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2023.09.13
100mの勝瀬健大がキッチンカー開業!アスリートとして食の重要性を伝える
男子100mで日本選手権にも出場し、今季10秒24をマークしている勝瀬健大(大阪陸協)がキッチンカーを開業したことを発表した。
現役アスリートとして異例の起業だ。今年の日本選手権予選で組トップとなる10秒34を出し、7月の実業団・学生対抗選手権で10秒24の自己新を出した勝瀬。キッチンカーで、プロテインスムージーとオートミールボールを販売するという。自身のSNSなどを更新。「アスリートをしながら、食の重要性を証明できたら」と思いを明かす。
勝瀬は大阪出身で、咲くやこの花高時代にインターハイ100m3位。法大に進学し、卒業後は米国・テキサス州オースティンで単身武者修行。現地滞在中は競技や生活面で新たな発見があったなか、栄養面でもいろいろ調べるきっかけになったという。実際、勝瀬自身も毎朝オートミールボールを食し、栄養面を大事にしたことで競技成績に影響したという経験を生かして起業に至った。
また、「セカンドキャリアも考えた上での活動」とし、店舗型としての展開、その先には「一人ひとりが指導を受けられるような実業団チームを作りたい」と目標を掲げる。
メニューはプロテインスムージーとオートミールボールの2種類。スムージーは全3種類、オートミールボールはフルーツ、ナッツ、牛乳などをミックスする。
キッチンカーの名前は「Oats Inn」でオートミールを表すオーツと、思い出の地「オースティン」に近い音になっている。法大1年時の日本選手権リレー優勝メンバーとして手にした金メダルも飾られ、実際に手に触れられるという。
9月16~18日に大阪・枚方市のくずはモールで初出店。アスリートとしてさらなる活躍を目指しながら、新たな挑戦への一歩となる。
【動画】現役アスリートがキッチンカー起業!店舗の様子や思いを明かす
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