HOME 国内、日本代表

2024.03.25

JMCシリーズ シリーズⅢアワード 男子優勝の小山直城「シリーズでの4試合は今後の糧となる」パリ五輪に向けても自信
JMCシリーズ シリーズⅢアワード 男子優勝の小山直城「シリーズでの4試合は今後の糧となる」パリ五輪に向けても自信

JMCシリーズ優勝者の表彰を受けた小山直城と前田穂南

日本陸連ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズⅢの表彰式(アワード)が3月25日、都内で開かれた。

シリーズⅢの男子優勝は、昨年10月に行われたパリ五輪マラソン選考会のMGCを制した小山直城(Honda)。MGC後も今年2月の大阪で2時間6分33秒の自己記録をマークし、合計2766ポイントを獲得して、初のシリーズチャンピオンに輝いた。

小山は上記2大会のほか、2022年の北海道、23年の東京とシリーズⅢ対象大会の4試合に出場しており、「暑い中の北海道、勝負レースのMGC、そして自己記録を狙う東京、大阪を経験できたことは今後の糧になる」とこの2年間のシリーズで得たことを今夏のパリ五輪でも生かすつもりでいる。

広告の下にコンテンツが続きます

アワード後にはパリ五輪マラソン代表内定選手による記者会見も行われ、「五輪は自分にとって長らく目標にしてきた夢の舞台です。今回、この代表ユニフォームを着れて、とても嬉しく思っています」と改めて日本代表に選ばれたことに対しての感想を述べると、「8位入賞を目標として良い状態でスタートラインに立ちたい」と決意を語った。

MGC後にはパリ五輪でのマラソンコースも視察。「まず移動時間と時差が大変でした。コースも高低差が150mあるなど、国内にはあまりないもの」と難しい走路であることを確認したという。今後は初めて海外で高地合宿を行う予定であることを明かし、「心肺機能を高めていく」トレーニングを重ねていく。五輪本番まであと半年足らずとなったが、「スピードでは海外選手に負けてしまうかもしれないですが、アップダウンと暑さがあれば日本人にも十分に可能性があるかなと思っています」とパリに向けての抱負を語った。

日本陸連ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズⅢの表彰式(アワード)が3月25日、都内で開かれた。 シリーズⅢの男子優勝は、昨年10月に行われたパリ五輪マラソン選考会のMGCを制した小山直城(Honda)。MGC後も今年2月の大阪で2時間6分33秒の自己記録をマークし、合計2766ポイントを獲得して、初のシリーズチャンピオンに輝いた。 小山は上記2大会のほか、2022年の北海道、23年の東京とシリーズⅢ対象大会の4試合に出場しており、「暑い中の北海道、勝負レースのMGC、そして自己記録を狙う東京、大阪を経験できたことは今後の糧になる」とこの2年間のシリーズで得たことを今夏のパリ五輪でも生かすつもりでいる。 アワード後にはパリ五輪マラソン代表内定選手による記者会見も行われ、「五輪は自分にとって長らく目標にしてきた夢の舞台です。今回、この代表ユニフォームを着れて、とても嬉しく思っています」と改めて日本代表に選ばれたことに対しての感想を述べると、「8位入賞を目標として良い状態でスタートラインに立ちたい」と決意を語った。 MGC後にはパリ五輪でのマラソンコースも視察。「まず移動時間と時差が大変でした。コースも高低差が150mあるなど、国内にはあまりないもの」と難しい走路であることを確認したという。今後は初めて海外で高地合宿を行う予定であることを明かし、「心肺機能を高めていく」トレーニングを重ねていく。五輪本番まであと半年足らずとなったが、「スピードでは海外選手に負けてしまうかもしれないですが、アップダウンと暑さがあれば日本人にも十分に可能性があるかなと思っています」とパリに向けての抱負を語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.15

男子は宮崎日大が大会初V 飯塚が初全国 女子は神村学園がV9!北九州市立、鹿児島も都大路決める/全九州高校駅伝

全九州高校駅伝が11月15日、福岡県嘉麻市の嘉穂総合運動公園周辺コースで開催され、男子(7区間42.195km)は宮崎日大(宮崎)が2時間6分02秒で初優勝を飾った。女子(5区間21.0975km)は神村学園(鹿児島)が […]

NEWS レジェンド・金丸祐三さん、塚原直貴さんが参加! サニブラウンとともに陸上教室講師として/RIKUJOフェスティバル

2025.11.15

レジェンド・金丸祐三さん、塚原直貴さんが参加! サニブラウンとともに陸上教室講師として/RIKUJOフェスティバル

11月15日、日本陸連はRIKUJOフェスティバル(11月29日/東京・国立競技場)で実施する「RIKUJOスクール(子ども向け陸上教室)」の講師に、東京世界選手権代表のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)とともに、 […]

NEWS 関大が56年ぶりV! 6区・嶋田匠海の区間新で逆転 2位関学大、3位大経大 オープン参加の青学大も好走/丹後大学駅伝

2025.11.15

関大が56年ぶりV! 6区・嶋田匠海の区間新で逆転 2位関学大、3位大経大 オープン参加の青学大も好走/丹後大学駅伝

◇丹後大学駅伝/第87回関西学生駅伝(11月15日/京都・宮津市民体育館~京丹後はごろも競技場着8区間74.7km) 11月15日、関西学生駅伝が行われ、関大が3時間45分55秒で56年ぶり12回目の優勝を飾った。 関大 […]

NEWS ルイジアナ州立大・澤田結弥が5位入賞! チームは創部初の全米大会出場決定/全米学生クロカン地区予選

2025.11.15

ルイジアナ州立大・澤田結弥が5位入賞! チームは創部初の全米大会出場決定/全米学生クロカン地区予選

11月14日、米国アーカンソー州フェイエットビルで行われた全米大学体育協会(NCAA)クロスカントリー・サウスセントラル地区選手権で、女子6kmに出場した澤田結弥(ルイジアナ州立大)が19分56秒7で5位入賞を果たした。 […]

NEWS 【大会結果】丹後大学駅伝 第87回関西学生対校駅伝(2025年11月15日)

2025.11.15

【大会結果】丹後大学駅伝 第87回関西学生対校駅伝(2025年11月15日)

【大会成績】第87回関西学生対校駅伝(2025年11月15日/京都・宮津市民体育館~京丹後はごろも陸上競技場:8区間74.7km) 総合成績 1位 関大    3時間45分55秒 2位 関学大   3時間47分32秒 3 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top