2023.11.03
全国高校駅伝の出場権を懸けた東京都高校駅伝は11月3日、板橋区の荒川戸田橋競技場を発着とする荒川緊急用河川敷道路で行われ、女子(5区間21.0975km)は、錦城学園が1時間11分21秒で3年ぶり3回目の優勝を果たした。男子(7区間42.195km)は、國學院久我山が2時間7分11秒で2年ぶり25回目の頂点に立った。
女子の錦城学園は1区こそ、トップから37秒差の3位スタートとなったが、2区(4.0975km)の今井亜実(3年)が13分49秒の区間賞でトップに浮上。3区の杉本花音(3年)、4区の外間結那(2年)、5区の位田明優(3年)も区間賞を獲得し、後続とのリードを広げた。全国大会出場は地区代表を含め、3年ぶり4回目となる。2位は1分26秒差で駒大高が入り、前回まで2連覇していた順天は3位だった。
激戦が予想された男子は、國學院久我山が前回2位の悔しさを晴らし、2年ぶり25回目の全国切符を手にした。3区終了時でトップと14秒差の4位だったが、4区(8.0875km)の飯國新太(3年)が区間新の23分57秒で3人を抜いて首位に。40秒のリードを作った。後続の追い上げで、6区終了時ではリードは10秒となったものの、最終区7区(5km)の寺田向希(3年)が14分41秒の区間新で突き放し、歓喜のフィニッシュ。2位は36秒差で拓大一。前回初優勝の城西は3位。連覇こそ逃したが、2区(3km)の堀川裕生(3年)が区間タイの8分35秒をマークするなど、3区間で区間賞を奪った。
全国大会は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。記念大会となる女子は都道府県代表に加え、地区代表も出場する。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.15
-
2025.06.15
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
800m昨年全国8位の菊池晴太が1分50秒03の大会新V「収穫と悔しさがある」400mH長谷川桜介が51秒19、三段跳の菅野穂乃は大会新/IH東北
◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の3日目が行われ、男子800mは菊池晴太(盛岡第四3岩手)が1分50秒03の大会新で […]
2025.06.16
走幅跳IH2位の成澤柚日が自己新6m11で3連覇!柴田弥聖が2年連続ロングスプリント2冠/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム) 広島インターハイを懸けた北関東地区大会の2日目が行われ、女子走幅跳で成澤柚日(共愛学園3群馬)が自己新の6m11(+1. […]
2025.06.16
円盤投・松元美春が最終投てきで大逆転連覇&3年連続IHへ!走幅跳・木浦が自己新連発7m20、大混戦800mは田中が2年生V/IH南九州
◇インターハイ南九州地区大会(6月13~16日/熊本市・えがお健康スタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた南九州地区大会の3日目が行われ、女子円盤投は松元美春(出水3鹿児島)が39m42で2連覇を達成した。 広告の下 […]
2025.06.16
中村学園女3種目V 小松美咲800m2分05秒63の大会新で2連覇&2冠 走幅跳とハンマー投も制す 大塚涼也がやり投65m51/IH北九州
◇インターハイ北九州地区大会(6月13日~16日/佐賀・SAGAスタジアム) 広島インターハイをかけた北九州地区大会の3日目が行われ、中村学園女(福岡)が女子3種目で制した。 広告の下にコンテンツが続きます なかでも80 […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会