第21回U20世界選手権(8月5日~9日/米国・オレゴン)の結団式が7月31日、千葉県成田市内のホテルで行われた。
男子100mと4×100mリレーの代表に選ばれた菅野翔唯(東農大二高3群馬)は「ここ数日の練習がすごく良かったです。この調子で本番でもPB(自己ベスト10秒16)を更新できれば」と順調な調整ぶりを口にした。
菅野のタイムは今季U20世界ランキング17位。200mで19秒67のU20世界歴代2位の記録を持ち、100mでも今年2月に10秒00の自己新を出しているガウト・ガウト(豪州)はケガで欠場を表明しているが、海外勢の強さは感じている。今季はU20世界選手権出場を目標に、国内ではシニアの大会にも積極的に出場してきた。
「力みやすいタイプなので、織田記念や日本選手権で競ってきた成果を出したいです」と語る。そして、清水空跳(星稜高3石川)らとともに4×100mリレーでも主力となりそう。「コーチ陣からアンダーハンドパスで行うと言われましたが、学校でもやっていますし、しっかりつなぎたい」。
インターハイと近い日程となり、U20世界選手権挑戦を掲げた菅野。「顧問の斎藤嘉彦先生も自分の意見を聞いてくれて送り出してもらいましたし、インターハイに出るチームの仲間のためにもちゃんと世界で結果を残したい」と語った。
男子1500mと3000mで代表に入った本田桜二郎(早大)は「これまで海外でのレースはありますが、世界大会をトラックで戦うのは初めてなので、雰囲気を楽しみたい」と力を込めた。
国内の1500mでは前半から主導権を握るレースを展開している。「日本でのスタイルをあまり変えずに、世界にどれだけ通用するか、スタイルを貫きとおしたいです」。1500mではレース展開次第でU20日本記録(3分37秒18)の更新を目指している。
また、同学年チームメイトの新妻遼己が3000mで、増子陽太が5000mで代表に入っている。「異国の地で寝食をともにしている家族のような存在がいるので、パフォーマンスにも影響してくるので頼もしいです」と、仲間の存在も力に変えてベストを尽くすつもりだ。
女子1500mのドルーリー朱瑛里(岡山陸協)は秋からワシントン大学に入学する。その前に米国でのレース。「今できる最大限の力を出し切りたい」と意気込んだ。
日本選手権では貧血の症状が出たが、すでに改善している。田中希実(豊田自動織機)らと合宿を行い、「縁があってすごく良い環境で練習させてもらいました。ダイヤモンドリーグなどの海外レースの経験を教えてもらい、いろんな面で学びました」。
今大会には同学年の800m日本記録保持者・久保凛(積水化学)も選ばれている。「日本のトップ選手ですが、すごく話しやすい。会えるのが楽しみ」と心待ちにしているようだった。
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