HOME 国内

2023.02.08

東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の元次長・森泰夫容疑者が逮捕 出向元の日本陸連・尾縣会長がコメント
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の元次長・森泰夫容疑者が逮捕 出向元の日本陸連・尾縣会長がコメント

2021年の東京五輪

東京五輪・パラリンピックテストイベントの入札談合問題で、大会組織委員会大会運営局の元次長・森泰夫容疑者が独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで逮捕されたことを受けて、出向元となる日本陸連の尾縣貢会長が取材に応じた。

森容疑者は14年11月から組織委員会に出向。元職員の逮捕に尾縣会長は「この容疑が事実あれば、あってはならないこと」と述べた。

森容疑者は横国大出身。卒業後は東急電鉄に就職した後、2004年に日本陸連に入局。07年大阪世界選手権などにも携わった。14年に同副事務局長、同年11月に組織委員会に出向している。

広告の下にコンテンツが続きます

他に、イベント制作会社「セレスポ」の専務・鎌田義次容疑者ら4人が逮捕。セレスポは日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーであり、競技会運営なども手掛ける。今後の取引などについては「今回の事案に関する詳細の把握や今後の動向なども踏まえて検討、判断する」としている。

東京五輪・パラリンピックテストイベントの入札談合問題で、大会組織委員会大会運営局の元次長・森泰夫容疑者が独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで逮捕されたことを受けて、出向元となる日本陸連の尾縣貢会長が取材に応じた。 森容疑者は14年11月から組織委員会に出向。元職員の逮捕に尾縣会長は「この容疑が事実あれば、あってはならないこと」と述べた。 森容疑者は横国大出身。卒業後は東急電鉄に就職した後、2004年に日本陸連に入局。07年大阪世界選手権などにも携わった。14年に同副事務局長、同年11月に組織委員会に出向している。 他に、イベント制作会社「セレスポ」の専務・鎌田義次容疑者ら4人が逮捕。セレスポは日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーであり、競技会運営なども手掛ける。今後の取引などについては「今回の事案に関する詳細の把握や今後の動向なども踏まえて検討、判断する」としている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.22

米国陸連が国内ツアーを創設 無秩序な競技会開催を抑制し、スポンサー拡大を目指す

米国陸連(USATF)は10月20日、米国陸連主催のUSATFツアーを新設することを発表した。 ツアーは2026年から実施予定で、現在は既存大会および新設大会を対象に参入申請を受け付けている。陸連はツアー化によって大会日 […]

NEWS 【プレゼント】保温性に優れたZAMSTの「アームスリーブWARM EDITION」/11月号

2025.10.21

【プレゼント】保温性に優れたZAMSTの「アームスリーブWARM EDITION」/11月号

世界と戦うトップアスリートも愛用するサポート・ケア製品ブランド「ZAMST(ザムスト)」を展開する日本シグマックス株式会社。 同社から発売中の寒い時期でも快適にスポーツを行うことができるよう保温性に優れ、手首から上腕にか […]

NEWS 東京世界陸上サブトラックからの選手輸送「遅延ゼロ」分単位で計画「円滑に進められた」

2025.10.21

東京世界陸上サブトラックからの選手輸送「遅延ゼロ」分単位で計画「円滑に進められた」

公益財団法人東京2025世界陸上財団は10月21日、第31回理事会を開き、大会の開催結果について報告したあと、報道陣への記者ブリーフィングを開いた。 9月13日から21日まで、東京・国立競技場をメイン会場に開かれた世界選 […]

NEWS 東京世界陸上の成功を報告「観客の熱狂が選手の力引き出した」入場者数過去最多約62万人

2025.10.21

東京世界陸上の成功を報告「観客の熱狂が選手の力引き出した」入場者数過去最多約62万人

公益財団法人東京2025世界陸上財団は10月21日、第31回理事会を開き、大会の開催結果について報告した。 9月13日から21日まで、東京・国立競技場をメイン会場に開かれた世界選手権。参加選手数は193の国と地域・難民選 […]

NEWS 箱根駅伝「関東学生連合チーム」選出は総合順位つかずとも選出 予選会中継時情報の訂正と謝罪

2025.10.21

箱根駅伝「関東学生連合チーム」選出は総合順位つかずとも選出 予選会中継時情報の訂正と謝罪

一般社団法人関東学生陸上競技連盟は10月20日、日本テレビで放送された第102回箱根駅伝予選会の中継において、関東学生連合チームの選出方法についての解説で誤りがあったといして訂正を発表した。 関東学生連合チームは箱根駅伝 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top