◇第20回U20アジア選手権(6月4日~7日/韓国・醴泉)2日目
U20アジア選手権の2日目が行われ、男子100mでは黒木海翔(東福岡高)が10秒37(-0.3)で優勝し、金メダルを獲得した。
昨年のU18チャンピオンの黒木は、5月に10秒28を2度マークするなど、今季も絶好調。前日の予選を10秒44(+0.2)の1着で通過すると、決勝でも伸びやかな走りを披露した。3レーンに入った黒木は、ともに決勝に進んでいた成島陽紀(東洋大)と中盤まで競り合ったが、70m地点からリードを拡大。林柏勲(台湾)が終盤に追い込みを見せたものの、これを振り切ってフィニッシュ。林を0.05秒差で林を抑え、17歳にしてアジアの頂点へと登り詰めた。成島は10秒43で3位だった。
男子800mでは昨年のインターハイ4位の立迫大徳(鹿児島城西高3)が1分49秒22で優勝。残り100mの地点では3位につけていたが、切れ味鋭いラストで前を走るランナーをかわす逆転劇で観客を沸かせた。同じく決勝に進んでいた青木龍翔(立教大)は1分53秒99で8位に入賞した。
このほか、男子三段跳では宮尾真仁(東洋大)が16m38(-0.4)のU20日本新記録で逆転勝ち。日本からただ一人3000m障害に出場した黒田朝日(青学大)も独走のなか8分39秒83でトップとなり、女子400mハードルでも瀧野未来(京都橘高)が58秒92で金メダルを獲得した。
一方、昨年のU20世界選手権女子10000m競歩銀メダリストの大山藍(鹿児島女高)は、46分56秒24で2位。CHEN Meiling(中国)が46分11秒08で優勝を果たしている。
【動画】黒木海翔がU20アジア最速! 男子100mのレースをチェック
【動画】男子800mは立迫大徳がラストで逆転V!
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.09
鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」
-
2025.12.09
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.08
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.09
富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外
全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の主催者は、12月30日に行われる大会のエントリー選手を発表した。 10月の全日本で25年ぶりの優勝を果たした城西大は、区間賞を獲得した兼子心晴(4年)、金子陽向(4年)、本間香( […]
2025.12.09
ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」
ユニクロ女子陸上競技部が、選手の一般公募を12月5日に開始した。 同社女子陸上競技部は1997年に創部。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)には2003年に初出場。14年には7位に入った。 その後は浮き沈みを繰り返 […]
2025.12.09
パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場
愛知県名古屋市の瑞穂公園を管理する株式会社瑞穂LOOP-PFIは12月9日、建て替えを進めていたパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)が2026年4月22日に一般供用を開始すると発表した。 発表によると、約30000 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025