HOME 駅伝

2024.01.09

都道府県女子駅伝 石川のエントリー変更なし プライバシーの侵害などに事務局が注意喚起「安心してパフォーマンスを発揮できる大会に」
都道府県女子駅伝 石川のエントリー変更なし プライバシーの侵害などに事務局が注意喚起「安心してパフォーマンスを発揮できる大会に」

2023年都道府県女子駅伝の様子

1月14日に京都市で行われる皇后盃第42回都道府県対抗女子駅伝の大会事務局が1月9日に会見を開いた。

同会見に出席した京都陸協の岡西秀明・総務部長は質疑応答で、1月1日に起きた能登半島地震に関連し、石川県について「現時点でエントリー変更等はありません」と説明。連絡がついていない可能性などもあるとした上で、通常のエントリー変更(2名以内)のところを「被災による案件についてはそれ(規定)以外の枠で承認する」とした。また、会場周辺で被災地への募金活動も行うという。

広告の下にコンテンツが続きます

なお、ここ数年はコロナ禍などで沿道応援や声出しの自粛のお願いなどもあったが、今年から「制限なし」とし、「お時間の許す限り応援してほしい」と呼びかけた。

一方で、近年は「選手のプライバシーの侵害や、つきまといなどが問題となっている」ことに触れ、大会事務局としては「未成年選手の動画が大会規定を逸脱してSNSに投稿されている」という状況を鑑み、報道関係者についても「宿舎周辺やレース前後(クールダウンの様子など)の取材・撮影」を制限。沿道やスタジアムでの一般客については撮影禁止はしないが、配慮を求めつつ「特殊な機材をつけての撮影などは審判員から声かけ」するとし、迷惑撮影について京都府警とも連携していく構えを見せる。

岡西総務部長は「今大会は選手が安心してパフォーマンスを発揮できる大会になるように務めてきました。今後も継続していけるよう、応援するものが一体となって選手を守っていきたい」と話した。

都道府県対抗女子駅伝は、9区間42.195kmのコースで、1月14日、12時30分にスタートする。

広告の下にコンテンツが続きます
1月14日に京都市で行われる皇后盃第42回都道府県対抗女子駅伝の大会事務局が1月9日に会見を開いた。 同会見に出席した京都陸協の岡西秀明・総務部長は質疑応答で、1月1日に起きた能登半島地震に関連し、石川県について「現時点でエントリー変更等はありません」と説明。連絡がついていない可能性などもあるとした上で、通常のエントリー変更(2名以内)のところを「被災による案件についてはそれ(規定)以外の枠で承認する」とした。また、会場周辺で被災地への募金活動も行うという。 なお、ここ数年はコロナ禍などで沿道応援や声出しの自粛のお願いなどもあったが、今年から「制限なし」とし、「お時間の許す限り応援してほしい」と呼びかけた。 一方で、近年は「選手のプライバシーの侵害や、つきまといなどが問題となっている」ことに触れ、大会事務局としては「未成年選手の動画が大会規定を逸脱してSNSに投稿されている」という状況を鑑み、報道関係者についても「宿舎周辺やレース前後(クールダウンの様子など)の取材・撮影」を制限。沿道やスタジアムでの一般客については撮影禁止はしないが、配慮を求めつつ「特殊な機材をつけての撮影などは審判員から声かけ」するとし、迷惑撮影について京都府警とも連携していく構えを見せる。 岡西総務部長は「今大会は選手が安心してパフォーマンスを発揮できる大会になるように務めてきました。今後も継続していけるよう、応援するものが一体となって選手を守っていきたい」と話した。 都道府県対抗女子駅伝は、9区間42.195kmのコースで、1月14日、12時30分にスタートする。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.29

第102回箱根駅伝が今日区間エントリ-発表! 青学大・黒田朝日、駒大、國學院大などのエントリーは!?

来年1月2日、3日に行われる第102回箱根駅伝の区間エントリーが今日12月29日に締め切られ、当日発表される。 すでに12月10日に16人のチームエントリーが発表されている。往路5人、復路5人、補員6人が登録され、1月2 […]

NEWS 2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施

2025.12.28

2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施

愛知陸協は、26年2月21日に名古屋市で第15回愛知競歩競技会を行うと発表した。 愛知競歩競技会は、これまでパロマ瑞穂北陸上競技場や知多運動公園陸上競技場(Bフードサイエンス1969知多スタジアム)などトラックで実施され […]

NEWS 箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 トップ選手が集まる駒大で代名詞が 駒大・伊藤蒼唯(4年)の代名詞は「 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

2025.12.28

箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「花の2区」で2度の爆走 箱根駅伝で、黒田朝日(4年)は、「花の2区 […]

NEWS トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

2025.12.28

トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝

◇第70回全日本実業団対抗駅伝(1月1日/群馬県庁前発着・7区間100km) 第70回の節目を迎える全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)は2026年1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top