。
2月の日本選手権クロカン(10位)を経て臨んだレースでは、前半からアモス・ベットとリチャード・エティーリ(ともに東京国際大)が作るペースに乗り、8000mを過ぎてからは先頭に立つ積極的な走りを披露。最後はベットにかわされたものの、余裕を持って自身2度目となる27分台でフィニッシュし、復活を印象づけた。
また、8500m付近まで羽生に食らいついた青木瑠郁(國學院大)も、従来の自己記録(28分32秒90)を大きく更新する28分02秒00(3着)をマーク。3月の日本学生ハーフ優勝に続き、好調ぶりをアピールしている。
このほか、國學院大勢は5000m最終組で後村光星が13分47秒46の自己新で日本人トップの2着。13分49秒18の野中恒亨、13分52秒34の原秀寿といずれも自己新で上位を占めた。
男子3000mは、この春に中大を卒業した中野翔太(Honda)が7分55秒43でトップだった。
【画像】10000mで2度目の27分台をマークした羽生拓矢
【大会結果】#第1回世田谷陸上競技会
— トヨタ紡織陸上部 (@Boshoku_rikujo) April 6, 2024
■男子10000m2組
2着27:49.78 #羽生拓矢
日本人トップの走りでゴール‼️
24年度シーズンイン、素晴らしい滑り出しを見せてくれました🏃♂️
■ Next Race
金栗記念選抜陸上#小野寺悠 #西澤侑真#トヨタ紡織陸上部 #陸上競技 #長距離 pic.twitter.com/sJN2O4pkgn
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