2024.03.09
今年1月の第100回箱根駅伝で2年ぶり7度目の優勝を果たした青学大が3月9日、都内のホテルで祝勝会を開催した。
会場には約1400人ものファンや関係者が集い、すでに退寮して卒業間近の4年生を含む部員一同が出席。冒頭で原晋監督は「これだけの多くのファンの方々に囲まれるのは幸せなこと。学校関係者の皆様、校友会の皆様、そして優秀な人材を送ってくださる高校の先生の方々に感謝を申し上げます」とあいさつを述べた。
青学大は2022年の箱根駅伝優勝以降、学生駅伝のタイトルから遠ざかっており、駅伝5連勝中の駒大が優勝候補筆頭とされていた。それでも、蓋を開けてみれば3区の太田蒼生(3年)がトップを奪取し、以降はトップを譲らない独走態勢で大会新Vを飾った。
原監督は「優勝を目指していましたが、本当に勝てるとは思っていませんでした。エントリー選手16人中13人がインフルエンザ、4年の佐藤一世は虫垂炎にもかかりました。しかし、それでも勝てるのが原メソッドと学生たちの奮闘です。アクシデントがあったとしても、それまでの積み重ねがあったわけです」と勝因を述べ、「昨日57歳を迎えましたが、これからも若さあふれる、パワフルにがんばっていきます。目指せ、『イケオジ大作戦!』これからも輝いてまいりたいと思います」とおなじみの作戦発表もあった。
明日は日本学生ハーフ選手権が東京・立川市で開催され、青学大の選手たちも出場予定。箱根5区で区間2位(区間新)と好走した若林宏樹(3年)は「体調は問題ないので、優勝を狙いに行きたい」と意気込みを口にした。
3区で逆転の立役者となった太田蒼生(3年)は箱根駅伝後に調子を落とし、出場予定だった別府大分毎日マラソンを欠場。明日の日本学生ハーフも見送る予定で、4月下旬の上海ハーフが復帰戦になる見込みだという。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.07.07
2025.07.05
パリ五輪代表の山本有真は7位に涙「現実を受け入れられない」/日本選手権
-
2025.07.02
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.08
ホクレンDC第4戦北見大会のエントリー発表 1500mに日本選手権Vの飯澤千翔、遠藤日向ら 男子5000mには五輪マラソン・ケニア代表ムティソも
日本陸連は7月8日、ホクレンディスタンス第4戦・北見大会(7月16日)のエントリー選手を発表した。 男子1500mでは5月のアジア選手権、7月の日本選手権では連覇を飾った飯澤千翔(住友電工)が登録。また、5000mでブダ […]
2025.07.08
セイコーが東京2025世界陸上競技選手権大会の開催を記念したミニスポーツタイマークロックを数量限定で発売!
セイコーウオッチは7月8日、東京2025世界陸上競技選手権大会の開催を記念して、ゴールドカラーをまとった特別仕様のミニスポーツタイマークロックを8月1日より発売することを発表した。希望小売価格は5,500円(税込)、国内 […]
2025.07.08
広島インターハイのスタートリスト発表!! 久保凛は800m予選6組、1500m予選1組に登録 清水空跳は100m7組目 フィールド予選通過ラインも決定
◇全国高校総体(インターハイ、7月25日~29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 7月7日、広島インターハイの大会事務局は大会サイトでスタートリストならびに、フィールド種目の予選通過記録を発表した。 広告の下にコン […]
2025.07.08
プーマから日本人の足に合わせたフィット感を実現した新作ランニングシューズ「VELOCITY NITRO™ 4」が登場!
プーマ ジャパンは、“弾む走りで、世界が広がる”をコンセプトとした新作ランニングシューズ「VELOCITY NITRO™ 4(ヴェロシティ ニトロ 4)」を、7月17 日よりプーマストア、公式オンラインストア、一部取扱い […]
2025.07.07
東京世界陸上の競技開始時間が一部変更 DAY8最終種目が女子5000m決勝から男子800m決勝へ
9月13日~21日に東京・国立競技場で開かれる東京世界選手権のDAY1、DAY2、DAY8、DAY9の競技開始時間の一部が変更になった。7月1日に変更が加えられており、大会公式のSNSで7月7日に発表された。 最も大きな […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会