HOME 高校

2023.05.31

大会新連発の男子800mは伊藤吏央が制す!弘前実は女子リレー2冠/IH青森県大会
大会新連発の男子800mは伊藤吏央が制す!弘前実は女子リレー2冠/IH青森県大会

1分52秒91の大会新記録で男子800mに優勝した伊藤吏央

8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

青森県大会は5月26日から29日の4日間、新青森県総合運動公園競技場で行われた。

男子800mは大会記録の応酬となり、予選で増田暢 (三本木2)が1分54秒47と従来の大会記録(1分54秒55)を塗り替えると、準決勝では荒関星多(八戸学院光星2)が1分54秒41と記録を更新。すると決勝では伊藤吏央 (青森山田3)が1分52秒91とさらに上回るタイムで優勝した。荒関が1分53秒81で2位、増田は1分54秒65で3位と続いている。

男子走高跳で4月に2m06をマークした正岡惇太朗(弘前実3)が2m03で快勝。同円盤投の小野蕾祁(弘前実3)も43m53の快投で優勝を飾った。

男子110mハードルの種澤楓(大湊3)は14秒55(-0.6)をマークして圧勝したほか、男子3000m障害では福井陽仁(青森山田3)が9分14秒47でトップに立った。

女子短距離では弘前実勢が活躍。女子400mで工藤花梨 (3年)が60秒13で優勝すると、坂田一華(2年)、佐々木実花 (2年)が続き、メダルを独占。女子200mは阿保詩子(3年)が25秒60(+0.2)で制し、4×100mリレーを48秒07、4×400mリレーは3分56秒14と両リレーにも快勝した。

広告の下にコンテンツが続きます

女子1500m、3000mではルーシー・ドゥータ(青森山田2)が4分21秒16、9分21秒09で2冠。両種目の2位にはチームメイトの鈴木維莉(3年)が4分27秒05、9分21秒09で入った。

学校対抗は男子、女子ともに弘前実が圧勝。男女ともに各種目で満遍なく得点を重ね、男子は174点、女子は191.5点と2位に大差をつけて優勝を手にした。

東北大会は6月15日から4日間、山形県のNDソフトスタジアム山形で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 青森県大会は5月26日から29日の4日間、新青森県総合運動公園競技場で行われた。 男子800mは大会記録の応酬となり、予選で増田暢 (三本木2)が1分54秒47と従来の大会記録(1分54秒55)を塗り替えると、準決勝では荒関星多(八戸学院光星2)が1分54秒41と記録を更新。すると決勝では伊藤吏央 (青森山田3)が1分52秒91とさらに上回るタイムで優勝した。荒関が1分53秒81で2位、増田は1分54秒65で3位と続いている。 男子走高跳で4月に2m06をマークした正岡惇太朗(弘前実3)が2m03で快勝。同円盤投の小野蕾祁(弘前実3)も43m53の快投で優勝を飾った。 男子110mハードルの種澤楓(大湊3)は14秒55(-0.6)をマークして圧勝したほか、男子3000m障害では福井陽仁(青森山田3)が9分14秒47でトップに立った。 女子短距離では弘前実勢が活躍。女子400mで工藤花梨 (3年)が60秒13で優勝すると、坂田一華(2年)、佐々木実花 (2年)が続き、メダルを独占。女子200mは阿保詩子(3年)が25秒60(+0.2)で制し、4×100mリレーを48秒07、4×400mリレーは3分56秒14と両リレーにも快勝した。 女子1500m、3000mではルーシー・ドゥータ(青森山田2)が4分21秒16、9分21秒09で2冠。両種目の2位にはチームメイトの鈴木維莉(3年)が4分27秒05、9分21秒09で入った。 学校対抗は男子、女子ともに弘前実が圧勝。男女ともに各種目で満遍なく得点を重ね、男子は174点、女子は191.5点と2位に大差をつけて優勝を手にした。 東北大会は6月15日から4日間、山形県のNDソフトスタジアム山形で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.18

富士北麓ワールドトライアル 100mに栁田大輝、桐生祥秀 ハードルに泉谷駿介、田中佑美がエントリー!

日本陸連は7月18日、日本グランプリシリーズの富士北麓ワールドトライアル2025のエントリーリストを発表した。 男子100mには日本選手権で優勝した桐生祥秀(日本生命)を筆頭に、関口裕太(早大)、小池祐貴(住友電工)、多 […]

NEWS 【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー

2025.07.18

【世界陸上プレイバック】―13年モスクワ―棒高跳イシンバエワが地元で有終の美 福士加代子がマラソンで笑顔の銅メダル、桐生祥秀が世界デビュー

今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]

NEWS 100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ

2025.07.18

100m栁田大輝60年ぶり“世界一”なるか!?落合晃、阿部竜希、柳井綾音らがドイツで勝負/ユニバ

学生世界一を決めるFISUワールドユニバーシティゲームズの陸上競技が7月21日から27日まで、ドイツのライン・ルールで行われる。若き日本代表の注目選手を紹介する。 男子100mには栁田大輝(東洋大)が出場する。自己記録は […]

NEWS 王者・キプチョゲに加え、レゲセ、ウォルデらがエントリー! 日本から川内優輝、聞谷賢人らも出場予定/シドニーマラソン

2025.07.18

王者・キプチョゲに加え、レゲセ、ウォルデらがエントリー! 日本から川内優輝、聞谷賢人らも出場予定/シドニーマラソン

8月31日に豪州で開催されるシドニーマラソンの主催者は、男子エリート選手のエントリーを発表した。 すでに、前世界記録のE.キプチョゲ(ケニア)の参戦が3月中に発表されているが、新たに19年、20年の東京を制しているB.レ […]

NEWS チェプンゲティチ暫定的資格停止!女子マラソン初2時間10分切り、3月のドーピング検査陽性

2025.07.18

チェプンゲティチ暫定的資格停止!女子マラソン初2時間10分切り、3月のドーピング検査陽性

世界陸連の独立不正監査機関「アスリート・インテグリティー・ユニット」(AIU)は7月17日、女子マラソン世界記録(2時間9分56秒)保持者のルース・チェプンゲティチ(ケニア)に暫定的資格停止処分を科したことを発表した。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top