HOME 国内

2023.07.03

アシックスが東京パラ五輪マラソン金メダリストの道下美里とアドバイザー契約を締結 「誰もが暮らしやすい社会の実現を」
アシックスが東京パラ五輪マラソン金メダリストの道下美里とアドバイザー契約を締結 「誰もが暮らしやすい社会の実現を」

アシックスとアドバイザー契約を結んだ道下美里

アシックスは3日、パラアスリートで東京パラリンピックの女子マラソン視覚障がいクラスで金メダリストの道下美里(三井住友海上)とアドバイザー契約を結んだことを発表した。

道下は46歳。14年の防府読売マラソンで2時間59分21秒の世界新記録(当時)を樹立。16年のリオ・パラリンピックでは銀メダルを獲得した。

その後も記録を更新し続け、20年には現在も世界記録として残る2時間54分13秒をマーク。昨年には5000mで18分21秒75のアジア記録も樹立した。

広告の下にコンテンツが続きます

道下はトップアスリートとして活躍しながら、パラスポーツの発展や仲間とともに挑戦し続けることなどをテーマにした講演なども積極的に行っており、創業哲学「健全な身体に健全な精神があれかし」を掲げるアシックス社との思いが一致したことから、今回の契約が実現した。

「アシックスとともにパラスポーツに触れるきっかけをつくり、スポーツをする楽しさやスポーツで広がる出会いをみなさまに伝えることで、誰もが暮らしやすい社会の実現に向けて一歩ずつ進んでいければと思います」とコメントした道下。「私自身もまだまだ挑戦を続け、世界記録更新など、目標に向け精一杯頑張ります」とこれからの意気込みを語っている。

アシックスは3日、パラアスリートで東京パラリンピックの女子マラソン視覚障がいクラスで金メダリストの道下美里(三井住友海上)とアドバイザー契約を結んだことを発表した。 道下は46歳。14年の防府読売マラソンで2時間59分21秒の世界新記録(当時)を樹立。16年のリオ・パラリンピックでは銀メダルを獲得した。 その後も記録を更新し続け、20年には現在も世界記録として残る2時間54分13秒をマーク。昨年には5000mで18分21秒75のアジア記録も樹立した。 道下はトップアスリートとして活躍しながら、パラスポーツの発展や仲間とともに挑戦し続けることなどをテーマにした講演なども積極的に行っており、創業哲学「健全な身体に健全な精神があれかし」を掲げるアシックス社との思いが一致したことから、今回の契約が実現した。 「アシックスとともにパラスポーツに触れるきっかけをつくり、スポーツをする楽しさやスポーツで広がる出会いをみなさまに伝えることで、誰もが暮らしやすい社会の実現に向けて一歩ずつ進んでいければと思います」とコメントした道下。「私自身もまだまだ挑戦を続け、世界記録更新など、目標に向け精一杯頑張ります」とこれからの意気込みを語っている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.17

110mH村竹ラシッド「人生でこんなに悔しい経験はない」メダルまであと少し「陸上は難しい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位入賞を果たした。 昨年のパリ五輪と同じ […]

NEWS 走高跳・赤松諒一「攻めた助走はできた」世界大会3連続入賞の8位タイには「悔しい気持ちが大きい」/東京世界陸上

2025.09.16

走高跳・赤松諒一「攻めた助走はできた」世界大会3連続入賞の8位タイには「悔しい気持ちが大きい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子走高跳決勝の赤松諒一(SEIBU PRINCE)が、2m24で8位入賞を果たした。 8位タイだった前回大会、 […]

NEWS 3000m障害三浦龍司とケニア選手との接触は妨害にあたらず 日本陸連が審判長に上訴も認められず/東京世界陸上

2025.09.16

3000m障害三浦龍司とケニア選手との接触は妨害にあたらず 日本陸連が審判長に上訴も認められず/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 日本陸連は16日、男子3000m障害決勝で三浦龍司(SUBARU)とエドマンド・セレム(ケニア)がフィニッシュ直前に接触した件について、審判長に抗議したものの、妨害にはあ […]

NEWS 中島佑気ジョセフが91年の高野進以来の400mファイナリストに!「目標を達成できて本当に幸せ」/東京世界陸上

2025.09.16

中島佑気ジョセフが91年の高野進以来の400mファイナリストに!「目標を達成できて本当に幸せ」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上4日目のイブニングセッションが行われ、男子400m準決勝で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒53をマークし、2着で決勝進出を果たした。 34年前、旧国立 […]

NEWS 110mH村竹ラシッドが堂々5位!パリに続く入賞、悔し涙にも「何年かかってでもメダルを取りたい」/東京世界陸上

2025.09.16

110mH村竹ラシッドが堂々5位!パリに続く入賞、悔し涙にも「何年かかってでもメダルを取りたい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)4日目 東京世界陸上の4日目のイブニングセッションが行われ、男子110mハードルで村竹ラシッド(JAL)が13秒18(-0.3)で5位入賞を果たした。 フィニッシュの瞬間、 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top