記念すべき第100回目の箱根駅伝に出場した23チームの、出走全230人にアンケートを実施。出走した選手たちの声を刻みます!
【アンケート項目】
(1)大会を終えての感想、コースの攻略法など
(2)今だから話せる裏話
(3)監督車からの声掛けで心の残ったもの
(4)4年生から後輩たちへ/来年度への意気込み
●城西大
総合3位(往路3位、復路12位) 10時間52分26秒
監督:櫛部静二
1区 野村颯斗(4年) 区間3位
(1)5位前後でタスキをつなぐことを目標に走っていたので、3位は自分でも驚きでした。最初の5kmはハイペースに慣れるまではきつかったです。それ以降は昨年よりも思ったよりも余力を持って走れました。城西大学に入って本当に成長させていただきました。また、2区以降の選手もしっかりと良い走りでまとめてくれて、最高の結果になったと思います。
(2)本当は6区を走る予定だったが足が痛くて平地の1区にしていただいた。
(3)「将也、ヴィクター、秀真、唯翔が待ってる!」「昨年より良い流れで来てるから!」昨年は監督の声を聞けなかったので、今年は六郷橋の上で聞こえた瞬間感動しました。一言一句覚えていると思います。
(4)プレッシャーのかかる1年になると思いますが、あまり気にしすぎず、新しいチームの特色を生かして、楽しみながら1年頑張ってほしいと思います!!ずっと応援します!!
2区 斎藤将也(2年) 区間8位
(1)個人の走りとしては、持てる力は出せたと思います。設定タイムが67分30秒で15秒上回ることができたのでまずまずの結果でした。ラスト3kmの戸塚の坂が1番きつかったです。攻略法が特になく、気合と感情と気持ちで上るしかないと思いました。今回は高速レースってこともあり、周りが想像以上にタイムを出してきたので、来年はそれもしっかり想定と準備をして挑みたいと思います。チームとしては総合3位を取る事ができて最高の形で箱根駅伝を終えることができました。だか、まだ課題はたくさんあって、復路はほとんど他大学に通用しなかったところが課題だと思いました。選手層の底上げが必要だと痛感しました。
(2)レース3日前にシンスプリントを発症して少し痛めてたのですが隠していました。
(3)「今年は日本代表になるぞ」が1番印象になりました。自分自身在学中に日の丸を背負うことを目標にやってきて、ラストでその言葉が聞こえたより力が入り追い込めました。
(4)来年は強い4年生方が卒業して戦力が大幅に下がりますが、1年かけて今回の3位がまぐれではなく実力であったと証明できるように頑張りたいと思います。
3区 ヴィクター・キムタイ(2年) 区間3位
(1)自分の走りがチームにとってカギだと思っていました。個人区間3位チーム総合3位でいい順位が取れて良かったです。戦略はたくさんの準備と走る心構えをすること。
(2)レース前は緊張を抑えるために音楽を聴いて心を落ち着かせようとしましたが、レース後は平常心になり、次の目標に集中し始めました。
(3)「何も恐れる必要はない、あなたを信じている、あなたならできる」と言ってくれたことです。私を信じてくれている人がたくさんいることを知っていたので、失望させないように努めなければならない、と。それが私を本当に勇気づけてくれました。
(4)自分の限界をより良い高みに押し上げるために努力して、より良いシーズンにします。
4区 山中秀真(4年) 区間5位
(1)ラスト5kmでペースアップすることができ、自分の力を出すことができました。前半の10kmはアップダウンは耐えて、後半5kmでペースアップした。ラスト1kmの上りは気持ちで押し切るのがポイントでした。1年以上かけて総合3位を目指していたので目標を達成することができてよかった。
(2)4区はアップダウンが多いコースだが自分は実はチームで1番上りが苦手
(3)5km地点での声かけで間違えて「区間15位」と伝えられすごく焦った。でも実は区間6位通過だった。(次の声かけで間違えていることを伝えられた)
(4)3位と歴史に残る結果を出したのでプレッシャーになるとは思うが今まで通り楽しく走ってほしいです。
5区 山本唯翔(4年) 区間1位
