HOME 国内、大学

2023.04.02

3000m障害・早大主将の菖蒲敦司がV「世界に行きたい」同学年の三浦龍司の背中追いかける/六大学対校
3000m障害・早大主将の菖蒲敦司がV「世界に行きたい」同学年の三浦龍司の背中追いかける/六大学対校

23年六大学対校男子3000m障害を制した菖蒲敦司(早大)

◇第56回東京六大学対校陸上(4月2日/東京・国立競技場)

六大学対校の対校男子3000m障害は、早大駅伝主将の菖蒲敦司が8分48秒38で優勝。諸冨湧とワンツーを飾った。

「アップから身体が動いていて、レースでも良い感じに動けました」と菖蒲。先に諸冨に先行されたのは「想定外」と笑ったが、「ラスト1000mくらいから行きたいと思っていて、実際は1200mくらいからでしたが仕掛けられた」と展開はイメージ通りだった。

一度は3000m障害との“決別”も考えたが翻意。「やっぱり世界に近いのはサンショー。世界に行きたい」という思いを改めて強く感じた。同学年には世界トップランナーの一人でもある三浦龍司(順大)がおり、高校時代から何度も戦ってきた。

交流もあり「普段は友達」だが、競技の面では「あこがれの選手」。もちろん「あこがれだけではいけないと思いますが、今の力では勝てない」と冷静に自分の立ち位置を見つめ、「早大の同期も含めて切磋琢磨できています」とさらなる成長につなげていく。

個人では背中を追いかける存在だが、それぞれチームの主将を務める学生ラストシーズン。「今は個人では勝てないですが、箱根駅伝でも順大に7秒差で負けているので、主将として駅伝でしっかり勝ちたいです」と闘志を燃やしていた。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第56回東京六大学対校陸上(4月2日/東京・国立競技場) 六大学対校の対校男子3000m障害は、早大駅伝主将の菖蒲敦司が8分48秒38で優勝。諸冨湧とワンツーを飾った。 「アップから身体が動いていて、レースでも良い感じに動けました」と菖蒲。先に諸冨に先行されたのは「想定外」と笑ったが、「ラスト1000mくらいから行きたいと思っていて、実際は1200mくらいからでしたが仕掛けられた」と展開はイメージ通りだった。 一度は3000m障害との“決別”も考えたが翻意。「やっぱり世界に近いのはサンショー。世界に行きたい」という思いを改めて強く感じた。同学年には世界トップランナーの一人でもある三浦龍司(順大)がおり、高校時代から何度も戦ってきた。 交流もあり「普段は友達」だが、競技の面では「あこがれの選手」。もちろん「あこがれだけではいけないと思いますが、今の力では勝てない」と冷静に自分の立ち位置を見つめ、「早大の同期も含めて切磋琢磨できています」とさらなる成長につなげていく。 個人では背中を追いかける存在だが、それぞれチームの主将を務める学生ラストシーズン。「今は個人では勝てないですが、箱根駅伝でも順大に7秒差で負けているので、主将として駅伝でしっかり勝ちたいです」と闘志を燃やしていた。
       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.08

200m飯塚翔太が20秒54の大会新V!! 走高跳・長谷川直人も快勝/WAコンチネンタルツアー

6月8日、台湾の台北市でWAコンチネンタルツアー・ブロンズの台湾オープン2日目が行われ、男子200mでは飯塚翔太(ミズノ)が20秒54(±0)の大会新記録で優勝を果たした。 飯塚は5月末のアジア選手権に続いての海外レース […]

NEWS 大塚製薬・三浦拓朗が関西実業団で現役ラストラン 西脇工、中大と主軸で活躍

2025.06.08

大塚製薬・三浦拓朗が関西実業団で現役ラストラン 西脇工、中大と主軸で活躍

大塚製薬の三浦拓朗が自身のSNSで関西実業団選手権での現役引退を明らかにし、6月8日の1500mレースでラストランとなった。タイムレース決勝の4組に出場し4分01秒75で10着だった。 三浦は兵庫県出身の25歳。西脇工高 […]

NEWS 小池祐貴が100m10秒17で初優勝「日本選手権に向けていい準備ができた」/関西実業団

2025.06.08

小池祐貴が100m10秒17で初優勝「日本選手権に向けていい準備ができた」/関西実業団

◇第69回関西実業団選手権(6月7日~8日/大阪・ヤンマースタジアム長居、ヤンマーフィールド長居) 関西実業団選手権の最終日が行われ、男子100mは小池祐貴(住友電工)が10秒17(+0.2)で大会初優勝を飾った。 5月 […]

NEWS サニブラウンが語る次世代への思い 2年目迎えるDAWN GAMES主催「いろんな人と触れ合って成長してほしい」

2025.06.08

サニブラウンが語る次世代への思い 2年目迎えるDAWN GAMES主催「いろんな人と触れ合って成長してほしい」

男子100mで世界選手権2大会連続入賞中のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が、今年も主催大会「DAWN GAMES Powered by TORAY」を開催することを発表した。この大会はサニブラウンが「日本の陸上 […]

NEWS 筑波大が5年ぶり総合V奪還!最終日に優勝2、2位1種目の大逆転劇 主将・齋藤乃彩「全員でつかんだ勝利」/日本IC

2025.06.08

筑波大が5年ぶり総合V奪還!最終日に優勝2、2位1種目の大逆転劇 主将・齋藤乃彩「全員でつかんだ勝利」/日本IC

◇天皇賜盃第94回日本学生対校選手権(6月5日~8日/岡山・JFE晴れの国スタジアム)4日目 学生日本一を決める日本インカレの最終日4日目が行われ、女子学校対抗は筑波大が71点で5年ぶり28回目の優勝を飾った。 最終種目 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年6月号 (5月14日発売)

2025年6月号 (5月14日発売)

Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定

Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析