2023.05.21
◇セイコーゴールデングランプリ2023(5月21日/神奈川・日産スタジアム)
世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリが行われ、男子100mはフレッド・カーリー(米国)が優勝した。
世界一の男が、世界一の走りを見せた。予選から9秒88(+1.5)で悠々トップを飾ると、決勝は2回の注意によるスタートのやり直しがあったものの、こちらも圧巻のパフォーマンスで9秒91(+0.4)をマークした。
「素晴らしい雰囲気だった」と笑顔を浮かべ、「予選は予定通りの走りができたけど、決勝はやり直しもあった」と振り返るが、「タイムは水物で、メダルはずっと変わらない。今、僕が世界一なんだ」と語った。
「これまでで一番長い滞在となった」とカーリー。「先週、日本に来て、シューズをフィッティングしたり、子どもたちと触れ合ったり。自分自身、とてもエンジョイできた」。レース後は「カーリー!」と叫ぶ子どものファンに「ありがたい」と喜んだ。
この後はダイヤモンドリーグなどを転戦し、全米選手権を経てブダペスト世界選手権へと乗り込むことになりそう。目指すのは100m、200mの2冠。「ブダペストは楽勝になるよ」。そう言って手を振って会場を後にした。
【動画】カーリーが9秒91で貫禄勝ち!セイコーGGP男子100mをcheck!
The world champion rules in Yokohama 🫡@fkerley99 wins the men's 100m final of the Seiko @goldengrandprix in 9.91 🔥
— World Athletics (@WorldAthletics) May 21, 2023
He clocked a 9.88 season's best in the heats.#ContinentalTourGold pic.twitter.com/g6YLVgfSfL
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
-
2025.12.04
-
2025.12.04
-
2025.12.03
-
2025.12.02
-
2025.12.02
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.29
-
2025.12.01
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.04
パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」
24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]
2025.12.04
飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催
東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]
2025.12.04
世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く
世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025