HOME 海外

2023.05.03

17年世界選手権女子100m女王のトリ・ボウィー氏が32歳で死去 リオ五輪では3つのメダルを獲得
17年世界選手権女子100m女王のトリ・ボウィー氏が32歳で死去 リオ五輪では3つのメダルを獲得

17年世界選手権女子100mで金メダルを獲得しているボウィー氏(中央)

5月3日、17年ロンドン世界選手権女子100m金メダリストのトリ・ボウィー氏が亡くなったことが、マネジメント会社を通じて発表された。32歳。

ボウィー氏は南ミシシッピー大時代は走幅跳を専門とし、屋内と室内の全米学生選手権に優勝。卒業後はスプリントに転向し、2014年から名指導者のランス・ブラウマン氏に師事してから急速に力をつけた。

15年の全米選手権100mに初優勝を飾ると、同年の世界選手権では3位。16年のリオ五輪では100m2位、200m3位、4×100mリレー優勝と3つのメダルを獲得した。

広告の下にコンテンツが続きます

17年のロンドン世界選手権では悲願の100m優勝を果たし、4×100mリレーとの2冠も達成。19年のドーハ世界選手権では再び走幅跳にチャレンジし、4位と結果を残している。

20年以降は国際大会には出場していなかったが、昨年6月の競技会では200mで23秒60(+3.1)をマークしていた。

5月3日、17年ロンドン世界選手権女子100m金メダリストのトリ・ボウィー氏が亡くなったことが、マネジメント会社を通じて発表された。32歳。 ボウィー氏は南ミシシッピー大時代は走幅跳を専門とし、屋内と室内の全米学生選手権に優勝。卒業後はスプリントに転向し、2014年から名指導者のランス・ブラウマン氏に師事してから急速に力をつけた。 15年の全米選手権100mに初優勝を飾ると、同年の世界選手権では3位。16年のリオ五輪では100m2位、200m3位、4×100mリレー優勝と3つのメダルを獲得した。 17年のロンドン世界選手権では悲願の100m優勝を果たし、4×100mリレーとの2冠も達成。19年のドーハ世界選手権では再び走幅跳にチャレンジし、4位と結果を残している。 20年以降は国際大会には出場していなかったが、昨年6月の競技会では200mで23秒60(+3.1)をマークしていた。

【動画】トリ・ボウィー氏が金メダルを獲得したロンドン世界選手権女子100mのレース

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.09

中大が来春の新入生を発表!長距離は栗村凌、簡子傑ら U20東アジア選手権代表・後藤大輔も進学

中大男子陸上部は12月9日、来春入学となるスポーツ推薦試験の合格者20人を発表した。 長距離ブロックでは広島インターハイ5000m3位で、高校歴代歴代8位の13分34秒38を持つ栗村凌(学法石川高・福島)が合格。栗村は昨 […]

NEWS 富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

2025.12.09

富士山女子駅伝のエントリー発表! 2冠目指す城西大は兼子心晴、金子陽向らが登録 大東大は野田真理耶がメンバー外

全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の主催者は、12月30日に行われる大会のエントリー選手を発表した。 10月の全日本で25年ぶりの優勝を果たした城西大は、区間賞を獲得した兼子心晴(4年)、金子陽向(4年)、本間香( […]

NEWS 鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

2025.12.09

鹿児島銀行・宇都ひなたと坂口日菜子が退部 「応援のお陰で苦しいときも乗り越えられた」

鹿児島銀行は12月8日、宇都ひなたと坂口日菜子が10月末に退部したことを発表した。 宇都は鹿児島・伊敷中から鹿児島高に進学し、3年時には1500mでインターハイに出場。卒業後はワコールに進み、1年目からクイーンズ駅伝に出 […]

NEWS ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

2025.12.09

ユニクロ女子陸上競技部が選手公募「日本一、そして世界へ羽ばたくランナーを募集」

ユニクロ女子陸上競技部が、選手の一般公募を12月5日に開始した。 同社女子陸上競技部は1997年に創部。全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)には2003年に初出場。14年には7位に入った。 その後は浮き沈みを繰り返 […]

NEWS パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

2025.12.09

パロマ瑞穂スタジアムが2026年4月22日供用開始 6月には日本選手権開催、秋は名古屋アジア大会の会場

愛知県名古屋市の瑞穂公園を管理する株式会社瑞穂LOOP-PFIは12月9日、建て替えを進めていたパロマ瑞穂スタジアム(瑞穂公園陸上競技場)が2026年4月22日に一般供用を開始すると発表した。 発表によると、約30000 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top