HOME 国内、大学

2023.08.07

北川星瑠が女子ハーフマラソンでV!5000m安原太陽は駒大の伝統つなぐ銀 日本は金2、銀4、銅5の活躍/ユニバ
北川星瑠が女子ハーフマラソンでV!5000m安原太陽は駒大の伝統つなぐ銀 日本は金2、銀4、銅5の活躍/ユニバ

23年ユニバーシティゲームズ女子ハーフマラソンで金メダルを獲得した北川星瑠

◇第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ 陸上競技(8月1日~6日)6日目

ワールドユニバーシティゲームズ(中国・成都)の陸上競技6日目が行われ、日本勢は女子ハーフマラソンで北川星瑠(大阪芸大)が金メダル、男子5000mで安原太陽(駒大)が銀メダルに輝いた。

午前中に行われた男女のハーフマラソンは気温25度、湿度89%というコンディションの中でスタート。女子は先頭集団が徐々に絞られるなか、終盤に北川とトルコのY.キリック・ゴネン、F.カラスの3人の争いとなった。

15km過ぎにカラスが脱落。残り5km近くは北川とキリック・ゴネンとつば迫り合いが続いたが、残り500mで北川が強烈なスパートを決め、1時間13分17秒で優勝のフィニッシュテープを切った。

また、永長里緒(大阪学大)が1時間15分34秒で8位、原田紗希(名城大)が1時間16分36秒で14位に入り、上位3人の合計タイムで争う団体の部でも銀メダルを獲得した。

男子では吉田礼志(中央学大)が4位で最上位。篠原倖太郎(駒大)も6位入賞を果たし、団体では銅メダルを手にした。

ナイトセッションでは男子5000mに安原と石原翔太郎(東海大)が出場。ラスト1周からの叩き合いとなるなか、安原はバックストレートで先頭に立つも、フィニッシュ直前にS.ベダード(フランス)にかわされて14分14秒15で2位。金メダルはあと少しのところで逃したが、2013年の27回大会から続く駒大勢の個人種目での連続メダル獲得を「5」に伸ばした。石原は14分16秒43で4位だった。

男子やり投では鈴木凜(九州共立大)が78m41の自己新で4位となり、巖優作(筑波大)が74m58の5位。走幅跳の鳥海勇斗(日大)と4×100mリレーも5位入賞を飾っている。女子は4×100mリレーが4位と健闘し、1500mの樫原沙紀(筑波大)が4分18秒57で5位に入った。

6日間の競技がすべて終了し、日本勢は金メダル2、銀メダル4、銅メダル5の計11個のメダルを獲得。メダルを含む入賞数は34にのぼった。

次回は2年後の2025年にドイツ西部のライン・ルール地方で開催される。

◇第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ 陸上競技(8月1日~6日)6日目 ワールドユニバーシティゲームズ(中国・成都)の陸上競技6日目が行われ、日本勢は女子ハーフマラソンで北川星瑠(大阪芸大)が金メダル、男子5000mで安原太陽(駒大)が銀メダルに輝いた。 午前中に行われた男女のハーフマラソンは気温25度、湿度89%というコンディションの中でスタート。女子は先頭集団が徐々に絞られるなか、終盤に北川とトルコのY.キリック・ゴネン、F.カラスの3人の争いとなった。 15km過ぎにカラスが脱落。残り5km近くは北川とキリック・ゴネンとつば迫り合いが続いたが、残り500mで北川が強烈なスパートを決め、1時間13分17秒で優勝のフィニッシュテープを切った。 また、永長里緒(大阪学大)が1時間15分34秒で8位、原田紗希(名城大)が1時間16分36秒で14位に入り、上位3人の合計タイムで争う団体の部でも銀メダルを獲得した。 男子では吉田礼志(中央学大)が4位で最上位。篠原倖太郎(駒大)も6位入賞を果たし、団体では銅メダルを手にした。 ナイトセッションでは男子5000mに安原と石原翔太郎(東海大)が出場。ラスト1周からの叩き合いとなるなか、安原はバックストレートで先頭に立つも、フィニッシュ直前にS.ベダード(フランス)にかわされて14分14秒15で2位。金メダルはあと少しのところで逃したが、2013年の27回大会から続く駒大勢の個人種目での連続メダル獲得を「5」に伸ばした。石原は14分16秒43で4位だった。 男子やり投では鈴木凜(九州共立大)が78m41の自己新で4位となり、巖優作(筑波大)が74m58の5位。走幅跳の鳥海勇斗(日大)と4×100mリレーも5位入賞を飾っている。女子は4×100mリレーが4位と健闘し、1500mの樫原沙紀(筑波大)が4分18秒57で5位に入った。 6日間の競技がすべて終了し、日本勢は金メダル2、銀メダル4、銅メダル5の計11個のメダルを獲得。メダルを含む入賞数は34にのぼった。 次回は2年後の2025年にドイツ西部のライン・ルール地方で開催される。

【映像】女子ハーフマラソンのダイジェストをチェック

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.09.11

DLファイナルに「ジェシー・オーエンス・ライジング・スター賞」創設 23歳以下の若手優秀選手男女各1名を表彰

ダイヤモンドリーグの大会事務局は9月10日、今年のダイヤモンドリーグ・ファイナル(9月13~14日)から若手優秀選手に贈られる新たな賞「ジェシー・オーエンス・ライジング・スター賞」を創設したことを発表した。 対象は23歳 […]

NEWS 編集部コラム「パリは燃えているか」

2024.09.11

編集部コラム「パリは燃えているか」

毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]

NEWS 東日本女子駅伝が今年の第39回大会をもって終了 多くの長距離ランナーを輩出

2024.09.11

東日本女子駅伝が今年の第39回大会をもって終了 多くの長距離ランナーを輩出

東日本女子駅伝の主催者は9月11日、今年の第39回大会を最後に大会を終了することを発表した。 同大会は1983年から都道府県対抗女子駅伝が始まったことを受け、1984年11月に第1回東北・北海道女子駅伝がスタート。翌年か […]

NEWS サンベルクス退社の大津顕杜が中央発條に加入 「納得のいく陸上人生を歩みたい」

2024.09.11

サンベルクス退社の大津顕杜が中央発條に加入 「納得のいく陸上人生を歩みたい」

中央発條は9月10日、大津顕杜が新たに加入したことを発表した。 大津は1991年生まれの32歳。熊本・千原台高から東洋大に進み、14年の箱根駅伝では大会MVPに贈られる金栗四三賞にも選出された。 大学卒業後はトヨタ自動車 […]

NEWS 福岡国際マラソン申込者の氏名や住所など個人情報漏洩 主催の実行委員会が「深くお詫び」と謝罪

2024.09.11

福岡国際マラソン申込者の氏名や住所など個人情報漏洩 主催の実行委員会が「深くお詫び」と謝罪

福岡国際マラソン実行委員会(日本陸連、福岡陸協、福岡県で構成)は9月11日、福岡国際マラソン2024(12月1日開催)への申込者の個人情報が漏洩したと発表した。同実行委員会は「本大会にお申し込みいただいた皆様及び関係の皆 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年9月号 (8月9日発売)

2024年9月号 (8月9日発売)

速報 パリ五輪
大盛況 福岡IH
久保凛 日本新特集!

page top