HOME 学生長距離

2023.11.29

【Playback箱根駅伝】第2回/明大が9区逆転で初優勝 早大は河野兄弟の活躍で往路V
【Playback箱根駅伝】第2回/明大が9区逆転で初優勝 早大は河野兄弟の活躍で往路V

第2回箱根駅伝でスタート地点の日比谷音楽堂をスタートする1区の選手たち

第2回箱根駅伝総合成績をチェック

●総合成績
1位 明大   14時間39分01秒8
2位 東京高師 14時間45分02秒4
3位 早大   14時間56分40秒
4位 慶大   15時間49分43秒6
5位 東農大  15時間52分14秒8
6位 法大   16時間07分08秒6
7位 中大   16時間29分40秒6

●区間賞
1区 河野謙三(早大) 1時間28分19秒
2区 高見将三(明大) 1時間15分15秒
3区 行田重治(早大) 1時間20分10秒
4区 二木謙三(慶大) 1時間15分00秒
5区 麻生武治(早大) 1時間55分50秒
6区 江俣広(明大)  1時間34分20秒
7区 金持嘉一(東京高師) 1時間27分45秒
8区 栗本義彦(東京高師) 1時間21分10秒
9区 不明
10区 不明

広告の下にコンテンツが続きます
2024年に箱根駅伝は第100回大会を迎える。記念すべき100回に向けて、これまでの歴史を改めて振り返る『Playback箱根駅伝』を企画。第1回大会から第99回大会まで、大会の様子を刻んでいく。(所属などは当時のもの)

第2回(1921年/大正10年) 明大が前年の雪辱 9区で抜け出す

第1回大会に出場した東京高師、明大、早大、慶大に加えて中大、法大、東農大が新たに参加。第2回大会は「七大校対抗駅伝競走」の名称で日比谷音楽堂を発着点に開催された。 往路の主役となったのは早大の河野兄弟だ。1区で弟の謙三が2位の法大に2分46秒差をつけると、2、3区も先頭をキープ。4区の兄・一郎も区間3位ながら首位を守った。 5区では2位の明大と2分05秒差でタスキを受けた麻生武治が区間賞の快走。リードを3分30秒に広げて往路優勝を果たした。 往路優勝の立役者となった河野兄弟は卒業後に政治家として活躍。一郎は副総理や農林大臣などを歴任し、1964年には東京五輪担当大臣を務めた。謙三も日本陸連会長、日本体育協会会長を務めたほか、参議院議長として名を馳せた。 また、麻生はクロスカントリースキーの選手としても活躍。1928年にスイスのサンモリッツで開かれた冬季五輪に初の日本代表として出場している。 復路では2位スタートの明大が追い上げる。6区の江俣広が区間賞の走りで2分10秒差に迫ると、7区の得能末吉で逆転。だが、早大も8区の大江正行が明大を抜き返して再びトップに立ち、勝負は終盤の2区間にもつれ込んだ。 9区では明大の藤井嘉市が早大を抜いて首位を奪い返す。一方の早大は東京高師にも抜かれて3位に転落した。明大は10区の下村広次がトップを守り抜いて先頭でフィニッシュ。初優勝を飾り、25秒差で2位に終わった前年の雪辱を果たした。初代王者の東京高師は6分00秒2差で2位となり、往路優勝の早大は2年連続の3位に終わった。 参考文献:箱根駅伝90回記念誌(関東学生連盟)

第2回箱根駅伝総合成績をチェック

●総合成績 1位 明大   14時間39分01秒8 2位 東京高師 14時間45分02秒4 3位 早大   14時間56分40秒 4位 慶大   15時間49分43秒6 5位 東農大  15時間52分14秒8 6位 法大   16時間07分08秒6 7位 中大   16時間29分40秒6 ●区間賞 1区 河野謙三(早大) 1時間28分19秒 2区 高見将三(明大) 1時間15分15秒 3区 行田重治(早大) 1時間20分10秒 4区 二木謙三(慶大) 1時間15分00秒 5区 麻生武治(早大) 1時間55分50秒 6区 江俣広(明大)  1時間34分20秒 7区 金持嘉一(東京高師) 1時間27分45秒 8区 栗本義彦(東京高師) 1時間21分10秒 9区 不明 10区 不明

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.02.02

SUBARU・口町亮が今年度限りで引退 15年全日本大学駅伝MVP 15日の青梅マラソンがラストレース

【動画】アンカー・口町亮がロケットスパートで順位を押し上げる/23年ニューイヤー駅伝

NEWS 最後の箱根路/早大・間瀬田純平 最後は“持ち場”離れるも「4年間箱根を走れて幸せだった」

2026.02.02

最後の箱根路/早大・間瀬田純平 最後は“持ち場”離れるも「4年間箱根を走れて幸せだった」

12月に入ってから再三のトラブル その2週間後の上尾シティハーフマラソンでも快走する。15kmまではペース走として一定のペースを刻み、最後はペースアップして1時間2分31秒の自己ベストをマークした。 「去年も同じ設定でし […]

NEWS 大阪マラソン 平林清澄、細谷恭平らが招待  エリート枠に相澤晃、吉田響、横田俊吾ら 海外勢は前回Vアダンが登録

2026.02.02

大阪マラソン 平林清澄、細谷恭平らが招待 エリート枠に相澤晃、吉田響、横田俊吾ら 海外勢は前回Vアダンが登録

大阪マラソン2026 主なエントリー選手をチェック ●男子 <招待選手> イフニリグ・アダン(エチオピア)) ブテ・ゲメチ(エチオピア) ムルゲタ・アセファ・ウマ(エチオピア) エルロイ・ゲラント(南アフリカ) イブラヒ […]

NEWS 山本有真とコラントッテがアドバイザリー契約を締結「これからも応援いただけるランナーを目指して」

2026.02.02

山本有真とコラントッテがアドバイザリー契約を締結「これからも応援いただけるランナーを目指して」

磁気健康ギア「Colantotte(コラントッテ)」の製造・販売を手掛ける株式会社コラントッテ(大阪市中央区)は、女子長距離の山本有真(積水化学)とアドバイザリー契約を締結したことを発表した。 山本は愛知県出身の25歳。 […]

NEWS 大東大・守祐陽が今春から渡辺パイプに内定 100m10秒00、東京世界陸上代表

2026.02.02

大東大・守祐陽が今春から渡辺パイプに内定 100m10秒00、東京世界陸上代表

昨年の東京世界選手権男子100m代表で、10秒00のベストを持つ守祐陽(大東大)が、今春から渡辺パイプに入社することが関係者への取材でわかった。 守は千葉県出身。市船橋高ではインターハイで100m8位に入ったほか、4×1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年2月号 (1月14日発売)

2026年2月号 (1月14日発売)

EKIDEN Review
第102回箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
全国高校駅伝
全国中学校駅伝
富士山女子駅伝

page top