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女子20km・梅野倖子が勝負弱さに打ち勝ち銅メダル!「アジア大会でも食らいつきたい」/アジア選手権
女子20km・梅野倖子が勝負弱さに打ち勝ち銅メダル!「アジア大会でも食らいつきたい」/アジア選手権

女子20km競歩で銅メダルの梅野(左)と4位の内藤

◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)5日目

アジア選手権の5日目がタイ・バンコクで行われ、女子20km競歩は梅野倖子(順大)が1時間36分17秒で銅メダルを獲得した。

「中国の2人やインドに強い選手がいると思ったので、最低4位以上、メダルを狙っていました」と梅野。インド選手や中国選手が飛び出すなかでも冷静に対応して、常にメダル圏内でレースを進めた。

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中盤以降は長い3位争いに。「一度は後ろについて休もうかと思ったのですが、これまで競り合いに弱くて、ここで休んだらズルズルといくと思ったので引っ張りました」。インカレなどでもラストの競り合いで負けてきたからこそ、このバンコクで弱かった自分に終止符を打った。

初の国際舞台でしっかりメダルを手にした梅野。小中とバスケットボールに励んでいたが、長距離を目指して福岡・宗像高から陸上部へ。ところが顧問の先生から「競歩をしてみたら」の一言で、気がついたら大会にエントリー。最初の支部大会で「一生やらない」と思ったが、県大会に進出したことで少しずつ楽しさを見出していった。

秋のアジア大会にも選ばれている梅野は「次は藤井(菜々子)さんもいるので、少しでも食らいつきたい」と強い気持ちを見せた。

ともに出場した内藤未唯(神奈川大)も粘りを見せて1時間37分34秒の4位でフィニッシュした。

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