HOME ニュース、国内

2022.05.03

走高跳は真野友博が2m27でV「勝ち切れて良かった」セイコーGGPで2m33狙う/静岡国際
走高跳は真野友博が2m27でV「勝ち切れて良かった」セイコーGGPで2m33狙う/静岡国際


◇静岡国際(5月3日/静岡・エコパスタジアム)

日本グランプリシリーズ静岡大会の静岡国際が行われ、男子走高跳は真野友博(九電工)が優勝した。

広告の下にコンテンツが続きます

「調子が良くて身体も動いていました」という真野。赤松諒一(アワーズ)との一騎打ちとなったが、「他の選手を気にせず」2m27をクリアして優勝を決めた。「2m33を跳びたかった」とオレゴン世界選手権の参加標準記録をターゲットに定めていたが、「勝ち切れて良かったです」とホッとした表情を浮かべる。

2m31の自己ベストを持つ真野だが、昨年は「出られそうだった」東京五輪に届かず悔しさを味わった。五輪の結果を踏まえても「決勝に行けていたな」と感じたという。冬はこれまでと大きくトレーニングメニューは変えず土台をアップ。その中で、「走り込みでスピードアップ」してきた。結果的に春先はスピードが上がって「助走の前半の安定感がなかった」が、ここに来てしっかり合わせてきた。

次戦は週末のセイコーゴールデングランプリ。「2m30、そして2m33を跳びたい。今年の一番のターゲットは世界選手権です」と力強く宣言した。

日本記録を持つ戸邉直人(JAL)は2m15の8位にとどまった。

広告の下にコンテンツが続きます
◇静岡国際(5月3日/静岡・エコパスタジアム) 日本グランプリシリーズ静岡大会の静岡国際が行われ、男子走高跳は真野友博(九電工)が優勝した。 「調子が良くて身体も動いていました」という真野。赤松諒一(アワーズ)との一騎打ちとなったが、「他の選手を気にせず」2m27をクリアして優勝を決めた。「2m33を跳びたかった」とオレゴン世界選手権の参加標準記録をターゲットに定めていたが、「勝ち切れて良かったです」とホッとした表情を浮かべる。 2m31の自己ベストを持つ真野だが、昨年は「出られそうだった」東京五輪に届かず悔しさを味わった。五輪の結果を踏まえても「決勝に行けていたな」と感じたという。冬はこれまでと大きくトレーニングメニューは変えず土台をアップ。その中で、「走り込みでスピードアップ」してきた。結果的に春先はスピードが上がって「助走の前半の安定感がなかった」が、ここに来てしっかり合わせてきた。 次戦は週末のセイコーゴールデングランプリ。「2m30、そして2m33を跳びたい。今年の一番のターゲットは世界選手権です」と力強く宣言した。 日本記録を持つ戸邉直人(JAL)は2m15の8位にとどまった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.05.06

【高平慎士の視点】男子4×100m、4×400m「収穫ある4位」五輪シードレーン獲得、後手に回ってメダル争いの価値/世界リレー

バハマ・ナッソーで開催された2024世界リレー(5月4日、5日/日本時間5日、6日)で男子の4×100mと4×400mがパリ五輪出場権を獲得した。初日の予選で、4×100mは38秒10で1着通過して五輪切符を決めると、決 […]

NEWS ダイヤモンドリーグ・ドーハに三浦龍司、田中希実、ディーン元気がエントリー!

2024.05.06

ダイヤモンドリーグ・ドーハに三浦龍司、田中希実、ディーン元気がエントリー!

5月10日に行われるダイヤモンドリーグ(DL)ドーハ大会のエントリーリストが発表された。 男子3000m障害に日本記録保持者の三浦龍司(SUBARU)が登録。世界記録保持者のラメチャ・ギルマ(エチオピア)、ブダペスト世界 […]

NEWS 男子は銭海峰が1時間19分05秒でトップ 女子はベテラン・劉虹が快勝/WA競歩ツアー

2024.05.06

男子は銭海峰が1時間19分05秒でトップ 女子はベテラン・劉虹が快勝/WA競歩ツアー

5月5日、世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドのコルゼニフスキ・ワルシャワ競歩カップがポーランドで開催され、男子20km競歩では銭海峰(中国)が1時間19分05秒で、女子20km競歩はリオ五輪金メダリストの劉虹(中国)が […]

NEWS 米国が4種目を制覇! 男子4×400mはボツワナが2分59秒11で初優勝/世界リレー

2024.05.06

米国が4種目を制覇! 男子4×400mはボツワナが2分59秒11で初優勝/世界リレー

5月4日、5日の両日、バハマ・ナッソーで世界リレーが開催され、米国が5種目中4種目で優勝を飾る圧倒的な強さを見せた。 男子4×100mではアンカーに世界選手権100m王者のN.ライルズを起用。1走から3走も全員が100m […]

NEWS 20km競歩・山西利和がWA競歩ツアーで1時間19分37秒で3位 パリ五輪逃しても力示す

2024.05.06

20km競歩・山西利和がWA競歩ツアーで1時間19分37秒で3位 パリ五輪逃しても力示す

世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールドのコルゼニフスキ・ワルシャワ競歩カップが5月5日にポーランドで開催され、男子20km競歩に、19年ドーハ、22年オレゴンと世界選手権連覇している山西利和(愛知製鋼)が出場。1時間19分 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top