HOME 国内、大学

2023.07.05

女子800mは急成長の渡辺愛がV 学生歴代8位の2分03秒75 男子800m佐藤主理も自己新で制す/ホクレンDC深川
女子800mは急成長の渡辺愛がV 学生歴代8位の2分03秒75 男子800m佐藤主理も自己新で制す/ホクレンDC深川

23年関西インカレ女子800mで連覇を果たした渡辺愛

女子800m学生歴代10傑をチェック!

2.00.92 北村  夢(日体大4)   2017. 9.10
2.02.10 西村 美樹(東学大3)   2003. 6. 8
2.02.71 川田 朱夏(東大阪大1)  2018. 5. 3
2.02.73 塩見 綾乃(立命大1)   2018. 5.20
2.03.42 陣内 綾子(佐賀大4)   2008.10. 4
2.03.45 岡本久美子(筑波大2)   1995. 8.30
2.03.52 真下まなみ(筑波大3)   2012.10.21
2.03.75 渡辺  愛(園田学園女大3)2023. 7. 5
2.03.96 大森 郁香(日大4)    2014. 5.25
2.04.27 伊藤 美穂(順大4)    2014. 5.25
2.04.33 広田 有紀(秋田大5)   2018. 6.24

ホクレン・ディスタンスチャレンジの第2戦・深川大会が7月5日に行われ、女子800mでは渡辺愛(園田学園女大)が学生歴代8位の2分03秒75で優勝を飾った。 好天に恵まれ、気温が30度近くまで上昇するなか、女子800mには渡辺のほか、アジア選手権代表の塩見綾乃(岩谷産業)、20年日本選手権優勝者の川田朱夏(ニコニコのり)らトップが顔を揃えた。 ペースメーカーが1周目を59秒で入ると、渡辺は先頭の塩見の背中をピタリとついた。残り150m付近から徐々にその差を詰めると、ホームストレートで先頭に立ち、粘る塩見や後方から追い上げてきた川田を振り切ってフィニッシュ。日本選手権で出したばかりの自己記録(2分04秒20)を塗り替え、自身初の2分03秒台となった。 渡辺は大阪出身の大学3年生。豊中一中学時代には800mで全中に出場。大阪高時代には400mをメインとしたが、個人では全国大会出場は果たせていない。大学進学後に再び800mに取り組み、昨年の関西インカレで優勝、日本インカレでも4位に入っていた。 今季はさらに躍進して、関西インカレで連覇を飾ると、6月の日本選手権では初出場にもかかわらず2位とメダルを獲得している。 また、男子800mは佐藤主理(鹿屋体大)が自身の持つ九州学生記録を更新する1分47秒63で優勝。女子10000mでは北川星瑠(大阪芸大)が32分39秒02の自己新で日本人トップの2位と学生勢が奮起した。 このほか、男子5000mはキプクルイ・デニス(メイクス)が13分31秒27でトップ。日本人では石井優樹(NTT西日本)の3位(13分41秒51)が最高だった。

女子800m学生歴代10傑をチェック!

2.00.92 北村  夢(日体大4)   2017. 9.10 2.02.10 西村 美樹(東学大3)   2003. 6. 8 2.02.71 川田 朱夏(東大阪大1)  2018. 5. 3 2.02.73 塩見 綾乃(立命大1)   2018. 5.20 2.03.42 陣内 綾子(佐賀大4)   2008.10. 4 2.03.45 岡本久美子(筑波大2)   1995. 8.30 2.03.52 真下まなみ(筑波大3)   2012.10.21 2.03.75 渡辺  愛(園田学園女大3)2023. 7. 5 2.03.96 大森 郁香(日大4)    2014. 5.25 2.04.27 伊藤 美穂(順大4)    2014. 5.25 2.04.33 広田 有紀(秋田大5)   2018. 6.24

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

競歩の山西利和に京都市スポーツ最高栄誉賞 自身4度目、2月に世界記録樹立 丸尾には特別賞

愛知製鋼は、同社所属の競歩・山西利和が京都市スポーツ最高栄誉賞を受賞したと発表した。 同賞は国際大会などにおいて顕著な活躍、またはそれに準ずるせいかを挙げた者に贈られるもの。山西は今年2月の日本選手権20km競歩で1時間 […]

NEWS 中央学大がTKK株式会社とスポンサー契約 同大卒業生が代表取締役

2025.12.16

中央学大がTKK株式会社とスポンサー契約 同大卒業生が代表取締役

【写真】新たなスポンサーのロゴが入ったユニフォームを披露した中央学大 【お知らせ】中央学院大学駅伝部は、本学卒業生の安保誠司氏が代表取締役を務める『TKK株式会社』様とスポンサー契約を締結致しましたことをお知らせ致します […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」

2025.12.16

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【前編】 大学3・4年時はトラックと駅伝の両立に挑戦したが「バランスを取るのが難しかった」

箱根駅伝デビュー戦は2区で〝10人抜き〟、翌年は驚異の〝17人抜き〟 ──東海大に進学して、箱根駅伝は1年生から花の2区で大活躍。区間2位(日本人トップ)で〝10人抜き〟を見せました。 1年時は予選会(日本人トップ)に出 […]

NEWS ニューイヤー駅伝エントリー発表! トヨタ自動車は鈴木芽吹が登録も太田智樹が外れる 連覇目指す旭化成は葛西潤、Honda・小山直城、GMO・吉田祐也らエントリー!

2025.12.16

ニューイヤー駅伝エントリー発表! トヨタ自動車は鈴木芽吹が登録も太田智樹が外れる 連覇目指す旭化成は葛西潤、Honda・小山直城、GMO・吉田祐也らエントリー!

2026年ニューイヤー駅伝エントリー選手をチェック! 旭化成 市田孝、大六野秀畝、茂木圭次郎、土方英和、相澤晃、齋藤椋、井川龍人、葛西潤、亀田仁一路、山本歩夢、長嶋幸宝、キプルト・エマニエル Honda 木村慎、小山直城 […]

NEWS 赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

2025.12.16

赤﨑優花が自身の思いと感謝綴る 移籍は「前向きな決断」「この道を正解にします」

【コメント全文】赤﨑優花が心機一転、移籍に至った思いや決意を長文で語る 第一生命を退社、退部しました。 監督、山下さん、スタッフ、 チームの皆、第一生命の社員の皆さま、 スポンサーの皆さま、ご尽力いただいた皆さま、 これ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top