HOME 国内

2023.05.03

800m根本大輝が1分46秒78でV!今季で引退覚悟「全員に勝って終わりたい」/静岡国際
800m根本大輝が1分46秒78でV!今季で引退覚悟「全員に勝って終わりたい」/静岡国際

23年静岡国際男子800m優勝の根本大輝

◇第38回静岡国際(5月3日/静岡・エコパスタジアム)

日本グランプリシリーズG1の静岡国際が行われ、男子800mは根本大輝(順大院)が1分46秒78をマークしてタイムレース総合優勝を果たした。

昨年のこの大会で1分46秒73の自己新を出したものの4位だった根本。「自己ベストには届かなかったですが、1分46秒台で優勝できてうれしいです」と笑顔を見せる。

広告の下にコンテンツが続きます

「2、3番目についていこうと思っていました」とプラン通り冷静に走り、磨いてきた「スピード」で勝負を決めた。「日本選手権の前哨戦と思って望みました」と自信を深めた。

大学院2年の根本。栃木・佐野日大高時代から全国レベルで活躍してきた。「陸上は今年で引退だと思っています。全盛期の時に辞めたい」と覚悟を決めている。ただ、「1分45秒、44秒も見えてきそう」と語り、「日本代表などよほどのことがあったら……」とおどけた。

まずは日本選手権で「全員に勝って終わりたい」。覚悟の学生ラストシーズンは飛躍の1年となりそうだ。

◇第38回静岡国際(5月3日/静岡・エコパスタジアム) 日本グランプリシリーズG1の静岡国際が行われ、男子800mは根本大輝(順大院)が1分46秒78をマークしてタイムレース総合優勝を果たした。 昨年のこの大会で1分46秒73の自己新を出したものの4位だった根本。「自己ベストには届かなかったですが、1分46秒台で優勝できてうれしいです」と笑顔を見せる。 「2、3番目についていこうと思っていました」とプラン通り冷静に走り、磨いてきた「スピード」で勝負を決めた。「日本選手権の前哨戦と思って望みました」と自信を深めた。 大学院2年の根本。栃木・佐野日大高時代から全国レベルで活躍してきた。「陸上は今年で引退だと思っています。全盛期の時に辞めたい」と覚悟を決めている。ただ、「1分45秒、44秒も見えてきそう」と語り、「日本代表などよほどのことがあったら……」とおどけた。 まずは日本選手権で「全員に勝って終わりたい」。覚悟の学生ラストシーズンは飛躍の1年となりそうだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.26

【学生長距離Close-upインタビュー】全日本大学駅伝1区区間賞の志學館大・中村晃斗 「結果にこだわっていきたい」

学生長距離Close-upインタビュー 中村 晃斗 Nakamura Akito 志學館大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。54回目は、志 […]

NEWS 熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

2025.11.26

熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導

熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]

NEWS 世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

2025.11.26

世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里

日本陸連は11月26日、第46回世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日/米国・タラハシー)の男女U20日本代表代表選考会(11月30日/京都)の確定エントリーリストを発表した。 男子は当初エントリーしていた24 […]

NEWS パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

2025.11.26

パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定

男子短距離のQ.ウィルソン(米国)がメリーランド大へ入学することが発表された。 ウィルソンは2008年生まれの17歳。23年ごろから400mで頭角を現し、同年の米国室内選手権で優勝するなど注目を浴びた。今年6月には400 […]

NEWS 男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2025.11.26

男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」

2016年リオ五輪の男子3000m障害で銀メダルに輝いたE.ジャガー(米国)が引退を表明した。 ジャガーは35歳。ジュニア時代には中長距離でU20世界選手権1500m7位などの成績を収め、シニアでは3000m障害で世界的 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top