◇第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ 陸上競技(8月1日~6日)6日目
ワールドユニバーシティゲームズ(中国・成都)の陸上競技6日目が行われ、日本勢は女子ハーフマラソンで北川星瑠(大阪芸大)が金メダル、男子5000mで安原太陽(駒大)が銀メダルに輝いた。
午前中に行われた男女のハーフマラソンは気温25度、湿度89%というコンディションの中でスタート。女子は先頭集団が徐々に絞られるなか、終盤に北川とトルコのY.キリック・ゴネン、F.カラスの3人の争いとなった。
15km過ぎにカラスが脱落。残り5km近くは北川とキリック・ゴネンとつば迫り合いが続いたが、残り500mで北川が強烈なスパートを決め、1時間13分17秒で優勝のフィニッシュテープを切った。
また、永長里緒(大阪学大)が1時間15分34秒で8位、原田紗希(名城大)が1時間16分36秒で14位に入り、上位3人の合計タイムで争う団体の部でも銀メダルを獲得した。
男子では吉田礼志(中央学大)が4位で最上位。篠原倖太郎(駒大)も6位入賞を果たし、団体では銅メダルを手にした。
ナイトセッションでは男子5000mに安原と石原翔太郎(東海大)が出場。ラスト1周からの叩き合いとなるなか、安原はバックストレートで先頭に立つも、フィニッシュ直前にS.ベダード(フランス)にかわされて14分14秒15で2位。金メダルはあと少しのところで逃したが、2013年の27回大会から続く駒大勢の個人種目での連続メダル獲得を「5」に伸ばした。石原は14分16秒43で4位だった。
男子やり投では鈴木凜(九州共立大)が78m41の自己新で4位となり、巖優作(筑波大)が74m58の5位。走幅跳の鳥海勇斗(日大)と4×100mリレーも5位入賞を飾っている。女子は4×100mリレーが4位と健闘し、1500mの樫原沙紀(筑波大)が4分18秒57で5位に入った。
6日間の競技がすべて終了し、日本勢は金メダル2、銀メダル4、銅メダル5の計11個のメダルを獲得。メダルを含む入賞数は34にのぼった。
次回は2年後の2025年にドイツ西部のライン・ルール地方で開催される。
【映像】女子ハーフマラソンのダイジェストをチェック
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.26
名古屋アジア大会のマラソン、競歩の日程案が発表 マラソンは9月26日
-
2025.12.26
-
2025.12.26
-
2025.12.25
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.21
早大が来春入部選手発表!高校駅伝1区激闘の増子陽太、新妻、本田がそろって加入!
2025.12.21
【大会結果】第76回全国高校駅伝・男子(2025年12月21日)
-
2025.12.21
-
2025.12.20
-
2025.12.21
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.26
名古屋アジア大会のマラソン、競歩の日程案が発表 マラソンは9月26日
愛知・名古屋アジア大会組織委員会は、26年9月に開催される名古屋アジア大会のマラソンと競歩種目の日程と会場案を発表した。 マラソンは男女とも9月26日(土)に実施を予定。時差スタートで、男子は7時30分、女子は7時50分 […]
2025.12.26
箱根駅伝Stories/創部111年の年で「1位」に挑む早大 強力な主軸擁し「間違いなく前回より強い」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 One早稲田のスローガンで 創部111年と「1」並びの年に、早大は「 […]
2025.12.26
瀬古利彦氏と渡辺康幸氏がトークショー!第102回箱根駅伝に向けて優勝は?見どころは?「5強」だけど「わからない」
「第102回箱根駅伝見どころ先取り!スペシャルトークショー」が12月26日、新宿・京王百貨店のミズノ「第102回箱根駅伝オフィシャルグッズショップ」で行われ、瀬古利彦氏(DeNAアスレティックスエリートアドバイザー)と渡 […]
2025.12.26
宮古島大学駅伝に青学大、國學院大、中大など箱根出場の14校参加! ダイジェスト放送も実施予定
「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」の実行委員会は12月26日、来年2月8日に実施する大会要項を発表した。 今回で6回目を迎える大会。前回発表よりも出場校が追加され、来年1月の箱根駅伝で3連覇を狙う青学大、宮古島で2 […]
2025.12.26
早稲田大学競走部がボディケアカンパニーのファイテンとサポート契約を締結
ボディケアカンパニーのファイテン株式会社は12月25日、早稲田大学競走部とボディケアサポートを目的とするスポンサーシップ契約を締結したことを発表した。 早稲田大学競走部は1914年に創部し、2024年に創部110周年を迎 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
