2023.11.22
22日、東京都町田市の町田GIONスタジアムにてMARCH対抗戦2023が開催され、明大、青学大、立教大、中大、法大の5大学が10000mレースで火花を散らした。
全体トップだったのは最終組で1着を占めた青学大の佐藤一世(4年)。残り1周で中大の湯浅仁(4年)と一騎打ちとなり、28分11秒00の自己新で制した。
レース後、佐藤は「後半勝負だと思っていたので、勝ち切れたのは自信になります」と満足げな表情。タイムについても「自己新が目標だったのでうれしいです」と、従来の自己記録(28分23秒62)を10秒以上縮めたことに自信を深めた様子だった。
佐藤は1年時から2年連続で全日本大学駅伝5区の区間賞を獲得するなど活躍。安定度の高さから原晋監督からは「駅伝男」と評され信頼を寄せられてきた。最終学年となる今季はトラックで自己新を出すなど好調だったものの、出雲駅伝は3区区間4位、全日本大学駅伝は3区区間8位と実力を発揮できなかった。
最後の箱根駅伝に向けては「4年生が引っ張るのがアオガクの伝統。4年間の集大成としてすべてをぶつけます!」と意欲を高めた。
このほか、青学大勢は黒田朝日(2年)が28分15秒82、倉本玄太(4年)が28分19秒31、太田蒼生(3年)が28分20秒63、白石光星(3年)が28分27秒96、山内健登(4年)が28分28秒75と、28分30秒切りが相次ぎ、上位10人の平均タイムで争う対抗戦では3連覇を達成した。
MARCH対抗戦2023 個人上位成績をチェック!
1)佐藤一世(青学大4)28.11.00 2)湯浅仁(中大4) 28.12.17 3)黒田朝日(青学大2)28.15.82 4)倉本玄太(青学大4)28.19.31 5)太田蒼生(青学大3)28.20.63 6)阿部陽樹(中大3)28.26.58 7)白石光星(青学大3)28.27.96 8)山内健登(青学大4)28.28.75
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.05.02
2024.04.26
やり投・北口榛花 五輪シーズン初戦へ「結果がどうであれ次につなげられれば」/DL蘇州
-
2024.04.29
-
2024.04.29
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.04.26
-
2024.04.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.02
栗原啓吾が富士山の銘水に加入 「新たな環境で陸上を続けられる感謝を忘れず」 3月にSUBARUを退社
富士山の銘水は、5月1日付で栗原啓吾が入社したことを発表した。 栗原は群馬県出身。東農大二高時代に3年連続で全国高校駅伝の4区を走るなど活躍し、中央学大では1、2、4年時に箱根駅伝に出場。2年時には1区でトップと13秒差 […]
2024.05.02
単独インタビュー「私は田中希実ですと自信を持って言えるようになった」プロ1年目の総括と思い描くパリでのレース
昨年4月、田中希実は実業団チームを離れて「New Balance」所属の“プロランナー”としてのキャリアをスタートさせた。 プロとして駆け抜けた1年。ブダペスト世界選手権では5000m8位入賞し、ダイヤモンドリーグ(DL […]
2024.05.02
塩尻和也、太田智樹、相澤晃がパリ五輪に近づくか!?田澤が欠場、次の勢力は!?/日本選手権10000m
パリ五輪代表選考会となる第108回日本選手権10000mが5月3日に静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアムで行われる。男子の有力選手を見ていこう。 【女子のみどころ】3連覇中の本命・廣中が不在 小海遥、五島莉乃、高島由香 […]
2024.05.02
3連覇中の本命・廣中が不在 小海遥、五島莉乃、高島由香の三つ巴か/日本選手権10000m
パリ五輪代表選考会となる第108回日本選手権10000mが5月3日に静岡・小笠山総合運動公園静岡スタジアムで行われる。女子の有力選手を見ていこう。 【男子の見どころ】塩尻和也、太田智樹、相澤晃がパリ五輪に近づくか!?田澤 […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!