HOME 国内、高校

2023.06.06

日本勢が5種目で金!黒木海翔が100m10秒37 800m立迫大徳は自己V/U20アジア選手権
日本勢が5種目で金!黒木海翔が100m10秒37 800m立迫大徳は自己V/U20アジア選手権

22年U18男子100mで優勝している黒木海翔

◇第20回U20アジア選手権(6月4日~7日/韓国・醴泉)2日目

U20アジア選手権の2日目が行われ、男子100mでは黒木海翔(東福岡高)が10秒37(-0.3)で優勝し、金メダルを獲得した。

広告の下にコンテンツが続きます

昨年のU18チャンピオンの黒木は、5月に10秒28を2度マークするなど、今季も絶好調。前日の予選を10秒44(+0.2)の1着で通過すると、決勝でも伸びやかな走りを披露した。3レーンに入った黒木は、ともに決勝に進んでいた成島陽紀(東洋大)と中盤まで競り合ったが、70m地点からリードを拡大。林柏勲(台湾)が終盤に追い込みを見せたものの、これを振り切ってフィニッシュ。林を0.05秒差で林を抑え、17歳にしてアジアの頂点へと登り詰めた。成島は10秒43で3位だった。

男子800mでは昨年のインターハイ4位の立迫大徳(鹿児島城西高3)が1分49秒22で優勝。残り100mの地点では3位につけていたが、切れ味鋭いラストで前を走るランナーをかわす逆転劇で観客を沸かせた。同じく決勝に進んでいた青木龍翔(立教大)は1分53秒99で8位に入賞した。

このほか、男子三段跳では宮尾真仁(東洋大)が16m38(-0.4)のU20日本新記録で逆転勝ち。日本からただ一人3000m障害に出場した黒田朝日(青学大)も独走のなか8分39秒83でトップとなり、女子400mハードルでも瀧野未来(京都橘高)が58秒92で金メダルを獲得した。

一方、昨年のU20世界選手権女子10000m競歩銀メダリストの大山藍(鹿児島女高)は、46分56秒24で2位。CHEN Meiling(中国)が46分11秒08で優勝を果たしている。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第20回U20アジア選手権(6月4日~7日/韓国・醴泉)2日目 U20アジア選手権の2日目が行われ、男子100mでは黒木海翔(東福岡高)が10秒37(-0.3)で優勝し、金メダルを獲得した。 昨年のU18チャンピオンの黒木は、5月に10秒28を2度マークするなど、今季も絶好調。前日の予選を10秒44(+0.2)の1着で通過すると、決勝でも伸びやかな走りを披露した。3レーンに入った黒木は、ともに決勝に進んでいた成島陽紀(東洋大)と中盤まで競り合ったが、70m地点からリードを拡大。林柏勲(台湾)が終盤に追い込みを見せたものの、これを振り切ってフィニッシュ。林を0.05秒差で林を抑え、17歳にしてアジアの頂点へと登り詰めた。成島は10秒43で3位だった。 男子800mでは昨年のインターハイ4位の立迫大徳(鹿児島城西高3)が1分49秒22で優勝。残り100mの地点では3位につけていたが、切れ味鋭いラストで前を走るランナーをかわす逆転劇で観客を沸かせた。同じく決勝に進んでいた青木龍翔(立教大)は1分53秒99で8位に入賞した。 このほか、男子三段跳では宮尾真仁(東洋大)が16m38(-0.4)のU20日本新記録で逆転勝ち。日本からただ一人3000m障害に出場した黒田朝日(青学大)も独走のなか8分39秒83でトップとなり、女子400mハードルでも瀧野未来(京都橘高)が58秒92で金メダルを獲得した。 一方、昨年のU20世界選手権女子10000m競歩銀メダリストの大山藍(鹿児島女高)は、46分56秒24で2位。CHEN Meiling(中国)が46分11秒08で優勝を果たしている。

【動画】黒木海翔がU20アジア最速! 男子100mのレースをチェック

【動画】男子800mは立迫大徳がラストで逆転V!

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.01

パリ五輪マラソン・ケニア代表発表!3連覇目指すキプチョゲ、駅伝で活躍のムティソ 女子は東京五輪金・ジェプチルチルら強力布陣

ケニア陸連は5月1日、パリ五輪のマラソン代表を発表し、リオ、東京と五輪の男子マラソンで2大会連続金メダルを獲得しているエリウド・キプチョゲをはじめ男女6人が選ばれた。 男子の代表はキプチョゲのほか、今年の東京マラソンで世 […]

NEWS 「2023年度中部実業団陸上 of The Year」に赤松諒一と園田世玲奈が選出 特別賞に太田智樹

2024.05.01

「2023年度中部実業団陸上 of The Year」に赤松諒一と園田世玲奈が選出 特別賞に太田智樹

5月1日、中部実業団連盟は2023年度の「中部実業団陸上 of The Year」受賞者を発表し、男子は走高跳の赤松諒一(西武・プリンスホテルズワールドワイド)、女子は競歩の園田世玲奈(NTN)が選ばれた。 赤松は4月3 […]

NEWS セイコーGGP女子5000mにブダペスト代表の五島莉乃&佐藤早也伽が追加出場!高島由香、小海遥、米澤&山﨑の学生コンビも

2024.05.01

セイコーGGP女子5000mにブダペスト代表の五島莉乃&佐藤早也伽が追加出場!高島由香、小海遥、米澤&山﨑の学生コンビも

日本陸連は4月24日、セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京(5月19日/東京・国立競技場)の女子5000mの追加出場選手16人を発表した。 ブダペスト世界選手権1000m代表の五島莉乃(資生堂)、同マラソン代表の […]

NEWS 女子5000m・廣中璃梨佳、男子やり投・スミトがセイコーGGPを欠場

2024.05.01

女子5000m・廣中璃梨佳、男子やり投・スミトがセイコーGGPを欠場

日本陸連は5月1日、セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京(5月19日/東京・国立競技場)の欠場者を発表し、女子5000mの廣中璃梨佳(日本郵政グループ)が出場しないことが明らかとなった。コンディション不良を理由と […]

NEWS 田澤廉が日本選手権10000m欠場を発表「コンディション不良のため」初五輪への道険し

2024.05.01

田澤廉が日本選手権10000m欠場を発表「コンディション不良のため」初五輪への道険し

日本陸連は、5月3日に行われる第108回日本選手権10000mにおいて、男子の田澤廉(トヨタ自動車)がコンディション不良のため欠場すると発表した。 田澤は駒大在学中に、22年オレゴン世界選手権に出場。社会人1年目の昨年は […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top