2日、中国・厦門でダイヤモンドリーグ(DL)の第12戦が行われ、男子3000m障害の三浦龍司(順大)が8分18秒32で7位に入った。DLポイントを2点獲得した三浦は、6月のDLパリでの7点(2位)とあわせて年間で9点を稼ぎ、総合9位で9月16、17日に米国・ユージンで行われるDLファイナルの2年連続出場も決めている。
三浦は序盤に先頭集団の後方につけると、中盤までそのポジションをキープ。2000m手前で世界大会3連覇中のS.エル・バッカリ(モロッコ)のペースアップに引き離されたものの、最後まで力を振り絞り、残り100mを切ってから順位を1つ上げてフィニッシュした。
三浦のほかにも日本選手が出場。男子110mハードルではオレゴン世界選手権代表の村竹ラシッド(順大)がセカンドベストの13秒19(±0)で5位と健闘したほか、男子400mでは中島佑気ジョセフ(東洋大)が45秒19で7位。女子走幅跳の秦澄美鈴(シバタ工業)は6m20(-0.1)で10位だった。
DLは世界のトップ選手だけが参加できる陸上シリーズで、各大会の順位に応じたポイントを争う。そして、ポイント上位者のみが出場できるDLファイナルは世界の一流のみが出場できる大会として知られ、優勝者には賞金と翌年の世界大会の出場資格などが与えられる。
今大会の結果により、男子110mハードルの泉谷駿介(住友電工)も初のDLファイナル出場を決めている。
【動画】三浦龍司が粘りの走りで7位!DLファイナルつかむ
【動画】世界のメダリストと走った村竹ラシッドは13秒19
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.28
2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施
-
2025.12.27
-
2025.12.22
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.28
2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施
愛知陸協は、26年2月21日に名古屋市で第15回愛知競歩競技会を行うと発表した。 愛知競歩競技会は、これまでパロマ瑞穂北陸上競技場や知多運動公園陸上競技場(Bフードサイエンス1969知多スタジアム)などトラックで実施され […]
2025.12.28
箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 トップ選手が集まる駒大で代名詞が 駒大・伊藤蒼唯(4年)の代名詞は「 […]
2025.12.28
箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「花の2区」で2度の爆走 箱根駅伝で、黒田朝日(4年)は、「花の2区 […]
2025.12.28
トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝
◇第70回全日本実業団対抗駅伝(1月1日/群馬県庁前発着・7区間100km) 第70回の節目を迎える全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)は2026年1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100 […]
2025.12.28
ミュンヘン五輪ハンマー投金メダルのボンダルチュク氏が死去 引退後はセディフ、カツバーグらを指導
男子ハンマー投のA.ボンダルチュク氏(ソ連/ウクライナ)が亡くなった。85歳だった。 ボンダルチュク氏は1972年のミュンヘン五輪の金メダリスト。1969年に当時の世界記録75m48を投げ、史上初めて75m台を記録した選 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
