◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)5日目
アジア選手権の5日目がタイ・バンコクで行われ、男子やり投は4投目に83m15を放ったディーン元気(ミズノ)が金メダルを獲得した。
ディーンは6月の日本選手権で優勝後、練習拠点を置くフィンランドに移動。気候の安定した北欧でトレーニングを続けていた。
1投目、2投目は70m台に止まったが「フィンランドに比べ暑すぎて、前半の入りが良くなかった。自分の技術ではなくてやりが身体から離れてしまった」と冷静に対応。「だんだんバテてくるので、3回目、4回目で決めようと思った」と投てきを修正し、3投目に81m27を投げると、4投目にさらに記録を伸ばして優勝を決定づけた。
83m15は21年以降では自己最高記録。早大時代の12年にロンドン五輪に出場するなど、早くから注目を集めたが、その後は故障などもあって低迷。それでも地道にリハビリや練習を重ねて、昨年は10年ぶりに世界選手権に出場を果たした。
オレゴンでは80m69で9位と入賞まであと1歩のまで迫ったディーン。ブダペストではさらに上の順位を狙う。
「ピークは世界選手権に考えている。85mから86mを投げればメダルが見える。日本記録も意識していきたい」と、31歳のベテランが世界のトップを見据えた。
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