HOME 国内、日本代表

2023.10.02

女子棒高跳・諸田実咲が日本新4m48で銀メダル!自身の日本記録7cm更新するビッグジャンプ/アジア大会
女子棒高跳・諸田実咲が日本新4m48で銀メダル!自身の日本記録7cm更新するビッグジャンプ/アジア大会

23年アジア大会女子棒高跳で4m48の日本新記録を樹立した諸田実咲

◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州)

中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の4日目の午後セッションが行われ、女子棒高跳で諸田実咲(アットホーム)が4m48の日本新記録を樹立し、銀メダルを獲得した。

跳び始めの3m80を一発で越えてリズムに乗った諸田は、続く4m00以降もすべて1回でバーを越えていく。4人に絞られた4m30も1回で成功し、4m40も一発クリアでメダルが確定。そして、自身が4月に樹立した日本記録(4m41)を7cm上回る4m48も1回で越えてみせた。

広告の下にコンテンツが続きます

メダルの色を争う4m53で惜しくも脱落したが、牛春格(中国)が4m30しか跳べておらず2位が確定。2014年仁川大会の我孫子智美以来となる銀メダルに輝いた。

大泉南中時代に3m81(室内)の当時中学最高を樹立し、群馬・太田女高、中大でも全国トップクラスで活躍してきた。今季は日本選手権も2年ぶり2度目の優勝を果たすなど好調。7月のアジア選手権は4位とメダルにあと一歩届かなかったが、2度目のアジアの舞台で大きな輝きを放った。

◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州) 中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の4日目の午後セッションが行われ、女子棒高跳で諸田実咲(アットホーム)が4m48の日本新記録を樹立し、銀メダルを獲得した。 跳び始めの3m80を一発で越えてリズムに乗った諸田は、続く4m00以降もすべて1回でバーを越えていく。4人に絞られた4m30も1回で成功し、4m40も一発クリアでメダルが確定。そして、自身が4月に樹立した日本記録(4m41)を7cm上回る4m48も1回で越えてみせた。 メダルの色を争う4m53で惜しくも脱落したが、牛春格(中国)が4m30しか跳べておらず2位が確定。2014年仁川大会の我孫子智美以来となる銀メダルに輝いた。 大泉南中時代に3m81(室内)の当時中学最高を樹立し、群馬・太田女高、中大でも全国トップクラスで活躍してきた。今季は日本選手権も2年ぶり2度目の優勝を果たすなど好調。7月のアジア選手権は4位とメダルにあと一歩届かなかったが、2度目のアジアの舞台で大きな輝きを放った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.21

編集部コラム「柔らかい顔に」

攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]

NEWS 「箱根路が育む挑戦」箱根駅伝シンポジウム開催!小山直城「出場した思い強かった」葛西潤「誰かのためにと走った」

2025.11.21

「箱根路が育む挑戦」箱根駅伝シンポジウム開催!小山直城「出場した思い強かった」葛西潤「誰かのためにと走った」

第102回箱根駅伝まで約40日となった11月21日、大会の機運を高めるイベント「第102回箱根駅伝シンポジウム」が、都内で開催された。 今回のメインテーマは「世界を駆ける~箱根路が育む挑戦~」。昨年のパリ五輪、9月の東京 […]

NEWS 都大路を目指す戦い 地区高校駅伝は土曜・関東大会、日曜・東海大会でラスト 全国高校駅伝出場校出そろう

2025.11.21

都大路を目指す戦い 地区高校駅伝は土曜・関東大会、日曜・東海大会でラスト 全国高校駅伝出場校出そろう

全国高校駅伝(12月21日/京都)の地区代表を懸けた地区高校駅伝が明日11月22日に関東(北関東、南関東/埼玉・熊谷スポーツ文化公園)で、あさって23日には東海(三重・三重高前発着コース)で行われる。これで、地区高校駅伝 […]

NEWS 「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ

2025.11.21

「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は11月2 […]

NEWS 来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

2025.11.21

来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

日本陸連は11月21日、第46回世界クロスカントリー選手権(来年1月10日/米国・タラハシー)のシニア日本代表12名を発表した。 シニア男女各6名ずつ。男子10kmは7月の日本選手権5000m覇者の井川龍人(旭化成)が2 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top