◇第39回U20日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居) 4日目
20歳未満が出場するU20日本選手権の4日目に女子200mが行われ、高校2年生の杉本心結(市船橋高・千葉)が23秒96(-0.5)で優勝を飾った。
「23秒台は狙っていましたが、まさか勝てると思っていなかったのでビックリです」
日本選手権100mで3位に入った藏重みう(甲南大)にゴール前で並び、同タイムながら着差ありで、うれしい全国初タイトルとなった。
「後半で追い上げようと思っていましたが、トップまで届くとは思わなかったので、全員を抜かすことができてよかったです」と目を輝かせる。
昨年までは25秒67が自己最高記録。今年5月のインターハイ千葉県大会で向かい風のなか24秒55(-1.4)とベストを大幅に更新したほか、100mといずれも2走を務めた両リレーと合わせ、短距離4冠に輝いていた。
「階段上りや砂地を走るなど中学の時にはなかったハードな練習を積んできました。体力、スタミナが向上して、得意の200mの後半につながっています」と話す。
シニアでも活躍する藏重を相手に殊勲の勝利。「今回、強い大学生にも勝てたことは自信になります。インターハイ南関東大会で、もう一度23秒台を出し、夏の全国でも優勝を狙って頑張りたい」と、今回の快進撃をステップにさらなる飛躍を誓った。
男子走高跳で昨年のインターハイ5位の福士湊(明星学園高3東京)が2m14の自己新で快勝。「優勝を目指していたのでうれしいですが、夏のインターハイで2m20以上を跳ぶためには、今回2m17はクリアしておきたかった」とまだまだこれからを強調した。
また、男子砲丸投では渡辺豹冴(新潟医療福祉大)が最終6投目にU20日本歴代4位となる18m34で逆転勝ち。連覇を狙った山田暉斗(法大)を抑えて全国初優勝を果たし、「昨年の冬から回転投法に変えました。少しずつ技術的にも安定し、日本インカレでも上位争いができるよう頑張りたいです」と力強く抱負を話した。
このほか、男子100mは福澤耀明(東海大)が10秒42の自己新で優勝。同じく自己新の小室歩久斗(つくば秀英高2茨城)を同タイムながら退けた。男子3000mは大濱逞真(仙台育英高3宮城)が8分08秒21の好タイムでトップ。女子400mハードルの平木陽(大阪成蹊大)は59秒67と1秒以上の大幅自己新で制している。
文/花木 雫
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2026.10.29
富士通が新寮を公開!低酸素ルームやサウナなど完備「競技に集中できる」
2026.10.28
2026.10.27
2026.10.17
【大会結果】第103回箱根駅伝予選会/チーム総合(2026年10月17日)
2026.10.08
2026.10.05
2026.10.17
Latest articles 最新の記事
2026.10.29
日本は金19含む51個のメダル 大島健吾らが2冠 嶋津雄大も堂々V 髙桑早生はアジアタイ記録で有終/アジアパラ
名古屋アジアパラ大会の陸上競技が10月19日から23日まで、名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで行われ、日本勢は金メダル19個、銀メダル18個、銅メダル14個の計51個のメダルを獲得した。 ホスト国の日本からは男女53人がエ […]
2026.10.29
富士通が新寮を公開!低酸素ルームやサウナなど完備「競技に集中できる」
富士通は10月29日、今春完成した陸上競技部の選手寮を公開した。 陸上競技部が千葉県から本社のある神奈川県川崎市に拠点を約30年ぶりに再移転。これを受けて川崎市中原区に構えた。居室は25部屋で、寮内には低酸素ルームを備え […]
2026.10.28
【学生長距離Close-upインタビュー】出雲駅伝5区で快走した日大・長澤辰朗 「チームのためにやる仕事が強み」
学生長距離Close-upインタビュー 長澤辰朗 Nagasawa Tatsuro 日大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。63回目は、日大 […]
2026.10.28
宇佐美彰朗氏が死去 68年メキシコからマラソンで五輪3大会連続出場、東海大名誉教授など歴任
男子マラソンで五輪3大会連続出場を果たした宇佐美彰朗氏が10月26日、がんのため死去した。83歳だった。 1943年5月31日、新潟県西蒲原郡吉田町(現・燕市)に9人きょうだいの三男として生まれた。中学時代はバスケットボ […]
Latest Issue
最新号

2026年11月号 (10月14日発売)
アジア大会総特集
駅伝プレビュー

