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2022.08.06

男子4×100mRで日本が初の金メダル! 女子10000m競歩の大山藍、柳井綾音は銀&銅 ハンマー投の村上来花も銅メダル獲得/U20世界選手権DAY5
男子4×100mRで日本が初の金メダル! 女子10000m競歩の大山藍、柳井綾音は銀&銅 ハンマー投の村上来花も銅メダル獲得/U20世界選手権DAY5


◇U20世界選手権(8月1日~6日/コロンビア・カリ)5日目

U20世界選手権の5日目が行われ、男子4×100mリレーでは日本が39秒35で大会初の優勝を飾った。

大雨の影響で競技開始が大幅に遅れてのスタートとなるなか、日本は予選と同じ池下航和、藤原寛人、舘野峻輝、栁田大輝のオーダーで臨んだ。

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前半は南アフリカ、ジャマイカ、米国などがリードし、日本は5番手付近を追走。3走の舘野から4位でバトンを受けた栁田は、前を走る米国をかわして3位に浮上すると、ジャマイカとの競り合いを制して2位でフィニッシュした。しかし、1位でゴールした南アフリカにレーン侵害があり、レース後に失格。2位以下の順位が繰り上がった。

U20世界選手権男子4×100mリレーにおける過去最高順位は14年、16年の2位。次世代を担う若き日本のリレーメンバーが快挙を達成した。

また、この日は日本勢のメダルラッシュとなり、午前中に行われた女子10000m競歩では高校2年生の大山藍(鹿児島女高)が46分24秒44で銀メダル、柳井綾音(立命大)が46分43秒07で銅メダルを獲得。女子ハンマー投ではU20日本記録を持つ村上来花(九州共立大)が61m45のシーズンベストで3位に食い込んだ。

男子400mハードルでは森髙颯治朗(近大)が51秒23で8位入賞。2人が決勝に進んだ男子やり投は中村竜成(国士大)が68m17で9位、井上堅斗(九州共立大)が66m61で11位と惜しくも入賞を逃した。男子10000m競歩は下池将多郎(鹿児島工高)は17位、大家利公(順大)は20位。男子3000mの佐藤圭汰(駒大)と吉岡大翔(佐久長聖高)は決勝を棄権した。

この他、男子4×400mリレーの予選も行われ、有田詞音、友田真隆、森髙、小川大輝のオーダーで挑んだ日本は予選トップタイムの3分07秒25で決勝進出を決めている。

海外勢では女子4×100mリレーでジャマイカが42秒59のU20世界記録で圧勝。男子三段跳ではJ.ヒバート(ジャマイカ)が17m27(±0)で大会新記録を樹立して、金メダルに輝いた。

最終日は午後セッションのみが行われ、日本からは男子3000m障害決勝に黒田朝日(青学大)と大沼良太郎(城西大)、女子1500m決勝に澤田結弥(浜松市立高)、そして最終種目の男子4×400mリレー決勝に出場する。

◇U20世界選手権(8月1日~6日/コロンビア・カリ)5日目 U20世界選手権の5日目が行われ、男子4×100mリレーでは日本が39秒35で大会初の優勝を飾った。 大雨の影響で競技開始が大幅に遅れてのスタートとなるなか、日本は予選と同じ池下航和、藤原寛人、舘野峻輝、栁田大輝のオーダーで臨んだ。 前半は南アフリカ、ジャマイカ、米国などがリードし、日本は5番手付近を追走。3走の舘野から4位でバトンを受けた栁田は、前を走る米国をかわして3位に浮上すると、ジャマイカとの競り合いを制して2位でフィニッシュした。しかし、1位でゴールした南アフリカにレーン侵害があり、レース後に失格。2位以下の順位が繰り上がった。 U20世界選手権男子4×100mリレーにおける過去最高順位は14年、16年の2位。次世代を担う若き日本のリレーメンバーが快挙を達成した。 また、この日は日本勢のメダルラッシュとなり、午前中に行われた女子10000m競歩では高校2年生の大山藍(鹿児島女高)が46分24秒44で銀メダル、柳井綾音(立命大)が46分43秒07で銅メダルを獲得。女子ハンマー投ではU20日本記録を持つ村上来花(九州共立大)が61m45のシーズンベストで3位に食い込んだ。 男子400mハードルでは森髙颯治朗(近大)が51秒23で8位入賞。2人が決勝に進んだ男子やり投は中村竜成(国士大)が68m17で9位、井上堅斗(九州共立大)が66m61で11位と惜しくも入賞を逃した。男子10000m競歩は下池将多郎(鹿児島工高)は17位、大家利公(順大)は20位。男子3000mの佐藤圭汰(駒大)と吉岡大翔(佐久長聖高)は決勝を棄権した。 この他、男子4×400mリレーの予選も行われ、有田詞音、友田真隆、森髙、小川大輝のオーダーで挑んだ日本は予選トップタイムの3分07秒25で決勝進出を決めている。 海外勢では女子4×100mリレーでジャマイカが42秒59のU20世界記録で圧勝。男子三段跳ではJ.ヒバート(ジャマイカ)が17m27(±0)で大会新記録を樹立して、金メダルに輝いた。 最終日は午後セッションのみが行われ、日本からは男子3000m障害決勝に黒田朝日(青学大)と大沼良太郎(城西大)、女子1500m決勝に澤田結弥(浜松市立高)、そして最終種目の男子4×400mリレー決勝に出場する。

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