2024.04.01
4月1日、Honda陸上競技部は久保田徹(大東大卒)、中野翔太(中大卒)の2人が入社したことを発表した。
久保田は埼玉県出身。聖望学園時代には5000mでインターハイに出場している。大東大では早くから主軸として活躍し、3年目には箱根駅伝の復活出場に貢献した。昨年度は個人でも関東インカレ5000m13位と力走を見せたほか、箱根ではエース区間の2区で区間12位。さらに、都道府県対抗男子駅伝では3区区間2位と実業団選手らを抑える活躍ぶりを見せている。
中野は広島・世羅高から中大に進み、トラック、駅伝問わず全国大会に出場。大学3年では5000mで学生個人選手権2位、関東インカレ3位の成績を残し、箱根駅伝では3区区間賞にも輝いている。昨年は6月に5000m13分24秒11と日本人学生歴代9位(当時)の好タイムをマークした。
2人はともにチームのホームページで入社の挨拶を行い、久保田は「トラック種目で結果を出しながら、東日本実業団駅伝、ニューイヤー駅伝優勝を目指し、1年目からチームに貢献できるように頑張ります」とコメント。中野は「1年目から活躍出来るよう強い先輩方に食らいついていきます。新人らしく元気に走りますので、ご声援の程よろしくお願いいたします」と綴っている。
また、3月31日付で引退した松村優樹がマネージャーに就任したことも発表された。
Hondaは1971年に創部。これまで長距離では浦田春生、石川末廣、設楽悠太などが五輪に出場し、現在は東京五輪代表の青木涼真、伊藤達彦らが在籍している。また昨年のMGCでは小山直城が優勝を果たし、パリ五輪代表に内定した。駅伝では22年のニューイヤー駅伝で初優勝を飾ると、翌年も連覇を達成。24年は3連覇こそ逃したものの2位に入った。
【画像】Hondaのユニフォームに袖を通した中野と久保田
【新入部選手のお知らせ】
— Honda 陸上競技部 (@honda_track) April 1, 2024
🌸 #久保田徹 選手
🌸 #中野翔太 選手
今期より新たに上記2選手がチームに加入しました。
ご声援よろしくお願いいたします🙇🏻♂️
2選手のコメントはこちら→https://t.co/bwo5S4PT6D#Honda陸上競技部 pic.twitter.com/mV9SQyqTKC
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.03
-
2025.12.02
-
2025.12.02
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]
2025.12.04
世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く
世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025