2023.11.25
第43回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月26日)前日の11月25日、区間エントリーが行われ、出場する25チームのオーダーが発表された。
前回女王の資生堂は1区(7.0km)に五島莉乃、最長区間の3区(10.6km)に10月のパリ五輪マラソン代表選考レース・マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で2位に入り、2大会連続五輪代表に内定した一山麻緒が入った。また、5区(10.0km)にはベテランの高島由香が務め、長距離区間に実力のある選手をバランスよく配置した。
2年前の優勝チームで前回2位の積水化学は4.2kmの2区にルーキーの山本有真、3区に佐藤早也伽、5区に新谷仁美という布陣。中盤で主導権を握ることができるか。
前回3位の日本郵政グループは3区にブダペスト世界選手権10000m7位の廣中璃梨佳、5区に鈴木亜由子を起用。3年ぶりの女王奪還に挑む。
このほか、ダイハツは3区にブダペスト世界選手権マラソン代表で、MGC4位の加世田梨花、5区にはオレゴン世界選手権出場の松田瑞生、アンカー(6区6.795km)に前田彩里が務める。
エディオンは1区に、昨年の全国高校駅伝1区区間賞のルーキー・水本佳菜、アンカーにMGC3位の細田あいを入れた。第一生命グループはMGCを優勝した鈴木優花が3区を担当。アジア選手権10000m金メダルの小海遥が1区に入った。
レースは宮城県松島町文化観光交流館前をスタート、仙台市陸上競技場(弘進ゴムアスリートパーク仙台)をフィニッシュとする6区間42.195kmで行われる。
各区間の距離は1区7.0km、2区4.2km、3区10.6km、4区3.6km、5区10.0km、6区6.795km。
今大会は第1中継所が、4年前と同じ塩竃市地域活動支援センターに戻された。そのため、1区の距離が前回より600m短い7.0kmに戻っている。また、2区と3区で距離変更があり、2区は900m延び、3区は300m短縮。4区以降に変更はない。
今大会はシード権を獲得した前回大会の上位8チームと、10月22日の予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津)で上位16位までの計24チームに加え、マラソングランドチャンピオンシップ(MGC/10月15日)の特例措置(出場選手がいるチームは予選会完走でクイーンズ駅伝出場資格が得られる)が適用された1チームの、計25チームが出場する。
スタートは12時15分。TBS系列で11時50分から生中継される。
クイーンズ駅伝シードチームオーダー
資生堂 1区 五島莉乃 2区 井手彩乃 3区 一山麻緒 4区 ジェプングティチ・ジュディ 5区 高島由香 6区 前田海音 積水化学 1区 田浦英理歌 2区 山本有真 3区 佐藤早也伽 4区 佐々木梨七 5区 新谷仁美 6区 森智香子 JP日本郵政グループ 1区 菅田雅香 2区 牛佳慧 3区 廣中璃梨佳 4区 小坂井智絵 5区 鈴木亜由子 6区 和田有菜 エディオン 1区 水本佳菜 2区 江口美咲 3区 矢田みくに 4区 工藤杏華 5区 市田美咲 6区 細田あい ダイハツ 1区 大森菜月 2区 武田千捺 3区 加世田梨花 4区 西出優月 5区 松田瑞生 6区 前田彩里 豊田自動織機 1区 逸見亜優 2区 吉田莉帆 3区 籔下明音 4区 ヘレン・エカラレ 5区 藤田あい 6区 原田まりん パナソニック 1区 信櫻空 2区 内藤早紀子 3区 渡邊菜々美 4区 ジャネット・ニーヴァ 5区 中村優希 6区 森田香織 第一生命グループ 1区 小海遥 2区 櫻川響晶 3区 鈴木優花 4区 原田紋里 5区 飛田凜香 6区 古川結美RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.21
箱根駅伝「関東学生連合チーム」選出は総合順位つかずとも選出 予選会中継時情報の訂正と謝罪
-
2025.10.20
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.21
箱根駅伝「関東学生連合チーム」選出は総合順位つかずとも選出 予選会中継時情報の訂正と謝罪
一般社団法人関東学生陸上競技連盟は10月20日、日本テレビで放送された第102回箱根駅伝予選会の中継において、関東学生連合チームの選出方法についての解説で誤りがあったといして訂正を発表した。 関東学生連合チームは箱根駅伝 […]
2025.10.20
デュプランティス、フルラーニ、オールマンらが候補に!年間最優秀選手フィールド部門のノミネート男女各5名が発表
世界陸連(WA)は10月13日、ワールド・アスレティクス・アワード2025「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のフィールド種目候補選手を発表した。 陸上競技の年間最優秀選手にあたる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・ […]
2025.10.20
ハファシマナがブルンジ勢として4連覇! 女子はアメバウが快勝 世界陸連クロカン・ツアーが開幕/WAクロカンツアー
世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの初戦ゾルノツァ国際クロスが10月19日、スペインで開催され、男子(8.7km)はE.ハファシマナ(ブルンジ)が25分50秒、女子(8.7km)はL.アメバウ(エチオピア) […]
2025.10.20
トロイティチが2時間3分30秒の大会新V チェプテゲイが自己新 女子はデスタが2時間17分37秒/アムステルダムマラソン
アムステルダムマラソンが10月19日、オランダで開催され、男子はG.トロイティチ(ケニア)が2時間3分30秒で、女子はA.デスタ(エチオピア)が2時間17分37秒で優勝した。 男子優勝のトロイティチは今年の東京マラソンで […]
2025.10.20
其田健也が2時間8分33秒で16位 中間点まで先頭集団に食らいつく/アムステルダムマラソン
10月19日、オランダでアムステルダムマラソンが行われ、ブダペスト世界選手権代表の其田健也(JR東日本)が2時間8分33秒で16位に入った。 其田はスタートから1km3分を切るペースを刻む先頭集団につけ、5kmを14分3 […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望