HOME 国内

2023.06.02

400mH今季躍進の児玉悠作が予選トップ通過! 決勝に向け「しっかりやりたいです」/日本選手権
400mH今季躍進の児玉悠作が予選トップ通過! 決勝に向け「しっかりやりたいです」/日本選手権

日本選手権男子400m予選をトップタイムで通過した児玉悠作

◇第107回日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)2日目

ブダペスト世界選手権の代表選考会を兼ねた第107回日本選手権の2日目に男子400mハードル予選が行われ、児玉悠作(ノジマ)が全体トップの49秒37をマークして決勝進出を決めた。

「後半きつかったです。前半の13歩は良かったですが、15歩に切り替えた所が刻み切れず、走れてしまったがために詰まったという感じです。でも、これでサードベストなので、あと1日しっかりやりたいです」

広告の下にコンテンツが続きます

今季は静岡国際で49秒01の自己新を叩き出すと、セイコーゴールデングランプリでそれを48秒77まで短縮。「スピードを磨いたら、余力をもって走れるようになった」と、自信を持って今大会を迎えていた。

3組では、児玉と同じ法大OBで、日本歴代5位の48秒41の自己記録を持つ岸本鷹幸(富士通)が50秒18で1着通過。「ある程度の経験と自信があるので、余裕を持って走れました」と笑顔を見せた。決勝に向けては、「14歩で攻めてみたい。私も楽しみ」と、4度の世界選手権出場を誇るベテランは、まだまだ健在だ。

東京五輪、オレゴン世界選手権代表の黒川和樹(法大)は、2組最下位の7着で予選敗退となった。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第107回日本選手権(6月1日~4日/大阪・ヤンマースタジアム長居)2日目 ブダペスト世界選手権の代表選考会を兼ねた第107回日本選手権の2日目に男子400mハードル予選が行われ、児玉悠作(ノジマ)が全体トップの49秒37をマークして決勝進出を決めた。 「後半きつかったです。前半の13歩は良かったですが、15歩に切り替えた所が刻み切れず、走れてしまったがために詰まったという感じです。でも、これでサードベストなので、あと1日しっかりやりたいです」 今季は静岡国際で49秒01の自己新を叩き出すと、セイコーゴールデングランプリでそれを48秒77まで短縮。「スピードを磨いたら、余力をもって走れるようになった」と、自信を持って今大会を迎えていた。 3組では、児玉と同じ法大OBで、日本歴代5位の48秒41の自己記録を持つ岸本鷹幸(富士通)が50秒18で1着通過。「ある程度の経験と自信があるので、余裕を持って走れました」と笑顔を見せた。決勝に向けては、「14歩で攻めてみたい。私も楽しみ」と、4度の世界選手権出場を誇るベテランは、まだまだ健在だ。 東京五輪、オレゴン世界選手権代表の黒川和樹(法大)は、2組最下位の7着で予選敗退となった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.18

400m・中島佑気ジョセフ「たくさんの人に力をもらった」高野超え6位入賞で「見えた景色」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62をマークして6位入賞を果たした。 1991年東京大会の高野 […]

NEWS 鵜澤飛羽200mファイナル届かず「全力は出した。それでダメなら負けを認めるしかない」/東京世界陸上

2025.09.18

鵜澤飛羽200mファイナル届かず「全力は出した。それでダメなら負けを認めるしかない」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子200m準決勝1組に出場した鵜澤飛羽(JAL)は20秒23(-0.1)の6着。2003年パリ大会の末續慎吾、2 […]

NEWS マクローリン・レヴロン47秒78!!降りしきる雨のなか女子400m世界歴代2位、大会新の激走/東京世界陸上

2025.09.18

マクローリン・レヴロン47秒78!!降りしきる雨のなか女子400m世界歴代2位、大会新の激走/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、女子400mはシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が世界歴代2位、大会新の47秒78でこの種目初優勝を飾った。 […]

NEWS 中島佑気ジョセフ400m6位 3レース連続の44秒台で日本選手過去最高位/東京世界陸上

2025.09.18

中島佑気ジョセフ400m6位 3レース連続の44秒台で日本選手過去最高位/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝に出場した中島佑気ジョセフ(富士通)は44秒62で6位となり、1991年東京大会で高野進が7位だっ […]

NEWS 中島佑気ジョセフ400m44秒62 高野進を超える歴史的6位入賞を果たす/東京世界陸上

2025.09.18

中島佑気ジョセフ400m44秒62 高野進を超える歴史的6位入賞を果たす/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝1組の中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62で6位に入った。 日本人選手が世界陸上で決勝を走ったの […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top