HOME 高校

2023.05.30

2年生・西岡尚輝が100mで10秒37!女子棒高跳の松井愛果は3m82の府高校新/IH大阪府大会
2年生・西岡尚輝が100mで10秒37!女子棒高跳の松井愛果は3m82の府高校新/IH大阪府大会

男子100mに10秒37の高校歴代10位タイの好タイムで優勝を飾った西岡尚輝(東海大仰星2)

8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

大阪府大会は5月26日から28日の3日間、ヤンマーフィールド長居で行われ、男子100mでは西岡尚輝(東海大仰星2)が、10秒37(+1.0)の大会新で優勝した。昨年の栃木国体少年Bで5位に入っている西岡は5月の木南記念で10秒41をマークしていたが、これを0.04秒上回るとともに、高2歴代10位タイの好記録となった。

上位3位までが47秒台とハイレベルとなった男子400mは、堀田雅斗(枚方3)が47秒34で優勝。2位の山野遥希(清風3)が47秒45、3位のリード来優(大阪3)が47秒78で続いた。

広告の下にコンテンツが続きます

男子1500mでは4月の関西学連長距離強化記録会で3分48秒88をマークしている粟野紡(大阪桐蔭3)が、留学生のフランシス・カマウ(興國2)を振り切り、3分50秒24の大会新で優勝。男子5000mはデイビット・ムワンギ(興國1)が14分25秒51でトップに立ち、2位の七枝直(関大北陽3)が14分31秒20と大会新記録を樹立している。

男子400mハードル優勝の石川心希(近大附3)は52秒17と大会記録(52秒19)を更新。2位の德田隼(寝屋川3)も52秒43の自己新でフィニッシュした。

男子走幅跳は追い風にも恵まれ好記録が続出。松田竜弥(清風2)が7m44(+3.5)、公認でも7m40(-0.3)を跳んで2年生優勝を果たした。2位の福島直樹(箕面自由学園2)が7m22(+1.8)、3位の亀之園新(関大北陽3)も7m16(+1.6)をマークしている。

広告の下にコンテンツが続きます

女子棒高跳の松井愛果(大塚2)は、3m50を1回目にクリアして優勝を決めると、4月に自身が樹立した府高校記録を1cm上回る3m82に挑戦。これも見事に1回で成功させて、優勝に花を添えた。

また、棒高跳2位の木村優来は(咲くやこの花3)は、100mハードルに13秒87(+0.5)の好タイムで優勝。13秒88で2位の妹尾千里(大阪2)、13秒96で3位の大久保碧(大阪女学院1)と3位までが13秒台とハイレベルとなった争いを制している。

女子800mでは昨年の全中優勝者の久保凛(東大阪大敬愛1)が2分8秒35と貫禄の走りを見せて快勝。先輩の亀井咲里(3年)が2分13秒10、小沢有希乃(3年)が2分13秒44で続き、東大阪大敬愛勢がメダルを独占した。

女子砲丸投は昨年のインターハイ4位、U18優勝の坂ちはる(大体大浪商2)が13m96で圧勝。円盤投も38m26で優勝して投てき2冠を獲得している。

学校対抗は男子が大体大浪商がハンマー投で1、2、4位を獲得するなどフィールド種目で64点を獲得して優勝。関大北陽は1点差で涙を飲んだ。女子は東大阪大敬愛が124点で制している。

