日本陸連ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズⅢの表彰式(アワード)が3月25日、都内で開かれた。
シリーズⅢの男子優勝は、昨年10月に行われたパリ五輪マラソン選考会のMGCを制した小山直城(Honda)。MGC後も今年2月の大阪で2時間6分33秒の自己記録をマークし、合計2766ポイントを獲得して、初のシリーズチャンピオンに輝いた。
小山は上記2大会のほか、2022年の北海道、23年の東京とシリーズⅢ対象大会の4試合に出場しており、「暑い中の北海道、勝負レースのMGC、そして自己記録を狙う東京、大阪を経験できたことは今後の糧になる」とこの2年間のシリーズで得たことを今夏のパリ五輪でも生かすつもりでいる。
アワード後にはパリ五輪マラソン代表内定選手による記者会見も行われ、「五輪は自分にとって長らく目標にしてきた夢の舞台です。今回、この代表ユニフォームを着れて、とても嬉しく思っています」と改めて日本代表に選ばれたことに対しての感想を述べると、「8位入賞を目標として良い状態でスタートラインに立ちたい」と決意を語った。
MGC後にはパリ五輪でのマラソンコースも視察。「まず移動時間と時差が大変でした。コースも高低差が150mあるなど、国内にはあまりないもの」と難しい走路であることを確認したという。今後は初めて海外で高地合宿を行う予定であることを明かし、「心肺機能を高めていく」トレーニングを重ねていく。五輪本番まであと半年足らずとなったが、「スピードでは海外選手に負けてしまうかもしれないですが、アップダウンと暑さがあれば日本人にも十分に可能性があるかなと思っています」とパリに向けての抱負を語った。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.27
-
2025.12.27
-
2025.12.26
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.27
立命大の連覇か、城西大の2冠か、名城大の復権は!?今年最後の駅伝の行方を占う/富士山女子駅伝
◇2025富士山女子駅伝(12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 大学女子2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が12月30日に行われる。優勝候補のチームをチェックしていく […]
2025.12.27
箱根駅伝Stories/初の総合優勝狙う國學院大 「堅実な駅伝をすれば勝機を見いだせる」 悲願達成へ“山攻略”を
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 スローガンに込めた想い 今季、國學院大が掲げたチームスローガンは『は […]
2025.12.27
村竹ラシッドがG1プレゼンター登場「うれしそうな雰囲気伝わりました」レースに馬券に大興奮
男子110mハードル日本記録保持者の村竹ラシッド(JAL)が日本中央競馬会のJ・G1中山大障害(中山競馬場)の表彰式にプレゼンターとして登壇した。 大の競馬好きとして知られる村竹。以前から「プレゼンターをしてみたい」とい […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
