5月27~28日、ダイヤモンドリーグ第3戦が米国・オレゴン州が開催され、28日の男子400mでは東京五輪5位のM.ノーマン(米国)が43秒60のダイヤモンドリーグ記録で優勝した。ノーマンの母は、かつて1989年の全中女子100mで11秒96の日本中学記録を樹立した伸江さん(旧姓・斎藤)。
2位には五輪3大会連続メダル(12年ロンドン金、16年リオ銀、21年東京銅)のK.ジェームス(グレナダ)が44秒02で続き、3位のM.ハドソン・スミス(英国)は44秒35で英国記録を更新した。
28日には好記録が多数誕生。男子砲丸投では世界記録保持者のR.クルーザー(米国)が23m02で勝利した。男子400mハードルは東京五輪銅メダルのA.ドス・サントス(ブラジル)が48秒10でV。男子5000mはB.アレガウィ(エチオピア)が12分50秒05の大会記録で勝った。
女子800mでは東京五輪銀メダルのH.ホジキンソン(英国)が1分57秒72で優勝。東京五輪金のA.ムー(米国)も出場予定だったが、新型コロナウイルスの感染により棄権していた。女子3000m障害はN.ジェルトー(カザフスタン/ケニアから国籍変更)が8分57秒97で制した。以上はいずれも今季世界最高だった。
女子スプリントはジャマイカ勢が圧勝。100mでは東京五輪100m、200m金メダルのE.トンプソン・ヘラーが10秒79(+0.7)で優勝。10秒92で2位のS.リチャードソン(米国)に0.13秒の差をつけた。200mは2008年北京五輪、12年ロンドン五輪の100m金メダリストのS.-A.フレイザー・プライスが22秒41(+0.8)で勝利した。
男子100m(-0.2)は15年北京世界選手権銅メダルのT.ブロメル(米国)が9秒93で勝利。男子1マイルには東京五輪1500m金メダルのインゲブリグトセン(ノルウェー)が出場し、3分49秒76で優勝した。
27日は3種目のダイヤモンドリーグ種目が行われ、世界記録保持者のA.デュプランティス(スウェーデン)が5m91で優勝。女子走高跳は19年ドーハ銀メダルのY.マフチフ(ウクライナ)が2m00で、女子円盤投は東京五輪金メダルのV.オールマン(米国)が68m35で制した。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.05.05
【大会結果】2024水戸招待陸上(2024年5月5日)
-
2024.05.05
-
2024.05.05
-
2024.05.04
-
2024.04.29
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.05
男子4×100mR日本がパリ五輪へ「もっと良いバトンができれば、金メダルも狙える」/世界リレー
◇2024世界リレー(5月4日、5日/バハマ・ナッソー)1日目 パリ五輪の出場権を懸けた世界リレーの1日目が行われ、男子4×100mリレー予選4組で日本が38秒10で1着となり、今夏のパリ五輪出場権を獲得した。 広告の下 […]
2024.05.05
【大会結果】2024水戸招待陸上(2024年5月5日)
【大会結果】日本グランプリシリーズG3 2024水戸招待(5月5日/茨城県水戸市・ケーズデンキスタジアム水戸) ●男子 100m 1位 2位 3位 1500m 出場者なし 110mH(-2.7) 1位 佐藤大志(レ […]
2024.05.05
「環境を変えて、良い滑り出しになった」 砂岡拓磨がセカンドベストで日本人トップ 28年ロス五輪をターゲットに/GGのべおか
◇第35回ゴールデンゲームズinのべおか(5月4日/宮崎県延岡市・西階陸上競技場) ゴールデンゲームズinのべおかの男子5000m最終A組では、砂岡拓磨(東京陸協)が圧巻の強さを見せた。 広告の下にコンテンツが続きます […]
2024.05.05
棒高跳・諸田実咲 大会新4m30で制すも「悔しい」パリ五輪目指し海外転戦/水戸招待
◇水戸招待陸上(5月5日/茨城・ケーズデンキスタジアム水戸) 日本グランプリシリーズG2の水戸招待が行われ、女子棒高跳は諸田実咲(アットホーム)が4m30の大会新記録で優勝した。 広告の下にコンテンツが続きます 日本記録 […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!