2023.06.06
8月の北海道インターハイに向けた都道府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。
滋賀県大会は大雨の影響で順延があり、6月1日と3日~4日の3日間、平和堂HATOスタジアムで行われた。
大会では県高校新が3つ、大会新が7つ誕生し、男子100mでは山本麻斗(草津3)が10秒52(+0.6)で圧勝。従来の県高校記録を0.01秒塗り替える県高校新記録となった。日本選手権女子400mハードルで優勝した山本亜美を姉に持つ山本は、200mも21秒43(-0.5)で優勝を果たして2冠を達成した。
男子中距離でも落合晃(滋賀学園2)が2種目制覇。初日の1500mを3分55秒75で優勝すると、大会最終日の800mでは1分50秒11の県高校新記録で優勝。今季高校リスト2位の好記録で近畿大会に弾みをつけている。
大会新記録決着となった男子やり投では昨年インターハイ5位の谷口大翔(彦根翔西館3)が67m92と今季高校最高記録と実力を見せつけ優勝。2位の渡邉宙(草津東3)も66m86と従来の大会記録(65m46)を上回った。
女子は草津東勢が4種目で大会記録を更新。徳島インターハイ800m2位の西田有里(3年)は、400m(55秒33、800m(2分07秒06)、4×400mリレー(4走/3分44秒50)と3種目で大会新Vを飾った。西田は5月の木南記念800mで2分05秒09の高校歴代9位をマークしている。
このほか、400mハードルで60秒29の大会新をマークした石川優空(草津東3)は、100mハードル15秒06(-2.9)と合わせて、2冠となった。
学校対抗の男子は各種目で幅広く得点を重ねた総合力を強さを見せた比叡山が123点で優勝。女子は草津東が116点と100点超えで栄冠を手にしている。
近畿大会は6月15日から4日間、和歌山県の紀三井寺運動公園競技場で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.07
溝内里紗が愛媛銀行を退職 24年プリセス駅伝に出場
-
2025.11.06
-
2025.11.06
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
-
2025.11.02
-
2025.11.03
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.07
溝内里紗が愛媛銀行を退職 24年プリセス駅伝に出場
愛媛銀行は、所属する溝内里紗が10月末で退部したことをチームのSNSで発表した。 溝内は徳島県出身の社会人3年目。中学から陸上を始め、全国中学校駅伝に出場。高校までは中距離をメインにしながら駅伝でも活躍した。 大学は京都 […]
2025.11.07
コモディイイダの杉本将太が現役引退「新しい目標を立てて第二の人生をスタートさせたい」東海大卒、昨年はニューイヤー駅伝出走
コモディイイダは男子駅伝部の杉本将太の現役引退を発表した。 杉本は千葉県出身で東海大望洋高から東海大を経て23年に入社。高3時には3000m障害でインターハイにも出場した。東海大では3000m障害で関東インカレ2年時に3 […]
2025.11.06
クイーンズ駅伝エントリー発表! 日本郵政グループ・廣中璃梨佳、積水化学・新谷仁美、しまむら・安藤友香らが登録 第一生命グループは鈴木優花が外れる
11月6日、日本実業団連合は第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)のエントリー選手を発表した。 前回4年ぶり4回目の優勝を飾ったJP日本郵政グループはVメンバーの鈴木亜由子、廣中璃梨佳、菅田雅香ら全員が登録。 […]
2025.11.06
10000m記録挑戦競技会は日体大競技会など3大会と併催 参加資格男子は34分ターゲット
関東学生陸上競技連盟は、主催の10000m記録挑戦競技会について、今年は11月15日の日体大長距離競技会(横浜市・日体大健志台)、11月22日のMARCH対抗戦(東京・町田市)、11月22日の東海大長距離競技会(秦野市) […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望