近畿大会は6月15日から4日間、和歌山県の和歌山市・紀三井寺公園陸上競技場で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 大阪府大会は5月26日から28日の3日間、ヤンマーフィールド長居で行われ、男子100mでは西岡尚輝(東海大仰星2)が、10秒37(+1.0)の大会新で優勝した。昨年の栃木国体少年Bで5位に入っている西岡は5月の木南記念で10秒41をマークしていたが、これを0.04秒上回るとともに、高2歴代10位タイの好記録となった。 上位3位までが47秒台とハイレベルとなった男子400mは、堀田雅斗(枚方3)が47秒34で優勝。2位の山野遥希(清風3)が47秒45、3位のリード来優(大阪3)が47秒78で続いた。 男子1500mでは4月の関西学連長距離強化記録会で3分48秒88をマークしている粟野紡(大阪桐蔭3)が、留学生のフランシス・カマウ(興國2)を振り切り、3分50秒24の大会新で優勝。男子5000mはデイビット・ムワンギ(興國1)が14分25秒51でトップに立ち、2位の七枝直(関大北陽3)が14分31秒20と大会新記録を樹立している。 男子400mハードル優勝の石川心希(近大附3)は52秒17と大会記録(52秒19)を更新。2位の德田隼(寝屋川3)も52秒43の自己新でフィニッシュした。 男子走幅跳は追い風にも恵まれ好記録が続出。松田竜弥(清風2)が7m44(+3.5)、公認でも7m40(-0.3)を跳んで2年生優勝を果たした。2位の福島直樹(箕面自由学園2)が7m22(+1.8)、3位の亀之園新(関大北陽3)も7m16(+1.6)をマークしている。 女子棒高跳の松井愛果(大塚2)は、3m50を1回目にクリアして優勝を決めると、4月に自身が樹立した府高校記録を1cm上回る3m82に挑戦。これも見事に1回で成功させて、優勝に花を添えた。 また、棒高跳2位の木村優来は(咲くやこの花3)は、100mハードルに13秒87(+0.5)の好タイムで優勝。13秒88で2位の妹尾千里(大阪2)、13秒96で3位の大久保碧(大阪女学院1)と3位までが13秒台とハイレベルとなった争いを制している。 女子800mでは昨年の全中優勝者の久保凛(東大阪大敬愛1)が2分8秒35と貫禄の走りを見せて快勝。先輩の亀井咲里(3年)が2分13秒10、小沢有希乃(3年)が2分13秒44で続き、東大阪大敬愛勢がメダルを独占した。 女子砲丸投は昨年のインターハイ4位、U18優勝の坂ちはる(大体大浪商2)が13m96で圧勝。円盤投も38m26で優勝して投てき2冠を獲得している。 学校対抗は男子が大体大浪商がハンマー投で1、2、4位を獲得するなどフィールド種目で64点を獲得して優勝。関大北陽は1点差で涙を飲んだ。女子は東大阪大敬愛が124点で制している。 近畿大会は6月15日から4日間、和歌山県の和歌山市・紀三井寺公園陸上競技場で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.17

青森山田10年連続男女V 男子は2時間5分27秒で31回目の都大路 女子は1時間10分08秒で33連覇/青森県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた青森県高校駅伝が10月17日、青森市の新青森県総合運動公園陸上競技場を発着点とする周辺周回コースで行われ、青森山田が10年連続の男女Vを遂げた。男子(7区間42.195km)は2時間5分27秒 […]

NEWS 花巻東がオール区間賞で4連覇 男子は一関学院2時間9分53秒で2年連続34回目のV/岩手県高校駅伝

2025.10.17

花巻東がオール区間賞で4連覇 男子は一関学院2時間9分53秒で2年連続34回目のV/岩手県高校駅伝

全国高校駅伝の出場権を懸けた岩手県高校駅伝が10月16日、花巻市特設高校駅伝コースで行われ、女子(5区間21.0975km)は花巻東が1時間13分13秒で4年連続16回目の優勝を果たした。男子(7区間42.195km)は […]

NEWS 後藤大樹が300mH再びU18日本新の35秒44! 中盤にアクシデント「34秒台を目標にしていた」/U18・16大会

2025.10.17

後藤大樹が300mH再びU18日本新の35秒44! 中盤にアクシデント「34秒台を目標にしていた」/U18・16大会

◇第19回U18・第56回U16大会(10月17~19日/三重交通Gスポーツの杜伊勢陸上競技場)1日目 U18・U16大会の第1日目が行われ、U18男子300mハードル決勝は後藤大樹(洛南高1京都)が35秒44で優勝し、 […]

NEWS 日本陸連キャリア支援プログラムの第6期受講生が決定 佐々木哲、大西勧也ら9名

2025.10.17

日本陸連キャリア支援プログラムの第6期受講生が決定 佐々木哲、大西勧也ら9名

日本陸連は10月17日、主に大学アスリートを対象としたキャリアサポート支援の「ライフスキルトレーニングプログラム」の第6期受講生を発表した。 今回決まった受講生は9名。男子3000m障害で今年のアジア選手権4位に入賞した […]

NEWS ヴィンセント、池田耀平が故障のため欠場 近藤、飯田、森井らも調整不良のためキャンセル/東京レガシーハーフ

2025.10.17

ヴィンセント、池田耀平が故障のため欠場 近藤、飯田、森井らも調整不良のためキャンセル/東京レガシーハーフ

10月19日に行われる東京レガシーハーフマラソンの主催者は10月17日、招待選手の男子でイェゴン・ヴィンセント(Honda)、池田耀平(Kao)が欠場することを発表した。いずれも故障が理由という。 このほか、エリート男子 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top