2023.11.18
関東高校駅伝は11月18日、千葉県旭市の県総合スポーツセンター東総運動場折り返しコースで行われ、男子(7区間42.195km)は、埼玉栄(埼玉)が2時間5分52秒で2年連続優勝を果たした。女子(5区間21.0975km)は白鵬女(神奈川)が1時間10分46秒で2連覇。また、全国高校駅伝(12月24日/京都)の地区代表は、1時間13分04秒で5位の東海大相模(神奈川)が南関東地区代表として初めての都大路出場権を獲得し、1時間13分19秒で6位の水城(茨城)が北関東地区代表として、4年ぶり4回目の全国切符を手にした。
男子の埼玉栄は、1区(10km)を務めたインターハイ5000m7位の松井海斗(3年)が29分10秒の区間賞発進。2区で同タイムながら2位に順位を落とすも、3区(8.1075km)の佐藤大介(3年)が再び単独首位に立ち、4区(8.0875km)の岸本駿吾(2年)が24分27秒の区間賞で差を広げる。その後の区間もトップを守り切った。2位には2時間6分20秒で農大二(群馬)。3位には最終7区で鈴木愛音(3年)が区間賞を獲得した城西(東京)が入った。
女子の白鵬女は、2位でタスキを受けた2区(4.0975km)の勝呂遥香(2年)が13分44秒の区間賞で首位中継。3区、4区で宇都宮文星女(栃木)に先行されるも、5区(5km)に入ったインターハイ1500m2位、3000m4位のジェシンタ・ニョカビ(2年)が16分06秒の区間タイ記録で逆転した。
神奈川県大会で2位だった東海大相模は、1区を務めたインターハイ1500m4位、3000m5位の近藤希美(3年)が区間3位スタート。地区代表の1番手を常に走り、最終的には5位に終わったが、うれしい都大路行きを決めた。
茨城2位の水城は1区こそ20位と出遅れたが、2区で鈴木凜皇(2年)が7人抜き。3区(3km)の高村稜花(2年)は、10分05秒の区間賞で6つ順位を上げて7位まで進出した。4区で10位に下がり、北関東代表争いの昌平(埼玉)に11秒差まで迫られたが、アンカーの畠山美希(2年)が4人を抜いた。
全国大会は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。記念大会となる女子は都道府県代表に加え、地区代表も出場。地区代表は、地区高校駅伝で都道府県大会1位校を除いた最上位校となる。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
-
2025.04.28
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]
2025.04.30
【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦
FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]
2025.04.30
5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場
5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]
2025.04.30
26年ブダペスト開催の「世界陸上アルティメット選手権」やり投・北口榛花が出場権獲得
世界陸連(WA)は4月29日、2026年に新設する「世界陸上アルティメット選手権」の大会500日前を受け、昨年のパリ五輪の金メダリストに出場資格を与えることを発表した。女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花(JAL)も含 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)