HOME ニュース、海外

2022.03.07

東京五輪女子5000m8位のジャンが最終戦制す 男子はヌディクムウェナヨが優勝/WAクロカンツアー
東京五輪女子5000m8位のジャンが最終戦制す 男子はヌディクムウェナヨが優勝/WAクロカンツアー

Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

3月6日、WA(世界陸連)クロスカントリー・ツアー・ゴールドの最終戦が開催され、女子(9000m)は東京五輪5000m8位のY.ジャン(トルコ)が27分24秒で、男子(10000m)はT.ヌディクムウェナヨ(ブルンジ)が28分04秒で優勝した。

ケニア出身のジャンは19歳だった2016年にトルコ国籍を取得。同年7月の欧州選手権で5000mと10000mの2冠を達成すると、翌月のリオ五輪で5000m6位、10000m7位と初の国際大会入賞を果たした。20年の世界ハーフマラソン選手権でも7位に入っている。

広告の下にコンテンツが続きます

ヌディクムウェナヨは1500m3分37秒25、5000m13分25秒30と、トラックの自己記録は特筆するほどではないが、17歳だった14年にはユース五輪の3000mで銀メダル獲得、19年の世界クロカンで9位に入った実績がある。

男子の2位は17年ロンドン世界選手権5000m7位のA.カイフル(エリトリア)で1位と20秒差の28分24秒。女子は接戦で、E.チェロノ(ケニア)が1位と1秒差の27分25秒で2位に続いた。

このツアーは昨年から今年にかけて初めて実施された。獲得ポイントでのトップは男子がR.クウィゼラ(ブルンジ)の3840点、女子はR.ダニエル(エリトリア)の3820点だった。

広告の下にコンテンツが続きます
Mochizuki Jiro(Agence SHOT) 3月6日、WA(世界陸連)クロスカントリー・ツアー・ゴールドの最終戦が開催され、女子(9000m)は東京五輪5000m8位のY.ジャン(トルコ)が27分24秒で、男子(10000m)はT.ヌディクムウェナヨ(ブルンジ)が28分04秒で優勝した。 ケニア出身のジャンは19歳だった2016年にトルコ国籍を取得。同年7月の欧州選手権で5000mと10000mの2冠を達成すると、翌月のリオ五輪で5000m6位、10000m7位と初の国際大会入賞を果たした。20年の世界ハーフマラソン選手権でも7位に入っている。 ヌディクムウェナヨは1500m3分37秒25、5000m13分25秒30と、トラックの自己記録は特筆するほどではないが、17歳だった14年にはユース五輪の3000mで銀メダル獲得、19年の世界クロカンで9位に入った実績がある。 男子の2位は17年ロンドン世界選手権5000m7位のA.カイフル(エリトリア)で1位と20秒差の28分24秒。女子は接戦で、E.チェロノ(ケニア)が1位と1秒差の27分25秒で2位に続いた。 このツアーは昨年から今年にかけて初めて実施された。獲得ポイントでのトップは男子がR.クウィゼラ(ブルンジ)の3840点、女子はR.ダニエル(エリトリア)の3820点だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.17

やり投・長沼元は74m70で予選36位にとどまる 最終調整で腰に痛み「力んでしまった」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションが行われ、男子やり投予選B組に出場した長沼元(スズキ)は74m70で組17位、全体36位で決勝進出はならなかった。 今季は自 […]

NEWS 鵜澤飛羽は1組5レーン ベドナレク、オガンドらパリ五輪入賞者と同組 200m準決勝スタートリスト発表/東京世界陸上

2025.09.17

鵜澤飛羽は1組5レーン ベドナレク、オガンドらパリ五輪入賞者と同組 200m準決勝スタートリスト発表/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場) 東京世界陸上6日目のイブニングセッションで行われる男子200m準決勝のスタートリストが発表され、予選6組を20秒39(±0)の3着で通過した鵜澤飛羽(JAL)は1組5レー […]

NEWS 200m・飯塚翔太は20秒64で予選組6着 地元開催に「この雰囲気で準決勝に立てていたら」/東京世界陸上

2025.09.17

200m・飯塚翔太は20秒64で予選組6着 地元開催に「この雰囲気で準決勝に立てていたら」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界選手権5日目のイブニングセッションが行われ、男子200m予選1組に出場した飯塚翔太(ミズノ)は20秒64(-0.2)で6着となり、準決勝進出はならなかった。 […]

NEWS 棒高跳ムーンが4m90でイシンバイェワ超えの3連覇!モリスとの白熱の米国対決制す/東京世界陸上

2025.09.17

棒高跳ムーンが4m90でイシンバイェワ超えの3連覇!モリスとの白熱の米国対決制す/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションが行われ、女子棒高跳はケイティ・ムーン(米国)が4m90で史上初の3連覇を達成した。 白熱の好勝負となった。その主役となった […]

NEWS 200m・水久保漱至は今季ベスト20秒51も予選敗退 「根本的な力が足りないと肌で感じた」/東京世界陸上

2025.09.17

200m・水久保漱至は今季ベスト20秒51も予選敗退 「根本的な力が足りないと肌で感じた」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)5日目 東京世界陸上5日目のイブニングセッションが行われ、男子200m予選3組に出場した水久保漱至(宮崎県スポ協)は20秒51(-0.3)の7着で、準決勝進出はならなかった […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top