2022.10.01
◇アスレチックスチャレンジカップ(10月1、2日/新潟デンカビッグスワンスタジアム)1日目
日本グランプリシリーズ新潟大会のアスレチックスチャレンジカップの1日目が行われ、チャレンジ種目の女子3000mにオレゴン世界選手権10000m代表の小林成美(名城大)が出場。9分24秒02で6位だった。
今夏のオレゴン世界選手権10000m代表となりながら出国時の検査により新型コロナウイルス感染のため出場できなかった小林。夏合宿を経て、9月の日本インカレ10000mでは33分32秒91で5位だった。
「国体もあるので調整練習の位置づけ。一度状態を落としてしまったので、調子を上げていくイメージです」と小林。練習の感覚もまだ万全ではなかあったという。
「引っ張ってもらってラスト上げていく」プランを描いていたが、「ペースが上がらなかったので自分で引っ張ったのですがうまく引っ張れなかったのは課題」と、積極的に走りながらも中盤は順位を下げた。
トラックで悔しい思いをしたが、「運も実力も備わっていないと代表になれないということ」と小林。「それはいったん置いて駅伝に切り替えています」と言う。
全日本大学女子駅伝6連覇、富士山女子駅伝5連覇を目指す名城大の絶対エースであり主将。「夏合宿でもケガ人がなくしっかり練習できています」。日本インカレ5000mで同期の山本有真が優勝。このレースでも柳樂あずみが9分21秒41でトップ、グランプリ5000mで米澤奈々香が15分31秒63の好タイムをマークするなど、順調そのもの。
「主将としてチームを引っ張っていきたい。まとめていければと思います」と小林。大学駅伝ラストシーズンで、どんな走りを見せるだろうか。

|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.15
-
2025.06.15
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.06.04
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.16
800m昨年全国8位の菊池晴太が1分50秒03の大会新V「収穫と悔しさがある」400mH長谷川桜介が51秒19、三段跳の菅野穂乃は大会新/IH東北
◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の3日目が行われ、男子800mは菊池晴太(盛岡第四3岩手)が1分50秒03の大会新で […]
2025.06.16
走幅跳IH2位の成澤柚日が自己新6m11で3連覇!柴田弥聖が2年連続ロングスプリント2冠/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム) 広島インターハイを懸けた北関東地区大会の2日目が行われ、女子走幅跳で成澤柚日(共愛学園3群馬)が自己新の6m11(+1. […]
2025.06.16
円盤投・松元美春が最終投てきで大逆転連覇&3年連続IHへ!走幅跳・木浦が自己新連発7m20、大混戦800mは田中が2年生V/IH南九州
◇インターハイ南九州地区大会(6月13~16日/熊本市・えがお健康スタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた南九州地区大会の3日目が行われ、女子円盤投は松元美春(出水3鹿児島)が39m42で2連覇を達成した。 広告の下 […]
2025.06.16
中村学園女3種目V 小松美咲800m2分05秒63の大会新で2連覇&2冠 走幅跳とハンマー投も制す 大塚涼也がやり投65m51/IH北九州
◇インターハイ北九州地区大会(6月13日~16日/佐賀・SAGAスタジアム) 広島インターハイをかけた北九州地区大会の3日目が行われ、中村学園女(福岡)が女子3種目で制した。 広告の下にコンテンツが続きます なかでも80 […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会