(1)今まで練習してきた通りの力を存分に発揮することができました。ラストの下り坂がきついのですが、前傾姿勢で恐れずに突っ込んでいくような走りができるとペースを落とさずに下りきれました。2年連続の区間賞・区間新、MVPにまで選出していただいてとても、大学最後にふさわしい結果を残せたと思います。チームとしても総合3位と目標通りの順位でゴールすることができて本当にうれしく思います。
(2)当日雨が降ることは予測しておらず、雨が降ってきてからは記録のことは考えず、自分の走りをすることだけに集中しようと切り替えていました。 (3)「ゆいとはゆいとだから」今年は新しく山の○○と名づけてもらうと監督から伝えられていた中で、ラスト1kmの声かけをしてもらった時に言ってもらえて、すごく印象に残りましたし、納得しました。
(4)自分たち以上の結果や成績を収めてほしいとともに、楽しく明るく、強いチームでい続けてほしいです。
6区 久保出雄太(3年) 区間13位
(1)はじめの上りがとてもきつかったです。応援を味方にすることが大切だと思いました。石川県のみなさんな元気を与えられる走りができてよかったです。チームとしては大きな目標であった3位を取れてとてもうれしく思うとともに、来年のプレッシャーがすごいものになっていることに気づきました。
(2)スタート前に実はとても緊張していて、タスキを服に入れられていなかったんですが、僕の付き添いをしてくれた彰人くんが、治してくれて、その後に頑張れとハグをしてくれたことで緊張がほぐれたことです。
(3)「たばた(タバタプロトコル)を思い出せ」
(4)3位を取ったチームをもっと、どう強く、速く、楽しくしていくかがとても楽しみです。
7区 林晃耀(3年) 区間5位
(1)細かなアップダウンがずっと続くので、後半に蓄積で脚にダメージが来るので、後半に失速をしないように我慢するのがきつかった。個人の走りは、2年連続の7区で昨年よりタイム区間順位ともに上げることができたのでよかったです。チームは目標の3位を取ることができてとてもうれしかったです!
(2)前日、6区の久保出が「駒澤を抜いてくる」と電話して話していたのに、中継所で駒澤がタスキ渡しをしてもまだ来なかったこと。久保出は初めての箱根で興奮してて無敵気分だったこと。
(3)「来年のためにここでしっかり結果残そう」「来年、往路を走るためにも、前に近づいてタスキ渡ししよう」
(4)来年は今年以上に期待されると思うので、しっかり応えられるように個人の成績もチーム全体のレベルアップも進めていきたいです。
8区 小田伊織(1年) 区間17位
(1)初めての箱根駅伝は沿道の応援のすごさについ笑ってしまう感覚になりました。遊行寺の坂がきつくて、そこまでペースを落とさず余裕を持って上ること、力を使いすぎないことがポイント。個人としては長かったと感じ箱根の難しさを感じることができました。総合3位というのを1年目から経験できたことはものすごく自信にもなりました。
(2)緊張してなさすぎて心配された
(3)「後ろは気にせず自分のペースで行こう」やっぱり前より後ろのことを考えてしまうのでそこで冷静さを持ち直すことができました。
(4)8区でリベンジ。次こそロードの鬼の強さを見せます。
9区 平林樹(3年) 区間10位
(1)自分の走りは納得のいく走りができなかったです。終始前も後ろも見えない位置での単独走となり、地力のなさを痛感しました。横浜駅過ぎの長い直線は後半なのに精神的にきつかったので、“無”になることが大事だと思います。チームとしては目標を達成することができ、良かったと思います。 (2)――
(3)――
(4)来年は自身の力で上位を手繰り寄せる走りをしていきたいです。
10区 中田侑希(4年) 区間16位
(1)最後の5kmはきつかったです。向かい風がすごかったので上半身を倒しながら走るのがポイントです。個人としては後悔ない走りができました。
(2)レース後は号泣です
(3)「最後だ!笑え」という言葉です。安心することができました。
(4)強い城西大学を築いて下さい。
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