HOME 箱根駅伝

2024.01.02

青学大3区・太田蒼生が衝撃の59分47秒!10km通過27分26秒 3回目の挑戦で初の区間賞/箱根駅伝
青学大3区・太田蒼生が衝撃の59分47秒!10km通過27分26秒 3回目の挑戦で初の区間賞/箱根駅伝

箱根駅伝3区で区間歴代2位の激走を見せた青学大・太田蒼生

◇第100回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km)

第100回箱根駅伝の3区は青学大の太田蒼生(2年)が区間歴代2位、日本人では史上初めて1時間を切る59分47秒で区間賞を手にした。

先頭の駒大から22秒差の2位でタスキを受け取った太田は、7.7kmで先頭に追いつく。そこから度重なる先頭交代を繰り返し、18.2km付近でサングラスを外してスパート。中継所では4秒差がついた。

「前半で追いついて後半湘南海岸に出てから勝負だと思っていました。競り合いになってしんどかったですが、1位でタスキを渡したいと思っていたので良かったです」と自身の走りを振り返る太田。タイムについては「1時間切りが1つの目標タイムだったので、達成できたのは収穫です」と笑顔を見せた。

太田は1年時にも3区で先頭に立ち、2年時は3位から一時トップに立つなど好走が続いたものの、いずれも区間2位。3度目の挑戦にして初の区間賞となった。

これで青学大は2区、3区と連続区間賞でトップも奪取。「優勝を全員で狙っているので、駒大1強を崩していきたい」と、後続のチームメイトにも信頼を寄せているようだった。

広告の下にコンテンツが続きます

区間2位だった駒大・佐藤圭汰(2年)も区間歴代3位の1時間0分13秒。区間3位は城西大のヴィクター・キムタイ(2年)の1時間1分29秒で、上位2人の強さが際立つ結果となった。

◇第100回箱根駅伝・往路(東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km) 第100回箱根駅伝の3区は青学大の太田蒼生(2年)が区間歴代2位、日本人では史上初めて1時間を切る59分47秒で区間賞を手にした。 先頭の駒大から22秒差の2位でタスキを受け取った太田は、7.7kmで先頭に追いつく。そこから度重なる先頭交代を繰り返し、18.2km付近でサングラスを外してスパート。中継所では4秒差がついた。 「前半で追いついて後半湘南海岸に出てから勝負だと思っていました。競り合いになってしんどかったですが、1位でタスキを渡したいと思っていたので良かったです」と自身の走りを振り返る太田。タイムについては「1時間切りが1つの目標タイムだったので、達成できたのは収穫です」と笑顔を見せた。 太田は1年時にも3区で先頭に立ち、2年時は3位から一時トップに立つなど好走が続いたものの、いずれも区間2位。3度目の挑戦にして初の区間賞となった。 これで青学大は2区、3区と連続区間賞でトップも奪取。「優勝を全員で狙っているので、駒大1強を崩していきたい」と、後続のチームメイトにも信頼を寄せているようだった。 区間2位だった駒大・佐藤圭汰(2年)も区間歴代3位の1時間0分13秒。区間3位は城西大のヴィクター・キムタイ(2年)の1時間1分29秒で、上位2人の強さが際立つ結果となった。

箱根駅伝3区区間歴代10傑

 59.25 Y.ヴィンセント(東京国際大1) 20年  59.47 太田蒼生(青学大3) 24年 1.00.13 佐藤圭汰(駒大2)  24年 1.00.55 丹所健(東京国際大3)22年 1.01.19 伊豫田達弥(順大3) 22年 1.01.23 遠藤大地(帝京大2) 20年 1.01.25 田澤廉(駒大1)   20年 1.01.26 森田歩希(青学大4) 19年 1.01.29 V.キムタイ(城西大2)24年 1.01.32 鈴木塁人(青学大4) 20年 1.01.34 青木祐人(國學院大4)20年

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

NEWS 26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

2025.04.30

26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得

世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top