2023.05.07
◇第10回木南記念(5月6、7日/大阪・ヤンマースタジアム長居)
日本グランプリシリーズG1の木南記念の2日目に男子110mハードルが行われ、泉谷駿介(住友電工)が13秒25(-0.3)の大会新記録で完勝した。
日本記録(13秒06)を持つ泉谷。昨年のオレゴン世界選手権で準決勝に進出し、その後は欧州に渡って9月に13秒26をマークしてブダペスト世界選手権の参加標準記録(13秒28)を突破していた。
冬は「何度か筋膜炎を繰り返していた」が、3月中旬以降は「スピード練習ができました」。春先はレースを見送り、これがシーズン初戦となった。
「スタート行けなかった」と言うものの、圧倒的なスピードで他を引き離してフィニッシュ。13秒25は後輩の村竹ラシッド(順大)と並ぶ今季世界リスト5位タイとなる。「前日練習やウォーミングアップではあまり調子が良くないと思ったのですが、シーズン初戦にしては良いタイム」と笑顔を見せた。
今年から練習拠点を母校・順大から味の素ナショナルトレーニングセンターに移し、これまで木・日だった休みを土日にしたという。それにより「フレッシュな気持ちで月曜日から練習できています」と新生活を送っている。
次戦は5月21日のセイコーゴールデングランプリの予定で、「そろそろ13秒1台を出したい」。13秒06を持ちながら出したことのない13秒1台を安定させられれば世界のファイナルが見えてくる。
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