HOME 国内

2024.01.23

世界陸連がソニーとスポンサー契約を締結 東京世界陸上へコー会長「最新のイノベーションで最高の大会にしたい」
世界陸連がソニーとスポンサー契約を締結 東京世界陸上へコー会長「最新のイノベーションで最高の大会にしたい」

質問に答える世界陸連コー会長(右)。左はソニーグループの十時社長

世界陸連(WA)は1月23日、ソニーとスポンサーシップに関する契約を締結した。期間は2026年末までの3年間(金額は非公表)で、この間には東京世界選手権(2025年9月13日~21日/東京・国立競技場)も開催される。WAのセバスチャン・コー会長は「最新のイノベーションで最高の大会にしたい」と語った。

ソニーは契約期間中、WAシリーズのすべての大会において、撮影技術などに加え、大会運営についてもグループ会社のホークアイによる審判判定支援サービスを提供し、より公平な運営に貢献していくとしている。

コー会長は「ソニーはこれまでイノベーションでは革新的な企業。契約に調印できてうれしい。我々の競技の成長にも生かされるし、大会で撮影されたものは何世代にも記憶に残るものとなる。また、審判についても完全性を持って進めることができる」とあいさつした。

広告の下にコンテンツが続きます

ソニーグループの十時裕樹社長兼COO兼CFOは「ソニーはクリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動で満たすというパーパス(存在意義)を掲げ、スポーツではアスリートやパートナーとともに感動体験を進化させ、 世界中に届けることに注力している。世界陸連の知見やノウハウとソニーのテクノロジーを組み合わせて、陸上競技ファンから子供たちまで幅広くさまざまなかたちでスポーツの魅力を伝えていければ。感動に満ちた陸上競技の未来の想像に貢献したい」と話す。

また、槙公雄・社長兼CEOは「モーションをキャプチャーしながら、そのデータを一緒になってご覧いただけるような、躍動するアスリートの臨場感を世界の皆様に届けるようなテクノロジーを届けたい」とした。

東京世界選手権開幕まであと599日。コー会長は「昨年のブダペスト世界選手権などで2025年大会に向けて素晴らしい基礎を築いてきた。東京大会はこれまでにない最高の選手権にしたい。アスリートにとってはよりよいパフォーマンスを発揮できるようにしていけるように、最新のイノベーションを提供したい」としたうえで、「ソニーとは単なるスポンサーではない、パートナー。ソニーの持つイノベーションを活用していきたい」と意気込んでいた。

世界陸連(WA)は1月23日、ソニーとスポンサーシップに関する契約を締結した。期間は2026年末までの3年間(金額は非公表)で、この間には東京世界選手権(2025年9月13日~21日/東京・国立競技場)も開催される。WAのセバスチャン・コー会長は「最新のイノベーションで最高の大会にしたい」と語った。 ソニーは契約期間中、WAシリーズのすべての大会において、撮影技術などに加え、大会運営についてもグループ会社のホークアイによる審判判定支援サービスを提供し、より公平な運営に貢献していくとしている。 コー会長は「ソニーはこれまでイノベーションでは革新的な企業。契約に調印できてうれしい。我々の競技の成長にも生かされるし、大会で撮影されたものは何世代にも記憶に残るものとなる。また、審判についても完全性を持って進めることができる」とあいさつした。 ソニーグループの十時裕樹社長兼COO兼CFOは「ソニーはクリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動で満たすというパーパス(存在意義)を掲げ、スポーツではアスリートやパートナーとともに感動体験を進化させ、 世界中に届けることに注力している。世界陸連の知見やノウハウとソニーのテクノロジーを組み合わせて、陸上競技ファンから子供たちまで幅広くさまざまなかたちでスポーツの魅力を伝えていければ。感動に満ちた陸上競技の未来の想像に貢献したい」と話す。 また、槙公雄・社長兼CEOは「モーションをキャプチャーしながら、そのデータを一緒になってご覧いただけるような、躍動するアスリートの臨場感を世界の皆様に届けるようなテクノロジーを届けたい」とした。 東京世界選手権開幕まであと599日。コー会長は「昨年のブダペスト世界選手権などで2025年大会に向けて素晴らしい基礎を築いてきた。東京大会はこれまでにない最高の選手権にしたい。アスリートにとってはよりよいパフォーマンスを発揮できるようにしていけるように、最新のイノベーションを提供したい」としたうえで、「ソニーとは単なるスポンサーではない、パートナー。ソニーの持つイノベーションを活用していきたい」と意気込んでいた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.09

中大が来春の新入生を発表!長距離は栗村凌、簡子傑ら U20東アジア選手権代表・後藤大輔も進学

中大男子陸上部は12月9日、来春入学となるスポーツ推薦試験の合格者20人を発表した。 長距離ブロックでは広島インターハイ5000m3位で、高校歴代歴代8位の13分34秒38を持つ栗村凌(学法石川高・福島)が合格。栗村は昨 […]

NEWS 富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

2025.12.09

富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の主催者は、12月30日に行われる大会のエントリー選手を発表した。 10月の全日本で25年ぶりの優勝を果たした城西大は、区間賞を獲得した兼子心晴(4年)、金子陽向(4年)、本間香( […]

NEWS 鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

2025.12.09

鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

鹿児島銀行は12月8日、宇都ひなたと坂口日菜子が10月末に退部したことを発表した。 宇都は鹿児島・伊敷中から鹿児島高に進学し、3年時には1500mでインターハイに出場。卒業後はワコールに進み、1年目からクイーンズ駅伝に出 […]

NEWS ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

2025.12.09

ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

ユニクロ女子陸上競技部が、選手の一般公募を12月5日に開始した。 同社女子陸上競技部は1997年に創部。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)には2003年に初出場。14年には7位に入った。 その後は浮き沈みを繰り返 […]

NEWS パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

2025.12.09

パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

愛知県名古屋市の瑞穂公園を管理する株式会社瑞穂LOOP-PFIは12月9日、建て替えを進めていたパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)が2026年4月22日に一般供用を開始すると発表した。 発表によると、約30000 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top